宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <領海問題を棚上げして経済ミッションを率い、ドウテルテは | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 フィリピンのドウテルテには期待通りだった。坊主憎けりゃ袈裟までもって奴なのは理解するけど・・・。

 米国が正義の味方面するからなんだが、カラードのオバマだからなぁ。


宮崎正弘メルマより
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)9月30日(金曜日)弐
       通算第5045号  
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 米国にとってばかりか、日本も頭痛の種は比大統領
   領海問題を棚上げして経済ミッションを率い、ドウテルテは訪中へ
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 やはり華人。ドウテルテ比大統領は、スカロボー島の中国侵略を批判せず、事実上棚上げにする姿勢だ。比漁民の安全操業について話し合いを継続するが、軍事的対決は避ける。国際仲裁裁判所の決定は? 

 ドウテルテの心情の基底にあるのは徹底的な「アメリカ嫌い」である。
中国はその分を相殺して、どうやら好きらしい。アキノ前政権までに構築してきた米比関係の躍進的改善も、オバマ米政権の失策もあるが、白紙に戻る恐れが出てきた。

 米側は麻薬密売人射殺を「人権無視」と高飛車に非難しているが、ドウテルテは、「それなら米軍がなしたフィリピン国民四十万人の虐殺はどうなるのか。米国はそんなことを言える資格、もしくは権利があるのか」と食ってかかった。

 レイテ島へ行くと、マッカーサーの上陸ポイントに巨大な像が建っている。
 まるでフィリピン解放の英雄としてだが、付近の住民は見向きもしない。「なにが解放だ、コレヒドールから部下を置き去りにして逃げ出し、勝ちが進むと、こんどはコレヒドールで塹壕やトンネルに残った日本兵を殲滅した」のは誰だ。

だからコレヒドールへ行くと、現地ガイドは日本のサムライ精神を称え、ルバング島から三十三年孤独に戦ってでてきた小野田少尉を称賛する。その説明を聞いているのはアメリカ人、カナダ人、欧州人だが、構わずに喋っている。

 ドウテルテ比大統領、その反米精神はよし。しかし国際情勢を客観的に眺めて、領土領海を棚上げし、中国になびいてビジネス優先路線を突っ走るのは狭量という批判は免れないのではないか。
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1473回】    
      「汚吏 縁して奸を行ひ、遂に失敗に歸せり」(内藤12)
内藤虎次郎『支那漫遊 燕山楚水』(博文館 明治三十三年)

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どうやら内藤の目からすれば、戊戌の変法などと大仰に構え清朝改革を掲げはしたものの、とどのつまり「貴國人士」は口舌の徒でしかなかった。実際に「身を殺して義に赴く」の若者がいたからこそ、我が明治維新は成就したのだ。「身を殺して義に赴く」の志なく、口先で天下国家を論じるだけで事が成ると考えるなら、「則ち誤ること甚だし」。やはり口舌の徒は禍でしかない。内藤は続ける。

内:最近、続々と政党が興っているが、「年少氣鋭の徒、亦徃々之か爲に身を殺す、邦人過鋭、是れ其の短處と雖も、此に非ずんば亦近日時勢に應ずるに足らざる也」

   「數十百輩」が我が身を犠牲にして明治維新に挺進した。徳川幕府盛時ですら、我が身を捨てて大義に殉じた。あなたの国を見ると、口舌だけで天下の変革をなそうとしているようだが、それは大間違いだ。昨今の日本では政党が興ってきたが、これまた維新と同じで、「年少氣鋭の徒」は不惜身命で戦っている。確かに「過鋭」は日本人の短所だが、「過鋭」な振る舞いでもしないかぎり、「亦近日時勢に應ずる」ことなでできはしない。とうことは、「過鋭」であり、かつ「進むに長じて、而して守るに短」というのが、内藤の捉える日本人像ということだろう。

 :「君が言甚だ是」。あなたのおっしゃる通りだ。口舌のみが過激で行動が伴わないという我らが欠点について日頃から時に応じて議論はしている。だが、一向に結論をえられないことに悩むばかり。やはり「稍時を待たざるを得ざる耳」。あなたのおっしゃることは、まさに「心に銘するべし」

内:「時勢の變、一起一伏、意ふに貴國政府も、亦稍維新に嚮ふの日あらん、然るに是れ恃むべからず。曩日特科の設の若き、貴國人士、徃々視ること從前の科目に同じ、以て仕官の捷径と爲す、此病治まらずば、國遂に興すべからざる也、一の官と做るを願はざるの士あり、百世の爲に太平を開くを以て念と爲すは、百科塲の名士に愈る。(是よち更に福澤諭吉氏の事を引くこと數十言、今煩を恐れ之を略す)/二君も亦甞て科目に應ずるや否や」

   ここでは敢えて内藤が記したままを示してみた。どのような「福澤諭吉氏の事」を語ったのか興味深いところだが、「煩を恐れ之を略」されている以上、知るすべがないのが残念だ。やはり「福澤諭吉氏の事」に中国人がどのような反応を示したのか。これまた知りたいところではあるが。

さて内藤は・・・時勢の変化というものは直線的に進むものではない。お国の政府だって改革に踏み出すこともあろうかと思うが、それを期待してはじまらない。科挙試験も儒教古典科目とは別に近代的な知識にかんする科目を加えたが、お国の人々は従来の科目と同じとして、ともかくも官途に就くことの早道としか見做してはいない。いわば、こういった積年の通弊が改まらない限り、国家再興はムリだ。官途に就くことを潔しとせず、後世のために自らを擲つ者が1人でもいたら、それは科挙試験における成績優秀者に甚だ勝る、というものだ。ところで、お二方は科挙試験を受験されるのかな・・・

おそらく、こんなところが内藤のいいたかったことではないか。
 内藤の言に対し、 國亮は「自分は俗人だから科挙試験に合格しているが、陳君は志が高く科挙試験を『小道と爲し、此の惡劇を作さず』」と応えている。

ちなみに日清戦争敗北により数々の改革が実を結ばなかったことが明らかになったことで、さしもの科挙試験にも改革のメスが入った。だが、西洋の学問に対する従来からの中国の学問の絶対的優位という“妄信”が改まるわけはなかった。
ダメだ、こりゃ ッ。
《QED》
     △◎◎ヒ□◇▽イ□◎○ズ◎□○ミ○□

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)明治維新150周年にあたる平成30年に合わせて「明治の日」を制定すべく院内集会を開催いたしますので、多くの皆様にご参集いただき、機運をさらに盛り上げたく存じます。告知に御協力のほど宜しくお願い申し上げます。
    記
「明治の日を実現する院内集会」
とき 11月1日(火)
   午後4時30分   開場(衆議院第2議員会館1階受付で通行証を配布します)
   午後5時 基調講演 皿木喜久氏(『明治という奇跡』著者・産経新聞客員論説委員)
   午後5時30分頃  国会議員紹介・挨拶
   午後6時 8時   「明治天皇と日露大戦争」上映
ところ 衆議院第2議員会館・多目的会議室(東京都千代田区永田町2-1-2)
    東京メトロ 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅から徒歩5分
          有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町」駅から徒歩5分
入場:無料(住所・氏名・電話番号を明記し、電話・FAX・電子メイルのいずれかにより下記までお申し込みください)
主催:明治の日推進協議会 会長・塚本三郎(元民社党委員長)
   〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-5-302
   TEL・FAX 03(3305)8470
   http://meijinohi.com/
メールinfo@meijinohi.com



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(読者の声2)第30回 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事記』『日本書紀』
 日本最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』には、遠い昔から今に伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ「最高の兵法書」としての教えが数多あります。
 今回は、景行天皇と日本武尊による熊襲征伐や、日本武尊の東征について、図や絵を用いながら分かりやすく解説いたします。

日 時:10月29日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 田安の間
講 師:家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2等陸佐)
演 題:第4話 景行天皇と日本武尊
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278(件名「兵法講座」にてご連絡ください。なお事前申込みがなくても当日受付けます)。
     (兵法研究会 会長 家村和幸)
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 益々知道中国は面白くなってますね。

 口だけ漢族の面目躍如ってところでしょうか。現在の支那共産党政府が日本を恫喝する様はまさに先祖返り?何でしょうか。




 取り敢えず除鮮しましょ。その次は支那竹を食しましょ。