宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<「中国が北朝鮮を攻撃する」というシナリオの現実性 (2017 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    支那畜経済破綻の不満を国内から逸らす為に北朝鮮へ攻め込むシナリオはそれなりにキンペーちゃんの頭の中に有りそうだな。来月八日以降のトランプとキンペーちゃんとの打合せ?次第の様だ。

    都合の良い事に、韓国軍が戦時統制権を還せと騒ぎ始めた。米国は地上軍を韓国から引き揚げたいから、都合良すぎだろう。

    今更南朝鮮を統治したいと思う国は無いよな。日本は真っ平御免だし、精神異常国家と漸く認識した米国も関与したく無いのが露骨になって来た。

    キンペーちゃんは国内のガス抜きが目的だし・・・。

    ホントに支那畜が北を攻撃するのだろうか?    米国には取っては嬉しいだろうな!

    マーズなんて駱駝の伝染病が流行る人間以下の動物の住む所に誰も興味を惹かれない事だけは確かだな。


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月22日(日曜日)
        通巻第5491号  <前日発行>
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 状況は完全に変わった。「中国が北朝鮮を攻撃する」というシナリオの現実性
  米国はミサイルの集中攻撃、陸上戦闘は中国と韓国にまかせる?
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 習近平にとっての対北朝鮮認識は「不愉快」「仮想敵」である。いまや「友好国」とか「血の友誼」とかの両国の絆を顕した古色蒼然たるスローガンは死語になりつつある。
習近平が前々から強調してきたのは「われわれは朝鮮半島の安定を望んでいるのであって、政権の安定を望んでいるのではない(つまり金正恩体制は潰しても構わない)」という文言だった。
 いよいよ最終的な意思決定の段階に来て、党大会の政治報告では意図的に北朝鮮への言及がなかった。「これから何をするか」は明らかにしないということである。

 第一に金正恩は五月の「一帯一路」フォーラム初日にミサイル実験をおこなって、九月のBRICSフォーラムの初日にも核実験を強行して習近平の晴れ舞台に泥を塗った。習近平の怒りが収まる筈がない。この二つの国際フォーラムには世界数十ケ国から元首が出席していたのである。

 第二に国連の経済制裁を実践するに際して、旧瀋陽軍区のダミー企業が北朝鮮との深い利権で結ばれている事実が習近平の権力基盤を揺さぶってきた。失脚させた徐才厚、郭拍雄の残党が軍の内部で不安な動きを示した。
 もし有事となれば、この習近平に楯突いてきた軍を戦争最前線におくることが出来る。

 第三に3700キロ射程のミサイル実験の成功を、日本のメディアはグアムが射程に入ったと騒いだが、ぐるりと向きを変えると、全中国が射程に入ったということである。
 つまり北朝鮮は中国にとっても国家安全保障の根幹を揺るがす脅威となってしまった。中国から見れば、これは裏切りである。

 第四が核拡散の怖れである。
 北朝鮮はVXガスも、ミサイルも見境なく物騒な国々に売ってきた。もし小型核に成功し、これを幾つか生産して、ISやアルカィーダへ売却する怖れもさることながら、中国にとってはウィグルの過激派への売却という事態をもっとも恐れている。
 ウイグル自治区にはIS残党がカザフスタン経由で潜入した気配もあり、平和的解決をのぞむ「東トルキスタン」独立運動ばかりではなく、過激セクトが混在しており、危険なシナリオがあれば、その芽のうちに摘んでしまわなければならないだろう。

 かくして中国の保護国だった子分が親分を軍事的脅威で強請るという事態がシナリオに加算されるようになったわけで、中国は自らの北朝鮮攻撃の可能性を熟慮し始めた。

 すでに北朝鮮の富裕層は、この変化を肌で感じはじめた。レジュームチェンジとなれば、富裕層も粛清の対象となるだろう。富裕層の一部はすでに中国の丹東、瀋陽への脱出を始めており、マンションを購入し始めたという情報が錯綜している。

 トランプ政権の狙いは金正恩の体制転覆が最終目標ではない。
 核兵器の管理である。これが米国の心配事の一番であって、北朝鮮の核兵器の拡散をなんとしても防ぐ必要がある。その点では中国と協力する余地が十分にあるわけで、あるいは既に密約が成立しているとも考えられる。


 ▼ソ連崩壊時の核兵器管理はどうだったか

 ソ連が崩壊したときのことを思い出したい。
 ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンに分散されていた核兵器を、旧ソ連の中核ロシアが一元管理することが絶対の条件だった。米国はそのために協力を申し出て、とりわけウクラナイナに配備されていた核兵器をロシアへ移動させた。
 また旧ソ連の核兵器管理システムコンピュータは米国が受け持ち、とどのつまりロシアの核戦力は米国の「統治下」にあると分析する軍事専門家がいる。

 このソ連崩壊の大混乱の最中に軍人と組んだ凶暴なマフィアがウランを持ち出して、売りさばこうとしていた。
西ドイツの警察が囮を仕掛けて、バイヤーに化け、ロシアからのウランの一部を押収した。当時、ハリウッド映画が、ソ連の核兵器の闇マーケットをテーマとして作品を量産したものだった。

 中国の核兵器管理は陝西省の峨々たる山脈に無数のトンネルを掘って大規模な地下要塞をつくり鉄道で繋いで、円滑にミサイル発射基地へ移動できるシステムを完成させている。

ところが、四川省大地震の際に露呈したのは秘密都市とされた核兵器製造の町が壊滅、パラシュート部隊などが緊急に出動して被災者救出より先に核兵器もしくはウランと思われる箇所にコンクリートを幾層にも流し込んで埋める作業だった。

 
 ▼パキスタンの核拡散の恐怖も去ってはいない

パキスタンの核兵器と米国の関与は不明瞭な点が多い。
 1975年に帰国したカーン博士は核兵器開発をはじめ、日本から大量の部品、関連材料を輸入したことは判明している。カーンは核の闇市場を形成し、その技術を北朝鮮に供与した。パキスタンの核開発の費用はサウジアラビアが負担した。
 パキスタンは国際世論から囂々たる非難を浴びたため、カーン博士はスケープゴーツにされたが、だからといってパキスタン国内で処分されてはいない。

 具体的にはパキスタンが濃縮ウラン技術と遠心分離器を北朝鮮に供与し、バーターで北朝鮮はノドンミサイルを提供した。
ブッド政権下で、核開発は開始されたが、ブッド首相(当時)は「軍はアンタッチャブル。わたしは何も知らなかったし、軍から情報提供はなかった」とインタビューに答えた。
ムシャラフ政権下で北朝鮮との交流は深化し、イスラマバードと平壌間を軍用機が飛び交った。
 
 米国が懸念したのはパキスタンの核兵器がタリバン、アルカィーダ、ISなどイスラム過激派に流れることである。米国議会報告では「管理はしっかりしており、いまのところ懸念材料は薄い「としているが、状況の変化次第でどうなるか分からない。

 したがってパキスタンの核兵器管理に関して米国はパキスタンと密約を交わし、有事の際にはアメリカの特殊部隊が潜入し、核兵器管理を優先順位のトップにおくとしていると嘗てアメリカ人ジャーナリストがすっぱ抜いたことがある。

 こうみてくると、中国は北朝鮮有事の際、まっさきに核施設に突入して、核兵器の管理のための作戦をとることになるだろう。
 だから状況はすっかり変わっているのだ。
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 なにも繋がりがなかった、一つの証拠もあがらなかった「森友、加計事件」
  すべては朝日新聞の安倍つぶしの陰謀から情報が捏造されたのだ

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小川榮太?『「森友・加計事件」 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)
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 いま真実が明らかになった。所謂「もりかけ」問題は朝日新聞の「創作」、つまり安倍政権を潰すために仕組まれた世紀の冤罪。報道はことごとくがでっち上げであったと小川榮太?氏はいう。
 スクープの捏造は、この新聞社の一貫した得意技、これは中国が発明したのか、いや中国の宣伝機関が朝日の手法を真似ているのか?
 もりかけ事件に関してはいまさら説明の必要もないので経緯は省略する。というより、それを緻密に精密に検証し直したのが本書である。

 要するに「森友問題」なるものは交渉過程での「不明朗処理の問題に過ぎない。安倍に関係がないどころか、国政案件とさえ言えない」
 ましてや「加計学園問題に到っては『問題』すら存在しない」のである。いや「本当の構図は、長年獣医学部新設を阻んできた勢力と、規制を打破して獣医学部新設のために動いた人たちの間の戦いだった」。
しかし「何より衝撃的なのは、仕掛けた朝日新聞自身が、どちらも安倍の関与などないことを知りながらひたすら『安倍叩き』のみを目的として、『疑惑』を創作したことだ」
 かくして本書は「無双の情報ギャング 朝日新聞に敬意を込めて捧ぐ」と皮肉たっぷりの号砲から始まる。
 評者(宮崎)は当初から、この事件は背後にある左翼メディアの陰謀、その印象操作の悪質性を認識していたが、突っ込んで検証しようという意欲はなかった。小川氏は勇気を持って、この仕事に挑んだ。
その勇気とエネルギーとを高く評価したい。

 嘗て日本の左翼メディアがいかなる犯罪的報道に熱狂したかは、三つの例をあげるだけでたちまち検証できる。
 全日空雫石事故は、自衛隊機が激突したという第一報が巨大な誤解を与えてしまった。検証なしで、最初から自衛隊が悪いというバイアスがかかっていた。裁判の過程で真相が明らかとなった。全日空機が予定の飛行ルートを大きく外れ、しかも全日空機が自衛隊機にぶつかったのだ。
 ところがメディアは、この真実を小さくしか報道しなかったため、国民の大半がいまも雫石事故を自衛隊が悪いという印象をもっている。

 潜水艦「なだしお」が遊び人を乗せた釣船と衝突した事故も、最初から自衛隊がわるいという、とんでもない因縁をつけることからメディアが報道した。
 救急車がサイレンを鳴らして通るときに、道路上で、それを遮る行為をしたらどちらが悪いのか? 
しかし日本のメディアは自衛隊の断罪が先にあり、真実にはふたをした。これもトンデモナイ報道機関の犯罪である。

 歴史教科書を「軍国主義風に書き換えた」とかの事件でもそうだった。共同通信の誤報は「侵略を進出と書き換えた」歴史教科書が登場したなどと意図的な報道をして、修正をしなかった。検証の結果、書き換えた教科書は一冊もなかった。しかし「誤報」だったと謝罪したのは産経新聞だけだった。

 その朝日が捏造を認めて謝罪したのが吉田証言だった。直後から朝日が三流のデマゴギー媒体であったことが露呈し、部数は激減、影響力はゼロに近くなった筈だった。ところが左翼の執念深いフェイク創作集団は、あの新聞社の中で生息していたのだ。
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)昨日のラジオ日本「マット安川」の「ずばり勝負」を最初から聞いておりましたが、宮崎さんは、途中で中国問題から、アメリカの政治の話になり、ティラーソン国務長官はキッシンジャー人脈。トランプとは肌合いが違うというポイントを強調されておられましたね。
それにしても齢九十をこえるお爺さんが、まだアメリカ外交に影響力があるというのは驚きです。中曽根大勲位は、いまや化石同然。あちらはアザラシ?
  (YK生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)キッシンジャーは嘗ての親中路線をいくぶん修正しており、だからこそトランプは彼の話をよく聞くのでしょうね。
キッシンジャーが嫌ったバノンを、ホワイトハウスから追い出したのはジョン・ケリーとクシュナーの共闘とされています。とくにトランプの女婿・クシュナーがキッシンジャーと親しいとされます。
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    ISが主張していた首都「ラッカ」がシリア民主軍に制圧されたとの報道が駆け巡っている。ISから逃れた東トリキスタンの連中が帰って来るぞ。どうすんだ支那畜は?

    シリア民主軍って何?かと思ったら、クルド族主体の軍事組織だってさ。

    二代目アサドは英国で医者を遣ってたとか。そのままだったなら穏やかな人生だったかな?    女房は英国人。まぁ担がれた人生に何を思ってるんだろう。


    金が有ろうが無かろうが、穏やかな人生が望みな妄想爺に取っては夢にさえ見た事無い人生を送るって・・良く解らんなぁ。小さな波乱は幾つも遭ったけどなあ。