【講演】自立は仕事の第一歩 | 「想いを結ぶ∞みことばカウンセラーはる」〜岡山県鏡野町おかえり庵からの便り〜

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岡山県北の古民家さろんです。
カウンセリング、瞑想会、お食事会などを開催しています。
天然アロマオイルも取り扱っています。

津山市特別支援教育推進センターで、困り感のある子育てをされている保護者のみなさん対象にお話をさせていただきました。
 
こちらでお話をさせていただくのは4回目になります。今回は30分という限られた時間の中で保育園~中学生の保護者の方に向けたお話という事で、選ばせていただいた演題は「自立は仕事の第一歩」でした。

実はこの演題、プロフェッショナルという番組の中で、職場体験をした高校生が、職場で言われた言葉をいただきました。

職場体験をしに来た高校生が寝坊して遅刻をしてしまいます。

「二度目はないよ」と言われた高校生が二度目に遅刻をしてきた時、(その高校生の将来を思ってあえて)もう仕事をさせてもらうことが出来ませんでした。

 

「自立は仕事の第一歩」数年後にはそんな社会に入って行く子どもたちの為に、親としてどう子育てしていくのが将来の子どもの為になるのか?という視点を、私自身も模索しながら子育てをしています。
 
「子どもに寄り添う。子どもの望みを叶える。子どもの気持ちを大切にする。」どれも大切な事だと思います。

それと「子どもの言いなりになる。何でも言われるとおりにさせてやる。」との違いはどこになるのでしょうか?悩ましいところですね。
 
主婦になる事、障害者年金を受け取りながら通所授産施設に通うことも含めて、「お仕事が出来る人」に成長していくには、年齢に応じた自立の積み重ねが大切です。
 
「将来の自立」という観点に立った時に、子どもに対してどんな関わりをするのがベストかという答えもおのずとわかってくると思います。
 
後から振り返ってみると

 

辛かった経験を親子で乗り越えたからこそ学ばせていただいたことは大きかったように思います。
 
「ピンチはチャンス」と言いますが、嫌な事、辛い出来事をきっかけにいかに望むべき方向に持っていくのか、そこはまわりの大人の関わり方で随分変わってくると思います。
 
「子どもをかわいそうな子にしない。被害者にしない。」という観点も大切にしてきました。

子育てで上手くいかなかった話なども包み隠さずさせていただきました。
今まで三回させていただいたお話の内容とはかなり違った、ある意味少し厳しい内容になりましたが、お母さん方はとても真剣に聴いてくださいました。
 
どうして今回こういうテーマを選ばせていただいたかと言うと、

私自身は先輩お母さんからこういった話をお聞きする機会がなく

高校からの就職に向けての厳しい現状などを認識しながら将来を見据える観点を早くから持っていた方が良かったと思っているからです。
 
大石順教尼さんの書 「禍福一如」(かふくいちにょ)


大石順教尼さんは、養父に両腕を切り落とされながらも、口に筆をくわえて書を書き、自ら自立するのみでなく、身障者の相談所「自在会」を設立し、身障者の自立教育につとめられた方です。



私は長男が小学校に入った時から「将来の自立」を目標に子育てをしてきました。
「ありがとう、ごめんなさい、教えてくださいが言えたら仕事は出来る。」と教えていただいた事が常に念頭にありました。
 
人よりも厳しい母親だったと思います。
自分の子育てが正しかったかどうかはわかりません。
長男の子育てはある意味人体実験の様でした。

すぐに結果が出るものではありませんし、わからない事は先生に教えていただく、やってみて上手くいかなければ修正する、模索しながらの日々でした。
 
ただ、長男が最近「俺は今自分は幸せだと思っている。」と言ってくれました。
 
「今が幸せ」何よりうれしい一言でした。

畑のキャベツがおいしいね。
ご飯がおいしいね。
今日の夕日がきれいだね。
 
当たり前の毎日の中にたくさんのうれしい、楽しい、幸せがあふれていますね。

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お話の後は一時間かけて4つの分科会に参加させていただき、それぞれの会で質問にお答えさせていただきました。
 
6年前に書いた「未来日記」で、私は10年後には自分の子育ての体験談を話しながら、子育てで悩んでいるお母さんの相談にのっていると書いていましたが、気が付けば夢が叶っていました。

 

これからもお役にたてる機会があればうれしいです。


虹12月☆心と身体が素に還る~瞑想会&お話会

 

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