こんにちは
今日のくぅちゃん
体重 91.8g
昨日の飲水量は 7.0g
昨日の食事量 6.5g
体重…増えちゃった。
はい、お食事の量を減らさせて頂きます!
92g超えさせませんよっ。
お母ぁちゃん、鬼ですよ鬼
すまぬくぅちゃん
、あなたのためなのだ
さて、今日は前回の続き。前回の話はこちら栗子姫 入院の記録②
R病院に入院したオカメインコのくぅちゃんは無事に退院したけれど、その後のV字回復からの発情
がすさまじく、増える体重に、高い中性脂肪値、下がらないコレステロール値。
その後のワタクシが徹底的に行ったダイエットの記録をまとめたものです。
15年間平均体重100gオーバーの体形で生きてきたくぅちゃんですが、ここにきて厳格なダイエットを始めることになります。
退院後の発情はすさまじく、常にキュルキュルと鳴いて、お尻をこすり付けます。レディたるものが何という痴態
こすり付けるところが無いので(飼い主は茶碗すら取りのぞいた)、それがイライラに繋がって、ものすごい声でギャルルルと叫ぶくぅちゃん
くぅちゃんの発情相手はワタクシなのだから、彼女に塩対応をしなければならない
。それが飼い主にはすさまじいストレス。
ずっと鳴き続けるキュルキュルも大きな声で、他の事に集中できない。塩対応の罪悪感たるやもう…
しかしそこは15年間の絆。
どんなに塩対応されてもワタクシの愛情は伝わってしまう
塩対応を続けていると、名前を呼ぶだけで発情がヒートアップする始末
そんな状態なので、発情抑制と、代謝をよくするお薬を始めたら…約一週間後に換羽が来た。我が家に静寂が戻り、大量の羽が落ちる日が続く。
ここで一つ注意がある。「発情が終わったから、換羽が来た」のである。
季節による換羽は基本ない。発情が終わったら換羽が来るのだ。
これが基本
春や秋だから、換羽シーズンという事はない。春だから発情シーズンになり、発情が終わった段階で換羽が来るのである。
つまり、だらだら換羽の子は、だらだら発情してるということ。
くぅちゃんの換羽は凄かった。あまりにも抜けるので、肝臓が心配
。
しかし、肝強剤を飲んでるので、そこは大丈夫と自分に言い聞かせた。
くぅちゃんは、換羽で体調を壊す子ではない。
しかしあまりに抜けるので、私は抜けた分を全部袋に入れて次回から(退院後5回目から)の通院時に持参した。
こんな感じ
通院5回目
体重は90.9g
飼い主の体重管理は非常に褒められた
んが、くぅちゃんの抜けた羽一式を見て、ベテランのドクターが「こんなに!」と袋を握りしめている。内心焦るワタクシ
。
「こんなに薬が効く子も珍しいです」と言われ、そもそも退院翌日に発情する子も珍しいですと言われる。…ですよね、はい。
体重はこのままで二週間後に再診と言われる。お薬はもちろん継続。
その間、くぅちゃんの羽は生えてくるのだが…微妙に発情の兆しが見える
。
事細かに日記に付けておく。
代謝UPのお薬を飲んでいることもあって、食事量はシード&ペレットで7g食べていた。
退院後通院6回目
血液検査をする。
中性脂肪の値がまだ800もあった。
5792→1316→800 と順調に下がっている。でも通常は高くても205です。
総コレステロールも426もあった。通常は高くても360です。
412→714→426 という有様。そりゃ涙目にもなってしまう
体重コントロールがしっかり出来ているんだから、頑張りましょう。
長期戦です。全ては飼い主の根気にかかってます。とドクターに言われる。
体重の目標は88gに設定された。
ヒョウゴ―の病院でもその前のサイタマ―の病院でも100g程度と言われてきたのだけど、まさかの88g。
ワタクシは本当にびっくりした。R病院のキールスコアは厳しいと聞いていたけれど、まさかの80g台。触ってみると今までの感覚では痩せていると感じる。
しかし、89gで発情したのだからそれより下げなくてはいけないのも理解できる。
自信が無い、でもそんなこと言ってられない。
おトリ様たちは、飼い主が全てなので、飼い主がここで踏ん張れるかが問題なのだとドクターがいう。大抵の飼い主は挫折をくりかえすそうだが、ワタクシには時間が無い
涙している時間があるなら、インコの病気関係を徹底的に勉強するしかないではないか。つらいのはくぅちゃん
だぞ!と心に喝を入れて帰宅。
そして徹底的に食管理を続けるものの、発情と換羽を繰り返す
退院後通院7回目 88.3g
退院後通院8回目 88.0g
と、ワタクシは体重管理の目標をほぼ達成した。
この間の辛さは、おなかが空いたよ!というくぅちゃんへ何もあげられない悲しみがすごかった
、私がストレスで禿げた。
小松菜は時には発情の引き金になると聞いたことがあるので、あげられない。
そもそも、くぅちゃん野菜嫌い。
このころ、飢えたくぅちゃんはシードの殻も食べてしまい、お茶碗の中身がすっからかん。何も知らない人が見たら虐待でしかない
。
ご飯は一日に数回に分けて与えていた。一回で食べてしまわない様に。
このご飯ルーティーンで、とある事件が発生するのだけれど、その話はまた今度。
この通院7回目8回目のとき、換羽が収まらなく…血液検査が伸びに伸びた。
盛大な換羽が何度もつづき、換羽が終わらない。
生えそろったらまた換羽、生えそろった時点でタイミングをはかって食事量を減らさないとすぐに太る。
通院後通院9回目 88.2g
退院後通院10回目 87.3g
あまりにも続く換羽の繰り返し。
…ってことは発情が起こっているということでもある。
発情っぽい様子はほんのちょっとなのに、一瞬の気のゆるみで体重が92gになると、発情疑惑が持ち上がり、盛大な換羽が来るのだ。
隠れ発情?。キュルキュル言わないのに?
ここで、くぅちゃんのツンデレラ疑惑は確信に変わった
。
血液検査が伸びに伸びる。
不安な私をドクターが励ましてくれる。体重管理は出来てるのだからと。
ツンデレラな本鳥すこぶる元気で通院も慣れたものになっていく…。
そして退院後10回目の通院でお薬が変わる。
そうして年を越して、1月に入りようやく血液検査。
この時退院後11回目の通院 88.3g
ここで血液検査をする。
中性脂肪 196
5792→1316→800→196
総コレステロール 254
412→714→426→254
この時のワタクシの喜びは人生の最高の喜びの内5本の指に入るだろう
頑張った。本当にワタクシは頑張った。
それ以上にくぅちゃんが頑張った
。
あとは、この体重をキープしながら減薬を試みていくだけである。
そう、まだここで安心してはいけない
ここは所詮通過点。
血液検査ができない間、ずっともやもやしていたけれど、お薬は確実に聞いていた。
体重コントロールも成果が出ていたんだ。
これからは状態をキープしなくては
減薬のために、まだ通院は必要だった。
もはや通院すらルーティーン、飼い主もくぅちゃんも片道1時間半の通院の旅に慣れてきてた
通院で体重が減ることもない。
これからはキープ力を試されるのだけど、この日はルンルンでスキップしたい気持ちを抑えての帰宅となった
キリがいいので、このへんで。
写真は今日のくぅちゃん
それではみなさんごきげんよう。
次回はこの続きか、ワタクシの人生最大のピンチの話か、すばらしい仲間に会えた話か何かを書こうと思う。
少しでも誰かの役に立つといいな。