※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。



帯状疱疹。


痛い。

あれは本当に痛いんです。

実際になった人はご存知ですよね。


「あれ? なんだかピリピリするな」


片方のお腹、背中、腕、或いは頭の表面が痛くなる。


「なんにもなってないんだけどな......」


しかしふとその場所を触ってみると、なんかぶつぶつが出来てる。


「え?」


鏡をみると赤いブツブツが......。するとどんどん痛みが増してくるんですよねー。


範囲に鼻や目が含まれる時は本当に危険です。


角膜や虹彩に炎症が及んで視力が低下したり、酷いと失明することもあるようです。


その場合は必ず眼科を受診して、合併症が目に出てないかチェックしてもらいましょう。


さて。それではもう少し詳しく解説致します。


【帯状疱疹とは】

・ヘルペスです。

・子供の頃に感染した水痘(みずぼうそう)ウイルスが、知覚神経を伝って神経根に潜り込み、隠れて住み続けていて、免疫力が下がった瞬間を狙って暴れ出します。

・顔、脇腹、腕、腰の左右どちらか片方のみに、ピリピリチクチクする痛みが生じます。

※この時点でも、あまりに痛くて虫垂炎や尿路結石と間違えられることがあります。

・数日後、赤い発疹や水疱が帯状に出てきます。

※出典:BIKEN

※出典:サワイ健康推進課

50歳から急に増え始め、80歳までに3人に1人がかかるとも言われてます

※出典:サワイ健康推進課

・だから50歳以降はワクチン接種がすすめられてる訳です。

早期治療によって後遺症が少なくなるので、症状出現から3日以内に受診しましょう。そうすれば1週間で治ります。

・逆に治療が遅れると、痛みの後遺症が残りやすくなり、1年以上苦しむことになるかもしれません。

※出典:BIKEN


【急性期の治療(薬)】

効果が出るのに2-3日かかります

・抗ウイルス薬の塗り薬内服、或いは点滴です。

・うちを含めてどこのクリニックでも処方出来ます。

・アラセナ軟膏、バルトレックス(バラシクロビル)などがよく使われます。※3000mg分3を7日間。


【後遺症の治療】

・2割の人は痛みが残ってしまいます。

※出典:BIKEN

・こうなると一筋縄じゃあいきません。

・通常の痛み止めであるカロナールやロキソニンに加えて、神経障害性疼痛薬のリリカやタリージェも使われます。それでもダメならブロック注射、鍼灸など......。

・少しでも良くなりよう祈っております。


【ワクチン】

発症予防重症化予防を目的としますが、完全に防げる訳ではありません。

生ワクチン不活化ワクチンがあります。

※出典:BIKEN

・それぞれの特徴は次の通りなんですが、帯状疱疹において不活化ワクチンは90%で10年、生ワクチンは60%で5年の予防効果とされてますんで......。


※出典:BIKEN

・皆さん不活化ワクチンを選ばれることが多いですね。まあ正直なところ自分もそうするでしょう。

・ただ不活化ワクチンの方が副反応は多くなりますし、とにかく高いこともしっかり書かせていただきます。


【助成金について】

・国と自治体と両方であります。

・65歳以上から5年毎に受けられます。

・詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。


今回は以上です。

皆さん、お疲れ様でした。


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