茨城旅行、第2日 | オカポンのブログ

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岡本 誠 OKAMOTO Makoto

茨城旅行、第2日

 

朝5時45分、朝食をマクドナルド竜ヶ崎ニュータウン店でとる。24時間営業は有り難い。



牛久大仏へ向かう。もやがかかっている。


大和ハウス工業・DPLの看板がある物流センター。同じ看板を他でも見た。大和ハウスは物流倉庫のビジネスを展開しているようだ。松屋の巨大な物流センターもあった。




 

前方に牛久大仏を発見。


ちょっとシュールな構図。


周辺は墓地。


全高120m。世界一の立像かと思ったら6位だった。


中に入り85mの展望台へ行けるようだが、開園が9時半と3時間も後のため、今回は諦めた。


ダムや高層ビルなど、大きな建造物が好きだ。牛久大仏も素晴らしい。開園時にまた来てみたい。3ブラボー

次につくば市へ向かう。展示館などはまだオープンしていないので、大きな公園を目指す。
圏央道を大型バスが何台も連ねて走っている。乗客は学生。就学旅行だろうか。


圏央道を牛久阿見ICで乗りつくば中央ICで降りる。


科学万博記念公園に到着。大型の犬を多く見かけた。


池にはカモが沢山いる。


これだけ広い公園で犬と遊ぶのは楽しそう。


次に洞峰(どうほう)公園に行く。テニスが人気。


この公園もカモが多い。


科学万博記念公園と洞峰公園。新しい街なので公園が大きくてきれいだ。3ブラボー



次に地図と測量の科学館へ行く。国土地理院の本拠地に併設されている。


9時半の開館まで1時間以上あり、屋外の展示を見る。紅葉がきれい。


電子基準点。GPSと通信し地殻変動を監視する。全国に1300ヶ所ある。


三角点の種類と説明。


直径22mの地球儀の一部。日本列島球体模型。日本地図で地球が丸くなっていることを実感できる。東京から北海道は丸くて見えないのだ。なぜかとても感動した展示物。


 

もう一つの感動は、地球と月の大きさと距離を示す模型。


この模型のサイズで、太陽の大きと位置はどうなるのか。なんと太陽の直径は116m、位置は13km先・筑波山あたりにある。太陽系の大きさを実感できる模型でした。これにも感動しました。


とても感動したので、記念写真を撮りました。


9時半に開館。つくば駅からのバスから家族づれが降りてくる。


係員が説明するツアーに参加。床の日本地図が赤青メガネで立体的に見える。


国土地理院が提供する「タッちず」。Webでも見れる。過去の航空写真と並べて見れるが素晴らしい。https://maps.gsi.go.jp/


剣岳で発見された錫杖(しゃくじょう)と鉄剣。明治40年、参謀本部陸地測量部が日本最後の空白地帯を埋めるべく未踏峰の剣岳を登頂したが、そこに平安時代の錫杖と鉄剣があった、という話の模造品。


地図に係る様々な展示がある。


午後に見学するJAXAの地球観測衛星「だいち2号」により地殻変動を捉える。屋外展示で見た電子基準点と通信する。


伊能忠敬の企画展も面白かった。


まず測量方法が興味深い。

 

その用具も展示されている。


沿岸部は全国すべて詳細に書かれているが、内陸部分は主要街道に限られる。この地図は山梨県のあたり。今もある地名が所々にあるのが面白い。


伊能忠敬は距離の測定に歩測も使っている。彼の歩幅は69cm。自分は60cmだった。彼より足が短いということ?


地図と測量の科学館は、今回の主目的の行き先ではなかったが、とても面白かった。とくに日本列島球体模型は良かった。5ブラボー



次はJAXA・筑波宇宙センター。ここは事前予約が必要だ。以前、音声ネットワークの商談でJAXAは何度か訪問したので懐かしい。

 

音声ガイダンスのアプリの案内があり、ダウンロードする。これが重要だった。

 

展示館の入り口。


展示館の中。


最初に人工衛星はどのぐらいの高さを飛んでいるかを示す展示。ここで先にインストールしたアプリの音声ガイダンスを番号に合わせて聞くと良く分かる。静止衛星は高く、通常の衛星は低い。


いろいろな人工衛星が展示されているが、ずいぶん大きい。これは地球観測衛星の「だいち」。重さ4トン、高さが6mもある。

 

宇宙ステーションも大きい。狭い室内の映像は見るが、外観は見ることがない。これは国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟。 コロナで中に入れなかったのが残念。


「はやぶさ2」はずっと小さい。


JAXA・筑波宇宙センターは、人工衛星の大きさを実感できて良かった。また、スマホアプリの音声ガイダンスのおかげで展示のポイントが理解ができた。4ブラボー



次は、首都圏外郭放水路・防災地下神殿。今回の旅行の目玉。インペラ探検コースという一番料金の高い見学コース(4000円)を予約した。
つくば市から春日部市へ移動し、江戸川河川にある庄和排水機場に到着する。


隣にサッカー場があり、この地下が防災地下神殿らしい。
 

 

第一立坑の回りはスケボー場になっている。
 


放水路を掘ったシールドマシンの面版が展示されている。

 

建物内は展示館となっている。

 

放水路の仕組みを説明する展示。


コントロールルームも見れる。


ガイドアプリの紹介がありインストールした。


15時からコース開始。首都圏外郭放水路を地図で説明される。


模型のライトが点灯し、放水路の仕組みが説明される。

 

排水ポンプが動く。このプロペラ(インペラ)を後で見学するのだ。


着用具の説明。腰まである長靴とライト付ヘルメットを付ける。


1階に降りて各自が用具を付ける。

 

第一立坑に入る。


一旦地上に戻り、地下神殿への入り口へ行く。


階段途中の写真撮影は禁止。


地下神殿に到着。古代ローマの遺跡か何かのような雰囲気。


説明員が携帯拡声器を使っていろいろ説明してくれる。


第一立坑を横から見る。


ARアプリを動かすと水の中にいる絵になる。


みなさん、記念撮影中。


自分は説明員のお姉さん達を撮る。

 

地下神殿のさらに奥へ進む。


いよいよインペラに向かい膝上の深さの泥水の中に入っていく。


水の圧力と冷たさを腿に感じる。ちょっと気持ち良い。


インペラは頭上にある。こんな所まで見せてくれる事に感激。


地下神殿に無事帰還。水の中にいた時間は約10分。ちょっとした冒険気分を味わった。


地上に戻ると暗かった。


展示館に戻り解散。記念品に、ここ春日部市が舞台のクレヨンしんちゃんのエコバッグをいただく。アンケートはスマホから。
 


防災地下神殿、今回の旅行の目玉だったが、やはり素晴らしかった。地下神殿は写真で見ていたが、実際はさらに巨大だった。長いゴム長靴を履かせられ泥水の中を歩かせるインペラ見学会は、いろいろなリスクがあると思うが、それを乗り越えて見学コースを開催したその英断には拍手を送りたい。民間ではなく自治体がやっていることも素晴らしい。見学会の参加費は4000円で、アンケートに高いと書いてしまったが、それ以上の価値はあると思う。5ブラボー

稲城の自宅に帰る。高速に乗るときは大雨だった。

以上