見立ての楽しみ | CHAKAI日記

炉開き茶会では紹鴎棚を出しました

水指は見立てのものを



「菓子器にでもお使いください」と外交官の友人からいただいた1890年代のオールドノリタケ


格の高い紹鴎棚に金蘭手の水指として取り合わせました

(個人的にこの色と蝶の舞う意匠が好み)



蓋はイギリスのアンティークのキャンディポットの蓋


現代(いま)でこそ茶道具屋があり、茶碗は茶碗、水指は水指と取り扱われていますが、古くは見立てから始まっています


見立ては難しさもありますが、亭主のこころ(美意識)が出るところでもあります


センスや感性は人それぞれ

一緒に「いいね」って一座を共にできる友に感謝