今回は、動物関係の薬についてです。
二つ前の記事に、ほとんどの、
あらゆるワクチンにカブトガニの青い血液が原料とされ、
年間50万匹のカブトガニが乱獲されており、
深海サメも一部のワクチンの為に乱獲されている記事をあげました。
こちらの記事です。
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そして、2010年9月に発見され、
まだ、製造されていませんが、
いずれ、薬の原料になり製造されるであろうという話しです。
まずは、昆虫です。
ゴキブリの脳が抗生物質の大きな役割になるという研究結果が出ています。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌や病原性大腸菌などの、
人間にとって到死性のある細菌を死滅させる抗生物質が、
ゴキブリ(ワンモスゴキブリ)の脳や神経系から発見されました。
同じく、イナゴやバッタからも脳や神経系から抗生物質になる分子が、ゴキブリと同じく9種類が見つかったとの事です。
2010年9月の学会で発表されています。
将来性に有効であるようです。
そして、まだ学会の発表はないようですが、
ワニを解剖したところ、
ワニの血液からは、
抗菌特性と、抗ガン特性が含まれている事が分かり、
研究が進められています。
まず、抗生物質というものを、
はじめて発見をした人は、
イギリスの細菌学者フレミング(1881~1955)です。
1928年、彼がブドウ球菌の培養実験をしていた頃、
シャーレの一部に青カビが生え、
その周辺だけは、ブドウ球菌が成育してこないという現象に気がつきました。
こうして翌年1929年には、
青カビに細菌の増殖を抑える物質があることを確認し、
これを『ペニシリン』と名づけられたのです。
『ペニシリン』は現在も幅広く
活躍されている抗生物質薬です。
青カビが、このように人の命を救う救世主でもあるのだから、
動物(昆虫も含む)を原料にしなくても、
研究が出来ないのでしょうか?
人間も頭が良いのだから、
動物以外を考えられないのでしょうか?
昆虫も、動物と同じように喜怒哀楽の感情があり、
刺激を与えれば痛みを感じる事は証明されています。
みんなが嫌うゴギブリは、
人間よりもIQが高いと言われております。
ゴギブリが出たからと言って害虫扱いにし、
殺虫剤を撒けば地球環境にも良くありません。
どんな生き物でも、人間の能力を遥かに超えた長所があり、
すべての生き物達に敬意を払うべきだと思います。
みんなが、もっとも嫌うゴキブリやハエ、ムカデについて、
以前、記事にしています。
この記事をご覧になれば、
彼ら達が素晴らしい存在だと分かります。
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私達人間は、一方的に自分達の都合で、
有益無害で決めつけるところがあります。
自分勝手な利害を越えた公正な眼で、
生き物達に接するべきだと思います。
生き物達に接するべきだと思います。
✱【関連記事】
青カビが人類を救う抗生物質の詳しい記事を2つです。
✱画像をお借りした関連記事。
ゴギブリの脳から抗生物質
ゴギブリの脳から抗生物質と、
ワニの血液から抗菌特性、抗ガン特性が発見された記事。
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※画像は、関連記事からお借りしましたm(_ _)m
ここまで、お読み頂きまして
どうもありがとうございましたm(_ _)m