宮崎正弘の国際ニュース・早読み < 「大統領が命令すれば中国への核攻撃も辞さない」 (2017年 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    紋切り型の発言は当然といってしまえばそれまでだが、日本の自衛隊の幹部が口に出せるだろうか?    愛する国の為・愛する人の為・・と戦場に向かった日本人。現代の日本人はどこまでその心情が理解できるのだろうか。理解・察する事さえ否定的に捉えるように教育されて来た戦後世代。何かに繋がれた魂・心は解き放たれ、自由に舞い踊れるのだろうか?

    目を覚ませ・日本そして日本人たち!


宮崎正弘メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月28日(金曜日)弐
        通算第5372号  
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「大統領が命令すれば中国への核攻撃も辞さない」

   米太平洋艦隊司令官、豪国立大学安全保障セミナーで警告

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 7月27日、オーストラリア国立大学で開催された安全保障会議における質問に答えるかたちで、スコット・スイフト太平洋艦隊司令官(提督)は、「仮設の質問であることを前提に、もし大統領命令が下されれば、我々は来週にも中国への核攻撃を行う」と回答した。
 このセミナーは米豪合同軍事演習を終えた時点で行われた。

 豪の北西部沿海、豪のEEZ海域内で行われた米豪軍事演習には中国のスパイ船が多数、観測のために付近を航行していた。
 米軍は空母ロナルドレーガンを筆頭に36の艦船が参加し、航空機は220機、合計33000人が訓練を行った。大規模な演習である。

 スコット・スイフト太平洋艦隊司令官は、席上、「米国の憲法に従い、軍はシヴィリアン・コントロールの元にあり、大統領が命令すれば、その通りにするのが軍のつとめである」と軍隊の規律を確認する。

 また提督は「豪の経済排他水域に中国軍の艦船がはいっていることは国連海洋法でみとめられており、ハワイ沖の軍事演習でも中国の観測船が這入り込んできている。問題は米海軍が同じことを中国のEEZで行おうとすれば中国が反対することである」と追加の発言をした。

 米国では憲法の範囲内の発言であり、問題視されていないが、中国語メディアは大騒ぎをしている。

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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
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(読者の声1)巷に、何か大事件が近く起こるのではないかという不安が拡がっています。原因は戦後体制の行き詰まりですが、より具体的には国防ができないことです。
 北朝鮮が核ミサイル開発を進めている一方、米国は安保があっても日本の身替わり被爆はしません。
以下感想です。
1.マスコミの専横:
 マスコミは、マスコミ自身の信用度を世論調査すべきと言う意見が出ています。国民のマスコミ対策としては国営放送を提案します。
NHKは公共放送と言いますが、歴史的には占領軍の置き土産であり、独立したのに居座って未だに反日報道を続けている状態です。受信料は占領負担金です。これは我慢できません。

2. ギリシャ彫刻は「優美」だが、エジプト彫刻は根源的な「壮美」を湛えている、これに匹敵する彫刻は世界でも古代の日本にしかない(荻原碌山1879-1910)。
感想:私は世界各地を巡りましたが、一番印象的なのはエジプトです。ギリシャローマの芸術は現代につながるものがありますが、ルクソール神殿の巨大円柱の林には現代とは違う何かを感じました。
   (東海子)



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(読者の声2)貴誌第5367号「読者の声5」の「AT生」さんのご意見として「歴史の評価において、現代の価値観で過去を計ることは行うべきではないと考えています。」とあります。そして「倭人の女王国のことを初めて紹介するのを自慢しているとも考えられるのが倭人伝だと考えております」と仰言っています。
この部分のご意見はAT生さんがお持ちの現代の価値観では?
 歴史(history)はしょせん物語(his-story)に過ぎないんじゃないでしょうか。
かつて日本の考古学界には「神の手」と呼ばれる偉大な人物(?)がおられました。東北大学の先生方はこの人物の発見した遺物を根拠に壮大な旧石器物語を描かれていました。そしてその結果は…。
宮崎さんはよく「中国人は朝起きてから夜寝るまでずっとウソを言っている」と言われます。中国と台湾に暮らして30数年、ひとつ学んだことがあります。
漢民族にとってウソはウソではなく、ホントなんだと。目下のところ人類は『魏志倭人伝』の書かれた時代にゆき、その時代の人々の価値観を理解することはできません。いや中国古文献の研究を通して理解できるじゃないかとおっしゃるかもしれません。
しかし最近の「蕎麦」をめぐる日本のテレビや新聞の報道をみていると、情報とは自分の信仰する価値観によっていかようにも操作できるものであることがわかります。
ましてや正史としての三国志がかかれた時代のことです。
歴代の中国正史の書き手はどんな人々であったのか…?
宮崎さんのように自分の足であるき自分の目で見、耳で聞いて情報を集め、「考える葦」になることが大切なのです。象牙の塔を盾にした「考えない足」(sankei web.記事)であってはいけません。
(浪子)



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(読者の声3) 貴誌通算第5370号(読者の声2)で「ST生、千葉」氏の「ドルーズはレバノンに多いイスラム教の一派で、レバノンのドルーズは親イスラエルあるいはイスラエル許容派です。シリアのドルーズも同様ですか」
との御質問を拝見しました。
 参考になるかどうかは分かりませんが、私の知る限りではドルーズ教はその教義上に於いて、それぞれの国の統治者に従順であるという事があります。現在ドルーズ教徒の人口分布はざっくり言って、レバノン、シリア、イスラエル、ヨルダン、に加えて一部の移民の移住先に分かれています。
 レバノンはシーア派が多い地域ですが、元々ドルーズ教やアラウィー派などシーア派の分派はイスラム主流のスンニー派に迫害されることが多くて平家の落ち武者や朝鮮半島の仏教徒の様に山岳地帯に安住の地を見い出し暮らしていた。
現在レバノン山と言われている場所はかつて「ドルーズ山」と言われていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3%E5%B1%B1%E8%84%88

 レバノンでは独立後に国防族としてレバノン政府軍の国防大臣を輩出していたので、「親イスラエル」という表現が当たらないかと思われます。
レバノンの親イスラエル派としてはキリスト教民兵やかつてイスラエルの友軍であった南レバノン軍がありましたが、同軍の兵の多くは金で雇われたシーア派だった様です。
 次にシリアのドルーズ教徒ですが多くは19世紀から後にレバノンから移住した子孫で、レバノンの旧ドルーズ山(レバノン山)の代わりに新たに移り住んだ山に「ドルーズ山」の名称を移しました。この名は現在でも残っています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E5%B1%B1%E5%9C%B0

 シリアは国民の八割がスンニー派ですが支配層がアサド家などアラウィー派で少数派の為に同派はドルーズ教徒やキリスト教徒と組んでいる。よくスンニー過激派イスラム国がキリスト教徒を虐殺するのはそういう背景もある。
御質問の答えとしては、シリアのドルーズ教徒の多くは親アサド政府でイスラエル占領下ゴラン高原のドルーズ達も同様です。
 イスラエルで少数民族「ドルーズ人」として扱われるドルーズは基本的に親イスラエル政府で、その点でイスラム教スンニー派やキリスト教徒のパレスチナ・アラブ人とは際立ち違う。
ドルーズ人女性は義務兵役免除されるがドルーズ人男性の義務兵役参加率は左翼的なキブツ出身男女と共に最高で、同国では右派より少数民族や左翼がより積極的に国防に参加する。
 そこが幼稚な空想論を掲げる日本左翼との違い。ドルーズ人はイスラエルでも国防族で国防軍のみならず、警察、警察傘下の国境警備隊、民間警備会社など安全保障関連で勤務する事が多い。今月エルサレムの神殿の丘で銃殺されたのもドルーズ人の国境警備隊員だと思われる。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170715/dly1707150004-n1.html
 
ドルーズ人は教義上で輪廻転生を信じて他教徒との結婚は許されない。
まれにドルーズ人男性とイスラム教徒女性の結婚はあるが破門されたり女性だと殺されかねない。ユダヤ教などの様に他教徒からの改宗も許されず同宗結婚となる。
それでイスラエル占領下ゴラン高原在住のドルーズ人がシリアのドルーズ教徒と結婚する場合はシリア国籍ドルーズ教徒はイスラエル滞在が許されずにゴラン高原のドルーズ人がシリアに家族と別れて住む事になる。

 その題材を扱ったのが『シリアの花嫁』というイスラエル映画だが、内戦以前にその映画の感想を数人の若いドルーズ人女性から聞く貴重な機会があった。美しい彼女達は異口同音に私に「イスラエルを永遠に去りシリアに住みたいドルーズの女の子なんて誰も居ないわ」と言った。
その後でその生の声を親シリアの日本人女性に聞かせたら、「そんな意見は間違いだ」と言って死ぬほど怒った(爆笑)。聞きたい事しか聞かない。それが日本左翼だと学んだ瞬間である(笑)。
http://www.d3.dion.ne.jp/~masaji.s/New165.htm
   (道楽Q)


(宮崎正弘のコメント)詳しい情報をお寄せ頂き、有り難う御座います。ドルーズに関しては、日本ではあまり話題にもなりませんでしたから。
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    「正論」と覚しき発言をマスゴミが発信しない時点で、この国の報道は死んでる。

    ユーチューブで中継されている前愛媛県知事の発言。どこのマスゴミも取り上げていないのは何故だ!

    日本のマスゴミは朝鮮族に支配され、支那竹の指令の下、一斉に捏造報道に終止している。支那竹は用意周到に日本国内に網を張ってしまったのだ。そんな実態を知らないのは日本人だけ。まあ知ってみようか。嫌だろうけど。

    何処でどの様に真の情報を入手するかは、人其々。まぁ頑張ろか。