安全運転の新常識 | オカポンのブログ

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岡本 誠 OKAMOTO Makoto

山梨で10年間暮らしほぼ毎日車を運転するなかで、これは安全運転の常識としてみな実行すべきだ、と思うことがありましたのでまとめました。

●右折待ちの時に車体とハンドルをまっすぐにする

右折時にハンドルを切って車を斜めにしている車を時々見かけます。これは危険です。


車体が斜めだと、対向車や直進車に接触されるリスクが高まる。
 


真っ直ぐに停車していてもハンドルを切っていると、追突された時に対向車線へ飛び出して衝突する。
 

写真 乗り物ニュースより
交差点の中央部の右折待ちの停止線が斜めに引かれているのも困ったものです。これは無視して真っ直ぐ止めましょう。
 

●信号のない横断歩道の手前は減速

写真 ベストカーWebより
9割以上のドライバーが違反している横断歩道ルール。信号のない横断歩道で歩行者や自転車が横断待ちをしていたら、自動車は必ず一時停止をして、歩行者や自転車を先に渡らせる、これがルールです。
県別の横断歩道停止率は、長野県がトップで72%。山梨県は36%と落ちますが6位です。東京は7%とワースト2位でした。
信号機のない横断歩道における停止率【2020年】
山梨にいる時は横断歩道で止まるようにしていました。会社までの運転で、信号のない横断歩道が何個あるか数えたところ20個ありました。以降、横断歩道で歩行者を見かけたら止まります。
困るのが片道二車線でも横断歩道があること。左側で車が止まっていて歩行者が渡り始めていても見えず、右側を追い抜いてしまう危険があります。片道二車線なら信号を設置すべきです。
東京に帰ってからも、信号のない横断歩道の手前50mと30mにはダイヤモンド/ひし型の路面標示があるので、これを見たら注意して減速するようになりました。
 

●雨天時はライトを点灯

ヘッドライトは道路を照らすためではなく、自車の存在を対向車や周りに知らせるためのものです。そういう意味では、雨天時はウインドウの水滴により車が見えにくくなるので、ライトは点灯すべきです。
30年前、米国で生活していた時にこれに気付きました。当時から比べると日本でも雨天時のライト点灯は増えたが、まだまだ少ない。薄暗くなってもライトを点灯しない車も多い。道路が見えるから点灯しない、と思っているバカが多いのではないでしょうか。
 

山梨県警3H運動「早めのライト点灯」「ハイビームの活用」「反射材の使用」

山梨県警ではこの「3H」を呼びかけています。「早めのライト点灯」は前項で述べた通り。
「ハイビームの活用」は東京都23区内を走る時は不要かもしれません。しかし街灯も歩道もない道を走る時、ハイビームにしていないと歩行者は直前まで見えません。また曲がりくねった山道を走る時も、ハイビームの方が自車の存在を早く知らせることができます。
「反射材の使用」は歩行者や自転車の話ですが、山梨で運転していて反射材により歩行者に気付くことが何度もありました。特に靴に付けると、動きがあり一番下にあるのでロービームでも気付く。自転車はペダルに反射材が付いていると上下に動くので気付きやすい。私はロードバイクに乗っていますが、ビンディングペダルにリフレクターユニットを付けていて、これはテールライトよりも気付き易いと思います。
この3H運動は埼玉県など他県でも取り上げていますが、全国で強力にPRすべきだ思います。
 

●ブレーキは左足で踏む

写真 AUTO MESSE WEBより
高齢者のペダル踏み間違いによる事故が社会問題化しているが、左足ブレーキで解決される件数も多いのではないでしょうか。自分の運転免許はマニュアル車も乗れますが、最初から左足ブレーキだけで運転しています。踏みかえが要らないので、反応速度は間違いなく速い。


●踏切は止まらず進む

写真、例外として一時停止が不要な踏切、乗りものニュースより
これをやると道路交通法違反になるので新常識とは言えませんが、海外では止まらないのが普通。交差点の直進が止まらないのなら、踏切も止まらなくていいはず。理不尽なルール、世界と異なるルールは改めた方がいいと思います。
 

以上