ども、詐欺師になるところだった岡田達也です。

 

 

 

 

 

26日の日記。

 

 

 

 

来年、僕も参加する公演

 

U-18シアタープロジェクト Act2

『捨てきれないもの』

 

男性キャスト追加オーディションの案内を兼ねて日記を書いたのだけどーー

 

その最後に、僕はこんな言葉を書いた。

 

 

 *

 

 

「舞台に立ちたい」

 

「芝居がしたい」

 

などはもちろん正当な動機だけど

 

それ以外にも

 

「人としゃべってみたい」とか

 

「人と繋がってみたいな」とかでも十分。

 

もしもそんなことを思ってるなら

 

是非、オーディションを受けてみてほしい。

 

 

 *

 

 

演劇とは“いろんな意味で他者と繋がる作業”であって

 

つまりはコミュニケーション力が必要なことは間違いないから

 

書いた言葉に噓はないのだけど

 

 

書いた後に

 

少しだけ自分の中で何かがモヤモヤしており

 

そのモヤモヤの原因はなんだろう?とここ数日考えていて

 

ようやく答えが出た。

 

 

この文章だけ読むと

 

芝居作りというのは

 

「みんなでワイワイ」という感じの

 

さも楽しそうな集団での作業が待ってるように受け取れるけど

 

(それも間違いではないですよ)

 

 

役者というのは

 

圧倒的に孤独な時間の方が多く

 

考えたり、悩んだり、

 

考えたり、悩んだり、

 

ときに演出家にこっぴどく怒られたり

 

ときに自分の不甲斐なさに自分を嫌いになったり

 

ときに出口が見えなくて迷子になったり

 

という独りの時間があったその上で

 

演出家や、共演者や、お客さんなど

 

他者との関係を紡いでいく仕事だ、ということ。

 

 

この部分をちょっと省きすぎたかな?

 

……というモヤモヤ。

 

 

あぶなく

 

「芝居やるのは面白い面白い詐欺」

 

みたいになるところだった。

 

 

いやいや

 

辛い作業だけが待ってるとは言わないし

 

楽しいことはいっぱいあると思うけど

 

けっして楽しいことだけじゃないかもよ

 

でも、その覚悟を持ってきてくれれば想像以上の楽しい時間が待ってるかもよ

 

みたいなことであって。

 

 

……あれ?

 

これじゃ、お誘いにならないかな?

 

 

いや、大丈夫。

 

言いたいことはきっと伝わってるはず。

 

だから

 

鳥取の元気な若者よ

 

もしも力が余っているなら貸しておくれ

 

 

53歳のおじさんと

 

(もうすぐ54歳になるけどな)

 

一緒になって課外授業を楽しもうぜ。

 

待ってるね。

 

 

 

 

 

 

では、また。

 

 

 

 

再オーディションについて。

 

 

 

 * *

 

 

明日です。

 

 


 * *

 

 

来月です。