老眼にならない人 | おかだ眼科 徒然日記

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大阪吹田にある おかだ眼科 です。
おかだ眼科スタッフが徒然なるままに日々の日常を御紹介します。

こんにちは爆笑

今日のテーマは老眼です

タイトルにあるお話ですが

老眼にならない人は、、、いません物申す





勘違いをされてる方も多いので少しお話をします電球

まず、何をもって老眼とするか、ですが


老眼というのは、遠く→近くにピント合わせる力(調節力)が低下ダウンすることを言います目


まず遠くに綺麗にピントがあっている状態をスタートとします。遠視、近視、乱視を残さず矯正した状態です。


この状態のまま、自分の力だけで、近くにも綺麗にピントを合わせられるかどうか


が、老眼かどうかの判断となります上差し




近視の方の裸眼の状態は、遠くが見えない代わりに、近くにピントが合ってる状態です(=老眼鏡を掛けた時と同じ状態)

近視の方で特に誤解が多いのが、「裸眼の時は近く見えてるので、私はまだ老眼じゃないです」という意見ですガーン


裸眼で近くが見えるかどうかではなく、遠くが見える状態のまま近くも見えるか、ですので

それは老眼がきていないことにはならないのですガーン


これを機に、少しご理解を頂ければと思いますビックリマーク


調節力の低下は他国のデータを見ても、どのデータもほぼ同じグラフとなります。人種、性別に関係なく、年齢相応に低下するということですメモ


ただ、医療従事者側も気をつけなければならないのは

生活に困らないレベルで見えてる(患者側の意見)

のと

眼に負担がなく、綺麗に見える(医療従事者側の意見)

が同じではないことです合格


この2つの違いをお話して、患者さんに理解をしてもらうことが、老眼を理解してもらう為の重要なポイントだと思っています音譜