[三橋実況中継]ファイナンス・ファイナンスFrom 三橋貴明 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 日本円で政府が国債を発行している限り、外国から借金をしている訳ではないのです(国の借金ではない)。その論理が理解できるか出来ないかで貴方の理解力が測れます。


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[三橋実況中継]
ファイナンス・ファイナンス


【近況】

人間は言葉で「思考」します。

言葉が間違っていると、思考も間違えてしまいます。

しかも厄介なのは、上記を理解した「誰か」が、特定の政治的な目的を達成するために、言葉を生み出し、多用し、情報操作を図ろうとする点です。

いわゆる、プロパガンダですね。

「月刊三橋」や「三橋経済塾」では、言葉の定義を重視します。さもなければ、正しい思考ができず、問題解決も図れないためです。

例えば、「Government Debt」という概念が、
なぜか日本では「国の借金」「日本の借金」
と訳され、報じられ続けています。

正しくは、「政府の負債」です。

「政府の負債」であれば、借り手が「政府」であることが誰にでも分かります。
とはいえ、
「国の借金で破綻する!」
「日本の借金は1000兆円を超えており」
「日本は借金大国」といった言い回しをされると、国民はあたかも
「自分たち」が借金しているような印象を覚えます。

結果的に、
「国民は一人当たり800万円の借金を背負っている(計算になる)んですよ。
この借金のツケを、将来世代に残すわけにはいきませんよね。じゃあ、増税に反対しないでね」

という、1995年に始まった大蔵省(当時)の財政破綻キャンペーンに、国民は騙され続けています。

あるいは「財政ファイナンス」。

日本政府の負債は100%日本円建てであるため、
「日銀が国債を買い取れば、話は終わりでしょ」と正しい主張をすると、
「それはザイセイファイナンスだ っ!!!」と強圧的に反論されます。

財政ファイナンスを英語に訳すと、
ファイナンス・ファイナンスになってしまいます。

そもそも、中央銀行の国債買取は
「国債のマネタイゼーション(貨幣化)」なのです。

英語では「monetization」と呼びます。

とはいえ、「国債の貨幣化」という言葉を使うと、中央銀行が国債を買い取ると「貨幣」と同じになってしまい(なります)、政府の財政破綻の可能税がゼロであることが露呈してしまうため、誰かが「monetization」について「財政ファイナンス」と呼び始めたのです。

そして、メディア総がかかりで
「財政ファイナンスは悪。決してやってはいけない」という印象操作を行い、
「国債を発行し、財政出動を。国債を日銀が買い取れば、政府の財政破綻の可能性はゼロ」
という事実を言う論客、政治家、学者などに対し、
「それは財政ファイナンスに該当する!」
と叫び、口を封じるという「手法」が使われているのです。

実際には「ファイナンス・ファイナンス」だから何だ? 
という話なのですが、この手の言葉を使う連中は、誰もその手の疑問を持とうとはしません。

まさに、思考停止状態です。日本をデフレから脱却させるためには、まずはこの手の「言葉の問題」をクリアにしなければならないと考え、三橋は「月刊三橋」「三橋経済塾」で言葉の定義を重視し、コンテンツを作成しているのでございます。
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 日本では使われなくなった言葉が「言葉刈り」あってしまいました。

「片端(カタワ)」「ギッチョ(左利き)」etc.

 言葉刈りの弊害は日本人の持つ概念さえ、喪失させてしまいます。


 日本は変態で、特殊な国で有り、民族なのです。


 国家という単語は明治の翻訳語。日本の場合は国というより、邦という漢字を使った方が概念的には良かったのかも。但し、明治以前の状態を表現するにはという条件下ですが。


 漢字には一字で表すものでした。維新から明治に掛けての文明開化期に西洋の概念を翻訳したものが「和製漢語」。先人たちに感謝です。

 二文字乃至は三文字で創られた熟語は便利以上でそれ以下では無いのは明らかですね。支那大陸の多民族社会では根本的な概念が無かったのか、漢字での表現が出来なかった。それは最近の「知道中国」を読んでいると何となく理解出来ますよね。僕に取っては宮崎正弘メルマとの出会いとそこから発信される樋泉教授に感謝感謝です。

 湯川秀樹博士の兄、貝塚茂樹に毒された支那に対する見方を大きく変えてくれました。




 棺桶に足を突っ込む前にどれ程?自分が変われるかが今は僕個人の楽しみかな?

 日本人として「誇り」を持ちましょう!