月に一度の“初心者向け”茶会ワークショップ を開催しました
今月もお陰様で【満員御礼】でございます
ワークショップは、お茶席での「きほんの流れ」から体験
まずは「席入り」から
こちらでは、床の間とお花、花入の拝見をします
最近では、お着物でのお客様も増えてきました
掛物は「田家鴬」
阪 正臣(ばん まさおみ)筆
名古屋出身の歌人、書家、古筆研究家です
珍しい書表装
本紙と同一材料(紙)で、一文字や風帯、中廻し、上下などを描いています
花はミヤコワスレ(都忘れ)
続いて、お菓子のいただき方
はじめて懐紙(かいし)をお使いになる方もいらっしゃいますが、
レクチャー付ですので、安心です
生徒さんが、旅箪笥(たびたんす)でお点前
旅箪笥は千利休が、天正18年、秀吉の小田原出陣に
随行したときに用いたといわれているポータブルな道具です
旅箪笥の中にある板を出し、知面に敷く「芝点」というスタイルも
この点前の楽しみのひとつ
芝の上は安定感がないため、板を敷くことで、
茶筅や茶器が転がることなく点前ができるというわけです
今月で「炉(ろ)」もしまい
お一人おひとり、こころを込めてお茶を点てます
お時間が許す時は、実際に「お茶を点ててみる」体験も
最後に、今月の取り合わせです
今月も『an an』や拙著『茶道美人』をお読みになって、
遠方からいらしてくださるなど、今月も素敵なご縁に感謝です
来月の“初心者向け”茶会ワークショップ は、5/21(日)の開催
季節にちなんだ「取り合わせ」でみなさまをお迎えいたします
今日も“健やかな一日を”