Fw:移民政策のトリレンマ | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


「性善説」「性悪説」をガッコで習ったのは中坊だったかな? 正確には「性悪説』を知った。という事ですね。育つ中で『人は皆善である」と日本社会は教えてくれていたから。悪い人間なんていやしないだったから。

だから、「性悪説」というのは、一種の衝撃だったような、記憶が微かに未だに残っている。


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 『三橋貴明の「新」経世済民新聞』

     2017/2/27


「移民政策のトリレンマ」
From 三橋貴明


【今週のNewsピックアップ】
移民政策のトリレンマ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12249515222.html
続 移民政策のトリレンマ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12249796298.html

グローバリズムは、よく言えば、
「誰もが仲良く、平等に、幸せに暮らしましょう」
という、一種のユートピア論ととらえることができます。

グローバリズムが完成した世界では、人々はフェアに扱われ、
適正な競争が行われ、努力すれば誰でも幸せになれる。

人種、国籍、宗教、言語、文化、ライフスタイルによって
差別されることはなく、誰もが公正に扱われる世界。

すなわち、性善説に基づくフラット化した世界。

上記のユートピアの実現のためには、二つ、
大きなハードルが立ちふさがっています。

一つ目は、現実の世界では性善説は成り立たず、
人々が話す言語も異なり、人種、国籍、宗教等が理由で、
互いに違和感を感じざるを得ないという点です。

「違和感」とは柔らかく表現したわけで、露骨に書くと「恐怖」になります。

我々は大変、残念なことに、各種の「違い」により、他者に対し
違和感を飛び越え恐怖を覚えざるを得ない生き物なのです。

特に、日本人の場合、言語が重要です。

我々は「日本語を話す外国人」に対しては、やたら親近感を覚えます。
日本語を解さない外国人に対しては、まるで異星人に接するような気持になりませんか。
差別云々ではなく、現実の話です。

日本人は他国の人々よりも外国人に寛容
(とにかく、日本語を喋ってもらえばいいのです)
だと思うのですが、それは我々が島国の住民であり、
歴史的に「移民問題」に悩まされることが少なかったためでしょう。

二つ目。グローバリズムのユートピアと書けば聞こえはいいですが、
実際にはこの種の思想が「自分の利益を最大化したい誰か」に利用されているという点になります。

グローバリズムのバックボーンとなっている思想は、もちろん「経済学」です。
経済学とは、経済合理性以外の価値観を持たない経済人が、
情報を均等に与えられ、市場で自由に競争することで
効用が達成されるという物語が基盤となっています。

経済学の理想郷において、政府は市場を歪める異物でしかありません。
政府が余計なことをしなければ・・・。というわけで、
経済学は政府のレギュレーションの緩和、すなわち規制緩和を常に善とします。

防衛安全保障? 食料安全保障? 防災安全保障?
防犯安全保障? エネルギー安全保障?

心配いりません。グローバリズムのユートピアでは、戦争など起きないのです。
食料は国内で生産できなくても、必ず適正価格で外国から輸入できます。
輸出制限など野蛮な行為に手を染める国は、
いずれ市場原理により排除されることになります。
食料安全保障など、別に考える必要はありません。

防災安全保障?

そんなに自然災害が怖いならば、保険に入れば済む話です。

エネルギー安全保障。

大丈夫ですよ、原油も石炭もLNGも、外国から無尽蔵に輸入できるのです。

といった、バカバカしい前提が全て成り立つのであれば、
グローバリズムのユートピアは実現するのかも知れません。
後は、通貨と言語と宗教を統一するだけです。

とはいえ、現実の世界では通貨、言語、宗教が異なる国々が乱立しています。
これはまさに「歴史的」な話なので、そう簡単には条件を変更できません。

さらに言えば、この世には資源制約があり、
他国の安全保障を善意で実現してくれる国など、存在しないのです。

ついでに書いておくと、災害を恐れて保険をかけていたとしても、
震災や水害、土砂災害で「死ぬ」という現実に対しては、何の慰めにもなりません。

要するに、荒唐無稽なグローバリズムのユートピアを唱えることで、
得をする「誰か」がいるのです。もちろん、グローバル投資家のことです。

政治力が大きいグローバル投資家が経済学を利用し、
自分たちの利益を最大化するためにグローバリズムを
推進してきたというのが、過去の歴史なのでございます。

結局、様々な理由からグローバリズムのユートピアは実現しません。
国民がその国で安全に、自由に暮らしたいならば、政府という存在が
様々な規制をかけるしかないのです。あるいは、政府が市場とは無関係に、
モノやサービスの生産活動をする必要があるかも知れません。

そして、国民が安全に、自由に暮らしたいならば、最低限、
異邦人(外国人)の流入を制限するという政策を採らざるを得ません。
繰り返しますが、外国人差別云々ではなく、これが現実なのです。

外国移民受入、安全な国家、そして国民の自由。
この三つを同時に成立させることはできません。
すなわち、移民政策のトリレンマです。

●外国移民を受け入れ、治安を維持しようとすると、自由を失う。
●外国移民を受け入れ、自由を保とうとすると、治安が悪化する。
●自由を保ちつつ、治安を維持したいならば、外国移民を受け入れることはできない。

シンガポールは、国民の自由を制限する代わりに、安全な移民国家を実現しました。
欧州は国民の自由を維持したまま、移民を受け入れ、安全な国家ではなくなっています。

さあ、日本国はどうするべきでしょうか?
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「日本語」は特殊であり、奇妙であり?不思議な言語なのです。

数日前に幼い子の方が漢字を良く覚えるのだと知りました。実体験でも割と早くから旧字の本が身近に有ったので、自然と旧字の読みは覚えていたっけ。父母や兄に訊いたという記憶も無いな。

漢字を図形ようなものとして認識するそうな。だから、言語脳である左脳ではなく、右脳で処理するのだとか。対する平仮名、片仮名は表音文字として左脳での処理なんだとか。

漢字、平仮名、片仮名の三つの文字を駆使する日本人は特殊なのです。カナ混じり漢字文を読む事は漢字を右脳、カナを左脳で処理する為、左右の脳をフル回転しているのです。地球上で最も脳を使っている民族なのです。

表意文字の漢字の認識の仕方も見ただけで、意味を理解するとか。

日本民族は特殊なのです。この特殊な能力を失えば、にほん民族は成立しなくなる、大事な能力なのです。幼児期に他言語を覚えた帰国子女たち。中途半端なバイリンガルでしか無かったのは、当然だったのです。


漢字を覚え無い覚えたく無い外人に対して抱く何とも言えない異物感は、こんな所から来ているのだと、漸く納得しました。

他民族を日本に受け入れる事は真っ平御免! そう思いませんか? 単純に言って彼らの頭は悪いのです。八十過ぎに帰化した爺さん(ドナルド・キーン)が新潟で何やら物書きしているらしいが、単なる勘違いの文章なのかも知れないなと。何十年も掛け?ニホンヲ研究して来ても日本の持つ本質に気付けなかったのです。311を眼にして、初めて日本に帰化しようと思ったそうですから、単純に言って「馬鹿」そのものだと僕は思いますが・・貴方は?貴女は?



色々妄想。