渋滞が最悪な都市トップ5
ちなみに都庁によるとトーキョーは1558万人(日中人口)。首都高ばりの高架橋やメトロばりの地下鉄が必要か。
バブルを知らない世代のタクシーのおはなし ~フィリピン編
当地のタクシー車内で寝るなどもってのほか。危ないのと、十中八九ドライバーさんが路頭に迷います。フィリピンのタクシーの初乗りが40ペソですから、日本円にして600円以上差があるので、料金ほどのサービスの違いともいえるかもしれません。
「リトルトーキョー」と言っても確実に通じませんので、“Makati Cinema Square” などと、タクシーを使うクラスが行く目的地の最寄りを伝える必要があります。近くまで辿り着いたら、デレッチョ(真っ直ぐ)やらカナン(右)やらと指示しなければなりません。平日の夕方はまったくつかまらないわ、「渋滞がすごいから」と上乗せされるわ、無言でスーッと乗車拒否されるわと苦労しますが、それでもこちらとしては有難い交通手段です。
車内に乗り込むと、ドライバーさんの世界にしばし入り込むこととなります。ラジオの趣味だったり、信仰深いかそうでもないか、真面目かずる賢いか、道がわかるかどうか、びしびしと伝わってきます。日本人かと問われてそうだと答えると、わざわざ日本アニメのCDを流してくれた人もいました。ある種のサービス精神、でしょうか。
不快な経験もたくさんありますが、夜中、蛇行運転をされたときはもう死ぬかと思いました。黄泉の旅路をドライブなんてことにならず本当によかったです。大抵のドライバーさんは、タクシー会社から24時間車を借りて仕事しますので、寝る間を惜しんで稼動させようとするわけです。明らかに眠そうな人や、疲れないようにドラッグをやって目が血走っている人が夜中や朝方にはいますので、注意が必要です。ちなみに、わたくしはまだお目にかかっていませんが、当地にも女性ドライバーがいるようですよ。
(まだ数少ないまともなほうのTaxi車内 Photo by Annie)
メトロ・マニラの闘鶏場へ行ってみた
記者2人と、パサイ市の闘鶏場、その名もコックピット(COCKPIT)へ繰り出しました。会場周辺の治安はとても良いとはいえませんが、建物は意外にしっかりしていて完全室内。ブルーカラーの層から富裕層まで集います。ほとんどが男性客ですが、女性客もちらほら。その日はビッグマッチだったため、入場料は900ペソでした。
室内には賞品の日本車が置かれていたり、サンドイッチなどが食べられるちょっとしたカフェがあります。古い体育館のような雰囲気です。ゲートでチケットを渡して、場内に入ります。
首都圏の最低賃金を上回る賭け金
基本的に自由席ではありますが、リングに近いアリーナ席と2階席で、ミニマムの賭け金が異なるというシステムです。また、週末は大きな試合が開催されるようで、そのため賭け金はアリーナ席が1口1,000ペソ、2階席でも500ペソ単位でした。
あるかないか、生きるか死ぬか
ルールはいたってシンプル。メロン(タガログで「有る」という意味)コーナーとワラ(同「無い」)コーナーのどちらの鶏が勝つか、手のひらの動作で意思表示をし合います。メロンであれば、手を上下に「おいでおいで」とするように振ります。ワラの場合は、「無い」のジェスチャーの通り、手のひらを内向きにひねります。男たちにとっては確率2分の1のギャンブル、鶏にすれば生きるか死ぬかの決闘です。
パッキャオは一晩で210万ペソ?
ワラに賭ける人と、メロンに賭ける人で申し合わせて、例えばワラの鶏が勝った場合、メロンに賭けた人が500ペソなり1,000ペソなりを、賭けをしたワラの相手に渡します。金額の上限はないようで、お互いが合意すれば万単位で賭け合っていたりします。その日も、1,000ペソ札の束を左手に挟み、平然と新聞を読みながら大きな金額をかけている中年男性がいました。有名なボクサーのパッキャオも時折来場するらしく、一晩で210万ペソ賭けていたとか。
チキンハートでも安心、仲介人のアドバイス
対戦前には競馬のパドックのように、鶏の様子を伺うことができます。相手のお尻を刺激したりして、お互いの鶏を怒らせて戦闘モードにします。素人目で見ると判断が難しく、闘志あふれる鶏だと思っても持久力がなかったり、目利きは簡単ではありません。しかし、なかなか決められないチキンな客でも、赤いTシャツを着た仲介人(キャディーのような役割)がいるので賭けの代行をしてもらえます。勝った場合は、仲介人に100ペソ(儲けの10%?)を渡します。
ブリーダーもつらいよ
12年仲介人を務めているジョジョさん(背番号127番)によれば、米国種の鶏は攻撃型で、フィリピン種はよく飛び跳ね、フットワークが軽い防御型なのだそう。ブリーダーはハイブリッドの鶏に筋肉増強剤やホルモン注射などを打って試合に強い戦士を育てます。今回のビッグマッチの参加費はなんと2万2,000ペソ。ブリーダーにスポンサーがいたり、闘鶏ファームもあるようですが、お金をかけ、手塩にかけて育てた鶏がわずか1分で戦闘不能となると、なんだか切ないですよね・・・。
夜ごと羽根とカネが舞い散り、欲望がギラギラうずまく場所。それが闘鶏場です。
(Cockpit @Pasay Photo by Annie)
フィリピン現地新聞を解説します!
イベント慣れしており、「いち早くインタビュー・最前列で写真撮影・真っ先にスマートにご馳走を食べてサッサと帰る」という取材スタイルはお手の物です。
一方で、経済ニュースはリリースのコピー&ペーストを多用する傾向も。日系企業の情報は間違っていたりガセだったりもします。
現地紙を読むにはフィリピンのメディア・リテラシーが必須。ということで、誰も教えてくれないフィリピン現地新聞各紙の読み方と裏話についてここでひとつ解説いたします。
※新聞1部の価格は2014年現在
マニラブレテン 18ペソ 1900年創刊
3大一般紙のひとつ。政府寄りの保守派。伝統のある新聞でもあり「地元記者は高齢の人が比較的多い」そうです。弊社NNA記者は、「古くさい感じや地方記事が充実している点が気に入っています。写真のレベルも高いです。ただ間違いが多く、 信用しているかと言われればそれは別の話」と言います。
フィリピン・デーリー・インクワイラー(インクワイラー) 18ペソ
3大一般紙のひとつ。どちらかというと反政府派。政治に関する記事は辛らつです。
情報が早いのも特徴。読者数は270万人と公表しています。
スター 20ペソ
3大一般紙のひとつ。リベラル派。英語がわかりやすく、読みやすい新聞ではありますが、よく間違えるようです。マヌエル・パンギリナン会長率いる通信最大手フィリピン長距離電話(PLDT)は、傘下のメディアクエスト・ホールディングス子会社を通じて、スターを発行するフィルスター・デーリーへの出資比率を20%から51%に引き上げました。メディアクエストはインクワイラーにも出資しています。
ビジネスミラー 25ペソ
フィリピンの一般的な経済新聞という位置づけです。雑誌も発行しています。
ビジネスワールド 25ペソ
中立、中道の経済紙です。こちらもパンギリナン系のメディアクエストが、ビジネスワールドを発行するビジネスワールド・パブリッシング(BWPC)へ出資しています。また、出資比率を30%から76.67%に引き上げる動きがあります。インクワイラー、スター、ビジネスワールドの他、民放テレビ局ABCデベロップメント(TV5)もPLDTの傘下です。
トリビューン 18ペソ
親・エストラーダ元大統領、反・アキノ一族というスタンスです。他紙と比較して、マニアッ
クな話題が扱われる傾向があります。
マニラタイムズ 18ペソ 1898年創刊
レイアウトがすっきりしていて読みやすい新聞です。「読みやすさと信頼度がまあまあい い」とのことです。
マラヤ 25ペソ
トップ記事にこだわりがあるらしく、独自ネタのトップが多いです。また、船舶関連の情報
に強いです。
マニラスタンダード 18ペソ
特ダネの多い傾向があるようです。経済ニュースの独自ネタが掲載されることも。読み
やすい新聞のひとつです。
※共同通信グループNNAはたくさんの魅力的なコンテンツを提供しておりますが
宣伝がじょうずじゃないため、日本での認知度はこれからです(ただし各地営業フォローと編集のガッツに定評があります)。よろしければお見知りおきを。
アジア経済情報データベース
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批判すべき相手はジャーナリストでも首相でもイスラム教でもなく、暴力行為そのものである
「なぜ日本人は人質に同情しないのか」というTIMEの記事。それに寄せられた海外のコメントが、「神風特攻とか腹切するやつらだから死が怖くないんだろう」などさまざまだった。。
夜遅くにミニスカート履いてた女が悪いと言ってレイプを正当化する男基準の社会のように、行ったのが悪いという自己責任論は、暴力による抑圧と支配の正当化に加担している。
おそらく日本人にとって、中東世界の混乱やテロはまだまだ対岸の火事。闇雲に恐がる必要も全くないけど、いま、批判の矛先を間違っている。
暴力による支配にはぜったい屈しない。



