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突然すみません。
タイトルの雰囲気がいつもと少し違いますよね。
いやね、そういう時期なんですよ。
新年、新学期、受験。
キーワード盛り盛りです。
中高生が大変な時期です。
たまにはこういうのも大事かと思いまして。
何故って、けっこういらっしゃるんですよね、メンタルクリニックの予約が取れず、やむを得ず当院に来院される親子の皆さんが。
食欲がない、お腹が痛い、だるい、学校に行きたいない...。症状は色々です。
もちろんクローン病や潰瘍性大腸炎や甲状腺機能低下症状など、本当に器質的疾患の除外が必要なケースもありますが、過敏性腸症候群を含めて大半は精神的な症状です。
さらにその原因は友人関係と、そしてなんと言っても受験が多い。
「受験うつ」
こういうワードもあるようです。
正式な病名ではありませんが、既に日本精神医学研究センターで紹介されてるくらい、認知度は高いようです。
東大前に居を構える某タレント先生のクリニックでは、受験うつ専門外来とか合格プログラムもやってらっしゃるようです。著書も出されているようで。
いずれにせよ、需要があるってことは悩んでる人が多いってことであり、確かに人生が戦いである本質は変わりません。
とは言え競技人口100%の戦いは本当に熾烈をきわめますんで、やっぱり適性がない子を無理矢理戦場に放り込むのはちょっと...。時代背景にも思いを寄せざるを得ません。
自分も一人息子の父親です。奥様のサポートに回って、共に受験で色んなものと戦って来た自負があります。
そんな訳で自分なりの教育論と子供への接し方を書いてみたいと思います。どうぞお付き合い下さい。
皆さん、世の中厳しいですよね。
円安と物価高の流れは止まらず、日本オワコン説も真実味を帯びてきました。
なんとか高市さんに乾坤の一滴を...と期待はするものの現実は厳しそうです。
ちなみに医者だって厳しい時代です。息子をどの道に進ませればいいのかすっごくすっごく悩みましたよ。
とにかく子供には自立できる道を進んでもらいたい。
いや、もっと素直に言えば金を稼げるようになってもらいたい。
そんな流れがあって、当然の如く中学受験過熱時代です。
堀江貴文さんは「受験は時代遅れ」と言うけれども、成功された方の金言は一方で現実的じゃないんですよね...。
子供がPCやプレゼンの技術をマスターして、起業したりビジネス界で一流の仕事をする、そんな確実な未来があるんだったらどれだけ安心でしょう。
親はどうしても冒険させるより守りに入ってしまうものです...。
ご存知の通り、都内の小学校では中学受験する流れがもう凄いことになってますよね。
周りを見て「うちもやらなきゃ」って調べると、首都圏のSAPIXはどこも小1から埋まってる。既に椅子取りゲームで出遅れてしまってるんですよねぇ。
そこで、SAPIXから派生したグノーブルになんとか入って一安心...と思ってたら、週1だった授業が週2週3と増えていき、気が付いたら算数国語理科社会の4教科になってる。
4年生からは特にガチな雰囲気で、毎回配られるプリントが多過ぎて、今子供が何をしてるのかすら把握出来なくなる。
そして気付けばどんどんクラスは落下...。もはや転塾するかどうか悩みどころ...。
「子供に勉強しろと言っても全く言うことをきかない!」
「そもそもやりたいと言い出したのは子供の方なのに!」
「いったい自分達は何と戦っているの?」
そう思うのも無理はありません。
ですから断言します。
学力二極化の波は止まりません。
中学受験において、両親の徹底的サポートなしでは戦いにすらなりません。共働きであのスケジュール管理は絶対に無理です。
中学受験に勝つには母親の狂気、父親の超寛容的協力、資金力、その全てが必要不可欠なのです。
自分は小学校4-5年生が人生の別れ道だと思います。少なくとも勉強という範疇においては。
「受験における上を目指して負荷をかけ続ける人生か」
「受験という戦いの螺旋から降りて違う道を模索するか」
※もちろん、勉強そのものが大好きで楽しんで戦える天才はそのままでいいんです。そうであれば負荷にはなりませんのでね。
小学校4-5年で判断しなくてはならない。
いやですよねぇ。でもこれが現実なんです。
何故ならトップ達は名だたる中高一貫に進学し、あの悪名高い鉄緑会に通い、どんどんどんどん遠くへ行ってしまうんです。
今や筑駒、開成、桜蔭だけじゃありません。豊島岡、聖光、渋幕、渋々、海城、麻布までが含まれるでしょう。
鉄緑会の地獄カリキュラムは本当に非人道的です。
ついていくのが地獄ってこともありますが、それが本質ではありません。ついていける奴の加速ぶりは、ついていけない奴からすると人権を否定されるくらい地獄という意味です。
そして彼らは大学合格実績の全てを独占します。中学受験組以外の高校生が途中から追いつけるはずがないんです。
更に、中学受験を戦わなかった者達にはもっと厳しい現実が待ちかまえています。
昔なら高校から勉強しても辿り着けたGMATCH。そこにすら届かない可能性が高いんです。「SAPIX生の平均値はGMATCH」とはよく言ったもんです。
そう。小学4-5年の時点で既に決着はついているんです...。
ここでまた断言させて下さい。
「お母さん、お父さん、あなた達のせいではない」
時代がそうさせるんです。
中学受験で自学自習の習慣が身につく?
一緒に戦う姿勢と覚悟が親に足りない?
いえいえ条件が厳し過ぎますよ。
そんなことが可能な家庭は限られています。
出来る奴は最初から出来るんです。時代に合わせられる奴は最初から合わせられるんです。
不登校?
友達がいない?
引きこもってる?
こんな時代じゃ仕方ないですよ。
金が稼げないのは時代のせいです。
団塊世代が偉いんじゃない。
あいつらは運が良かっただけです。
愛してあげましょ。
友人感覚で付き合ってあげましょ。
やりたいことができたら応援してあげましょ。
もちろん、それでも戦いたいと手を挙げるお母さん、お父さん、その決断に心から拍手を送ります。
もし、ご相談にのれることがありましたらお気軽にどうぞ。
全ての問題を解決出来るとか、全ての症状を改善出来るとか、そんな大それたことは言えませんし言いません。ただちょっとだけ気持ちの負担が減ってくれれば...と思っています。
将来的には自分と同じく医師である奥様にも参加していただこうと思っております。彼女も相当苦労しましたからね。心を病む気持ちはよぉく分かっています。
受験と戦わない。
受験と戦う。
どちらが正解なんてことは絶対にありません。
どちらを選んでも、本気で選んだなら、全肯定させていただきます。
なんとかこのしみったれた日本で生きていくしかないんです。海外? そんな最強メンタル持ってるなら最初から悩みませんよね。
使えるものはなんだって使ってやりましょ。
今回は以上です。
それでは皆さん、お疲れ様です。
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