こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

【くつろぎパンダ・クリスマスバージョン】

 

今日は、投稿ネタ

 

#最近の学びは

 

におじゃましています( ・ω・)

 

最近・・・のというわけでもないですが、

弁護士の仕事をしているといろいろな人に会います。

一人一人考え方も、物事のとらえ方もちがう。

だから争いになることもあるし、

それを解決する基準として法律が必要なのでしょうね( ・ω・)

 

 

さて、神武征討記の制作秘話です。

最新話

第53話

「未来を守れ!出雲大社学宮籠城戦!」

 

 

この第53話の出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)での

籠城戦の話自体は、数週間前から書くことを予定していました。

それに向けて、第4ターンの今季シリーズを始めたとも言えます( ・ω・)

 

ただ、最終的に第53話のような話になりましたが、

構想段階では、神武の長男タギシミミをどう扱うかについて

紆余曲折がありました。

 

 

タギシミミ(タッギー)

(統率90、武勇87、知力86、政治88、魅力99)

神武とアイラの長男。神武に似て人気者の王子。

順当に行けば神武の後継者となるはずだが、

神武の死後、異母弟にあたるタケヌナカワミミ(第2代・綏靖天皇)に殺される悲劇が待っている。

 

 

タギシミミは、『古事記』では、神武の長男ですが、

2代天皇にはなれません。

神武天皇の死後、乱を起こし、

第2代綏靖天皇に殺されるということになっています。

 

 

 

いかにフィクションの神武征討記とはいえ、

『古事記』で明確に記載されているストーリーを変えて、

タギシミミが神武の後を継いで天皇になるという話は書けません。

ということは、『神武征討記』でも、どこかのタイミングで

消さなければならない(あるいはそこまで行く前に話を終わらせる)ことになります。

 

 

最初の段階で考えていたのは、

タギシミミが出雲大社学宮籠城の指揮を執るものの、

大怪我をしてしまったり、

すごく怖い思いをしてトラウマを抱えて表舞台から消える

ということも考えました。

 

ただ、そういう暗いストーリーを考えていると、

夜も眠れないくらい思い悩んでしまったので、

その筋は無しになりました(^^;)

 

常識的に考えると、中学2年生くらいの年の少年が、

世界最強クラスの戦闘能力を持つ蒙古騎馬軍相手に、

まともに戦果を挙げられるはずは無いのですね。

戦争って、そんな甘いものじゃないですから( ・ω・)

 

ただ、一方で、『神武征討記』のテーマである

『一人ひとりが主人公』

ということからすると、

やはり、少年たちにも活躍の場を与えたかった。

 

そこで、作者としては、

越前(福井県)等を領地に持つオワリノブヒメと

越後(新潟県)を領地に持つエツノケンシンが

北陸から船で日本海を渡り、

出雲(島根県)に救援に来てくれるという筋を考えました。

 

武勇97のスブタイの相手は、武勇99のオワリノブヒメ、

武勇98のジェベの相手は、武勇109のエツノケンシン、

武勇87のジェルメとタギシミミが一騎打ちをするというところまでは、

執筆前から決めて、あとはいつもどおり、

キャラクター達の動きに任せようと話を書き始めました。

 

ちなみに、スブタイ、ジェベ、ジェルメの能力値は、

こちらの武将ファイルのとおりです( ・ω・)

 

 

 

ちなみに、タギシミミやオワリノチャチャ達の能力値は、

こちらの武将ファイルをご参照ください( ・ω・)

 

 

 

さて、私は実は、この神武征討記を書く時は、

ゲームをやっている感覚で書いています。

モチーフは、全部将プレイ(一人の武将を主人公に選んでプレイできる。)の

『三国志13パワーアップキット版』でしょうか。

ちなみに、攻城や合戦シーンでは、

頭の中で、『三國志覇道』の攻城時のBGMが流れております( ・ω・)

 

設定を決めたら、キャラクター達が私の頭の中を動き回り、

私の指がパソコンのキーボードを叩き、文字が入力されていきます。

私が書いていますが、動いているのは登場人物のキャラクター達です( ・ω・)

 

そして、キャクター達が作者の統制を離れた動き回った結果、

第53話のような展開になりました。

オワリノチャチャとかもっと暴走して危険な目に遭うかと思ってましたが、

意外とおとなしく真面目に行動してましたね( ・ω・)

 

ナガサーキサダと一緒に歌っているキスミミは何の役に立つんだろうと

思っていましたが、オワリノブヒメ達に向かうべき場所を教える役割を

自然と果たすことになりました。

 

 

スブタイ「なんて女だ!惚れちまいそうだぜ!」

 

オワリノブヒメ「我は女にしか興味は無い。

お主が惚れても無駄じゃな。」

 

このスブタイとオワリノブヒメの一騎打ちしながらのかけ合いは

事前に考えていたわけではなく、勝手に出てきました。

まさか、ここでオワリノブヒメが同性愛者だという設定が

こんなセリフを言わせるとは・・・

 

 

ジェベ「み、見事だ・・・エツノケンシン・・・

お前こそ・・・最強の戦士・・・

最強の戦士と戦い敗れたことは、このジェベの本望・・・」

 

エツノケンシン「ジェベ。お前は強かった。

ただ、俺には守りたいものがあった。

だから勝った。それだけだ・・・」

 

このジェベとエツノケンシンの一騎打ち後の会話も自然に出てきましたね。

エツノケンシン、強いなぁ( ・ω・)

 

 

そして、タギシミミとジェルメのこのかけ合い。

 

ジェルメ「俺たちは、もともとモンゴル高原の蒙古の戦士・・・

だが、大王様がだまし討ちにより亡くなられて中華の者どもに捕らえられ、

奴隷となった。

奴隷としてこの国に売られ、戦うこと、勝つことだけが俺たちを豊かにした。

俺たちには勝つことしか許されない!

負けることは死を意味する!」

 

タギシミミ「なら、俺があんたらを自由にする。

あんたらを戦う兵器のような奴隷ではなく、人間に戻す。

一緒に来い!蒙古の将!ジェルメよ!」

 

ジェルメ「人間!?俺たち蒙古の兵が人間だと!?

お前は、あれだけの悪逆非道を尽くした俺たちを人間だと認めるというのか!?」

 

タギシミミ「戦うことでしか生きられない・・・

それは、あんたらの生きてきた環境のせいだ。

あんたら自身は、血も通い、心もある、

俺たちと何も変わらない人間だ!」

 

ジェルメ「人間・・・俺たちが・・・人間として生きていい・・・

そうなのか!?本当に俺たちは人間として生きていってもいいのか!?」

 

タギシミミ「当たり前だろ。あんた、どこから見ても人間だよ( ・ω・)」

 

ジェルメ「・・・・・・

俺達は仕える相手を間違えた。

タギシミミ。俺は、そして、この地に来た蒙古兵はすべてお前に降る。

犯した罪の裁きは受ける。

そのうえで、俺たちも、人間として生きさせてくれ・・・」

 

タギシミミ「ああ。もちろんだ。人間であるジェルメよ。」

 

 

え~と。タギシミミ君。14歳にして、この王者の風格。

どう考えても、あなた、神武の後継者になれる器ですよねぇ。

こんなすごい息子は簡単に消せそうにないですね・・・

 

 

次回は、神武軍7万とヘイケノキヨモリ軍7万の激突。

 

 

作者的には、ヘイケノキヨモリがボコボコにやられている図しか、

イメージできないのですが・・・

でも、ヘイケノキヨモリを倒しちゃったら、

すぐに西国平定終わっちゃいそうだしなぁ・・・

 

設定とゴールだけ決めて、作者にも展開が読めない、

キャラクター達が勝手に動き回る神武征討記。

これからも、よろしくお願いします(^_^)

 

 

歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?

 

弁護士 岡本卓大の描く

かつて無いスペクタルドラマ!

 

神武征討記

 

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