こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

【コウペンちゃんⒸるるてあ】

 

今日は、投稿ネタ

 

#見直してほしい法律

 

におじゃましております( ・ω・)

 

このネタは私の専門分野ではありますが、

端的に、安保法制、共謀罪、特定秘密保護法は、

速やかに廃止される必要がありますね。

 

 

 

さて、神武征討記の制作秘話です( ・ω・)

 

最新作

第83話

「神の戦士の集まる街・大坂!」

 

 

今回の第83話はかなりフリーハンドで書きました。

神武達が大坂に着くということと、

大坂がパンドラやハルマゲドン親衛隊の攻撃を受ける

ということ以外は、ほぼ何も決めずに書き始めました( ・ω・)

 

途中、神武やスケヨリヒメ達が、播磨(兵庫県)姫路で

神武近衛兵団と合流したり、ハリマノヒョウズ、ハリマノウミヒメ夫妻

のもてなしで宴会をしたりというシーンが自然と生まれました。

その中で、スケヨリヒメと神武近衛兵団の2人の会話が以下でしたね。

 

 

 

ソノナアマビメ「スケヨリヒメ女王様。女王様は、みなと踊らぬのですか?」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「う、うむ…妾は、こういう場は慣れておらぬでな…」

 

カチカチウサギメ「私たちでよければ、お話相手になりますよ。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「神武勢力というのは、身分・階級の差別は無いのか?

妾は、5品官以下の者と直接会話をすることも、姿を見せることも無い暮らしをしておった。

それが当たり前だと思っておった。」

 

ソノナアマビメ「なるほど。大和勢力だと、私たち7品官の者が

女王様と直接お話することなど恐れ多いことなのですね。」

 

カチカチウサギメ「神武近衛兵団は、階級でいえば、

兵長のカグヤツキヒメとオンガエシオツルが6品官、

その他の私たち12人は7品官。

大和勢力なら、1品官の女王様と拝謁することすらできない身分って、

ことなのですね。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「気を悪くせんでくれ…

ここは、神武勢力の領内。神武勢力のルールに従う。」

 

ソノナアマビメ「私たち神武勢力は、君主である神武様ご自身が、

身分・階級による差別を嫌われてますからねぇ。

もちろん、職務上の各階級での役割は大切にされていますけど。」

 

カチカチウサギメ「階級は役割にすぎない。

人は誰もが平等に尊い。それが我らの大王。神武様の基本思想ですね。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「人は誰もが尊い…

奴婢(奴隷)はどうしておるのじゃ?

いや、奴婢は人ではないか。」

 

カチカチウサギメ「神武勢力には奴婢はいません。

みな自由民です。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「奴婢がおらぬ!?

それでは、誰が食料を作るのじゃ!?」

 

ソノナアマビメ「農民が米や野菜を作り、

漁師が魚介類を採ります。また商人は、商売をし、

職人が物を作る。

そして、それぞれの仕事で上がった利益から税を納めてくれています。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「それでみな、逃げ出さぬのか?」

 

カチカチウサギメ「逃げ出す…?

逃げる理由もないでしょうねぇ。」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「どうやら…

神武勢力と我ら大和勢力は、国や民の在り方が根本的に違ったようじゃな。

…なるほど。我らが連戦連敗していたのも、道理であったか。」

 

ソノナアマビメ「さあさ!播磨(兵庫県)は、酒も食べ物も美味しい地です。

女王様も、どうかお飲みください!」

 

ヒメタタライスケヨリヒメ「うむ。妾もいただこう。

これからも、よろしく頼む。」

 

 

身分の垣根の無い神武勢力の姿は、それまで身分制を当然のものと生きてきたスケヨリヒメに

驚きと新鮮な感覚を与えたようです。

 

 

実際の古代社会を考えると、おそらくはスケヨリヒメの大和勢力のように、

厳しい身分制があって、奴婢(奴隷)がいる社会だったのだろうと思います。

邪馬台国の卑弥呼について記載されている中国の歴史書

『魏志倭人伝』にも、卑弥呼が奴婢を魏に献上したような話も出てきます。

古代文明で民主制と言われた古代ギリシアでも、

市民というのは限られた富裕層のことで、奴隷は存在していました。

 

しかし、神武征討記は神武天皇の事績を辿る歴史物語ではなく、

完全なフィクション作品。

神武征討記での初代天皇となる神武は、身分制を取らない、

個人の尊厳と平等を重んじる人物として描いています。

 

こうであったという「歴史」を描くことが目的ではなく、

こうあるべきという「理想」を描くのが神武征討記。

世界が人の意識により変わって行くのだとしたら、

「昔からこうだったんだ」と嫌な世界を描くよりも、

「こうであったらよいのに」を描いていきたい。

戦前であれば「不敬罪」に問われそうな神武征討記ですが、

こういう君主がいたら面白いだろうなという感覚で、

史実はまったく気にせず書いています。

まあ、資料なんてほぼありませんしね( ・ω・)

 

 

さて、大坂では、ヒヨシマル達が登場するこんなシーンもありました。

 

 

 

ヒヨシマル「神武様も、この大坂の繁栄ぶりを見て

驚かれるかも知れんな。

この大坂が魔王軍討伐の後方支援拠点じゃ!」

 

ミカワノタケチヨ「いや、サル殿。もとい、ヒヨシマル殿。

わずかな期間に、何十万もの避難者に衣食住の手当をして、

これだけの大都市を運営するとは、たいした政治手腕だね( ・ω・)」

 

ヒヨシマル「タヌキ殿。もといミカワノタケチヨ殿。

民を喰わせる。それが政治の一番の基本的使命じゃ。

まずは民を喰わせられてこそ、その先の様々な理想を目指せる。」

 

オワリノチャチャ「ヒヨシマル殿は、顔はサルみたいだけど、

すごい政治家ね。」

 

ヒヨシマル「チャチャ殿!惚れたか!?

ついに、このわしに惚れてしもうたか!?」

 

ミカワノタケチヨ「中部地方には、ヒヨシマル殿の妻の

キノシタノオネ殿がいるはずだな。

妻の留守中に若い女を口説いてたなんて知られたら、

そりゃ、大変なことになるんじゃねえか( ・ω・)」

 

オワリノチャチャ「私、オワリノブヒメの養女なのよね。

ノブヒメ義母様が、私がサル殿に迫られてるって知ったら、

義母様も激怒しそう。」

 

ヒヨシマル「ひぇっ!オネとノブヒメ様は、わしが一番苦手な方たちじゃ!

あの二人にだけは告げ口しないでぇ!」

 

 

豊臣秀吉の前世であるヒヨシマル。

 

民を喰わせる。それが政治の一番の基本的使命じゃ。

まずは民を喰わせられてこそ、その先の様々な理想を目指せる。

 

というこのセリフは真実だと思います。

人間は、生活できないと、食べていけないと生きられないんです。

みんなが食べていけるいけるようにする。

それは政治にとって一番、基本的で重要なことだと思います。

貧困だったり、災害だったりで、現に生活に困窮している人たちを放置して、

偉そうなことを言っている政治家は、本来の政治家としての使命を

まったく果たせていない。

私は、そう思いますね。

 

 

さて、大坂に襲来するパンドラと

ハルマゲドン親衛隊率いる魔王軍の軍勢。

この戦いもフリーハンドで書いた結果、

とんでもないことが起こってしまいました( ・ω・)

 

 

 

キョウノミチナガの精霊の琵琶の音色が響き渡る…

そして、その音色を聴いたハヌマーンとブリュンヒルトの様子がなにやらおかしい?

 

 

URベリアル「お、おい!ハヌマーン!

どうした!?」

 

URハヌマーン「アチャァ~~~~~~~!!!」

 

URベリアル「!?」

 

URハヌマーン「Born from an egg on a mountain top

The punkiest monkey that ever popped

He knew every magic trick under the sun

To tease the Gods

And everyone and have some fun!」

 

URベリアル「な、これは西遊記の主題歌!?

モンキー・マジックだとぉ!?」

 

 

ベリアルに襲い掛かるハヌマーン!

モンキー・マジックを歌いながら踊るように戦うその姿は、

まるで西遊記の孫悟空のようだわ!

 

 

URベリアル「ハヌマーン!?こ、こいつ!

孫悟空になりきってやがる!?」

 

 

ブリュンヒルトも様子がおかしいわ!

 

 

URレヴィアタン「お、おい!ブリュンヒルト!?」

 

URブリュンヒルト「あら、パンが無ければお菓子を食べればいいのに。」

 

URレヴィアタン「こ、このセリフは!?

マリー・アントワネットだとぉ!?」

 

URブリュンヒルト「私は~バ~ラ~の~さだめに~生まれた~

華やかに~激しく~生きろ~と生まれた~~

バラはバラは~ 気高く~咲~いて~

バラはバラは~ 美しく~散る~~」

 

URレヴィアタン「おかしいだろ!?

なんで、北欧やドイツのブリュンヒルトが、

フランス革命の物語・ベルばらの主題歌を!?」

 

 

なんと『ベルサイユのばら』の主題歌『薔薇は美しく散る』を歌いながら、

マリー・アントワネットごっこを始めるブリュンヒルト!?

もう、めちゃくちゃだわ!

 

 

URブリュンヒルト「きょうは……ベ…ベルサイユは

たいへんな人ですこと!

………わたくしを馬鹿にしないで!

氷結呪文・極(マヒャデドス)!!!」

 

URレヴィアタン「な、なんなの~!?これは!?」

 

 

同士討ちを始めるハヌマーン、そしてブリュンヒルト!

ベリアルとレヴィアタンは、その相手にかかりきりだわ!

 

 

もう、わや(めちゃくちゃ)です。

なんとハヌマーンは、孫悟空ごっこを、

ブリュンヒルトは、マリー・アントワネットごっこを

始めてしました。

ちなみに、『モンキー・マジック』と

『薔薇は美しく散る』は、以下のような曲です( ・ω・)

 

 

 

 

 

神武征討記のキャラクター達は、あまりにも自由に

動き回るので、作者である私もびっくりしますね( ・ω・)

 

 

最後に神武のこんなセリフもありました。

 

 

 

パンドラ「じ、神武!?もう来たの!?」

 

神武「パンドラ。あんた頭悪いだろ?

神戸と大坂は目と鼻の先。

ハルマゲドン放送局で大々的に中継してくれたら、

俺達がすぐに神戸から急行するとは思わなかったのかい( ・ω・)?」

 

パンドラ「こ、この私が頭悪いですってぇ!

許さないんだから!」

 

 

 

神戸(三ノ宮)と大坂って、電車だと20分くらいの距離なんですよね。

古代なのでさすがに20分とは行かないでしょうが、

馬を飛ばせば、すぐに向かえそうです。

ハルマゲドン放送局での中継…

パンドラがなんのためにこれをやっているのかは謎です( ・ω・)

 

 

第83話は、完全なフリーハンドで書いてみましたが、

読み返してみてなかなか楽しかったです。

これからも、キャラクター達が勝手に動き出す

神武征討記。

よろしくお願いします( ・ω・)

 

 

 

 

神武征討記 次回

第84話

「舞え、天高く!

ミカワノタケチヨ 対 カルラ」

 

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

 

弁護士 岡本卓大の描く

かつて無いスペクタルドラマ!

 

神武征討記

 

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

にて、絶賛連載中!

 

 

見直してほしい法律

 

 

 

 

 

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