お茶の交流は、手紙に始まり手紙で続く
今回、炉開き茶会とは別に茶事を開催しました
表千家、裏千家、茶の湯歴は到底及ばない猛者ばかり…
いつもお邪魔してばかりで茶債となっていたので、
「そろそろ呼んでね~」と優しい言葉でプレッシャー
招き、招かれがお茶の基本
ということで、心を決めて6月あたりからコツコツ準備
どれだけの準備を積み重ねても、当日はわずか二刻(約4時間)
事前に準備ができたもの
直前で趣向を変えたもの…
客5名
毎月どなたかとはご一緒している関係ではありますが
改めて茶事でお迎えするとなるとカチッと肩に力が入ります
それでも和やかに、なんとか無事に茶事を終え
使った道具を片付けている頃に、届く嬉しいご感想
ハガキでさくっと、ではなく
巻紙でしっかり、がまた嬉しい
メッセージを伝えるだけであれば、メールでも良いところ
わざわざ筆をとって送ってくださった、この手間に茶人の心を感じます
料理と一緒のようなもので、作る(書く)のは時間がかかり
食べる(読む)のは一瞬
手間って、ちゃんと相手に届くもの
これぞ、茶事のあとの楽しみです