宮崎正弘の国際ニュース・早読み (イスラエルのペレス前大統領が死去 [宮崎正弘の国際ニュース・早 | Hideoutのブログ

Hideoutのブログ

ブログの説明を入力します。

 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 イスラエルが平和国家であることを否定するものではない。その成立過程は英国の阿呆に期することも否定しない。しかしハト派で有ったことも無い。軍事力を背景にしない限り、国の存立が維持出来ない国家なのだ。日本の阿呆な政治家が何を言おうと、タカ派でしかあり得ない。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6426556/
************************************
※※※ ※※※ ※※ ※※※ ※※※
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)9月29日(木曜日)弐
       通算第5042号  
※※※ ※※※ ※※ ※※※ ※※

 イスラエルのペレス前大統領が死去

   イスラエルの「ハト派」って、日本の「タカ派」より「超タカ派」

***************************************

 シモン・ペレス大統領の政治人生は絵に描いたような波瀾万丈、まさに現代イスラエル史をそのまま体現した生き方だった。9月28日に死去、享年93歳。

ポーランドに産まれたが、その土地は現在のベラルーシに編入されている。ホロコーストは、ペレスがイスレルへ移住したあとのことで、ベラルーシだけでも二十万人前後が犠牲となったと言われる。

 独立戦争を戦い、ベングリオン(建国の父)の元で国防次官、長官をつとめ、フランスから武器調達に辣腕をふるった。
政治家に転身後はクネセト(国会)に当選、労働党に籍を置き、たえずラビンとはライバル関係にあったが、オスロ合意によるノーベル平和賞はラビン、アラファトと3人同時受賞となった。ラビンは直後に暗殺された。

 外相時代の1992年、来日したおり、筆者はペレスと会ったことがある。
 村松剛氏と一緒にイスラエル大使館へ出かけて、最初はカクテル・パーティで軽い会話の積もりだったが、いつしか国防論、世界情勢論に発展し、座って話し込んだ。

 おりしも中国がウクライナの空母を買い付け、黒海を超えて極東の最大の軍事的脅威になろうかという問題が浮上していた。
この問題に話題が移ると、ペレスの見通しは「ポスポラス海峡を越えられない」という。実際にその通りになり、トルコはウクライナの空母バリヤーグのポスポラス海峡通過を二年以上待たせた。

 日本のマスコミによるとペレスは「ハト派」だそうだ。
 何かの間違いだろう。イスラエルのハト派というのは、日本に置き換えると超タカ派であり、日本のタカ派なんて、イスラエルへ行けば「超ハト派」である。

国際的な軍事情勢に通暁しており、軍事音痴の日本の政治家が行っても会話が成立しない。そんな常識もわきまえないで「(ノーベル平和賞の)受賞者にしてはタカ派だったのに驚いた」
などと感想を述べた政治家がいたそうな。

泉下でペレス前大統領は苦笑しているかも知れない。合掌。
     ◇▽□ミ○○○ヤ○○○ザ□□▽キ○▽◇

※ ※ ※ ※ ※※ ※ ※  ※※
 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう BOOKREVIEW 
※ ※ ※ ※ ※※ ※ ※  ※※

  「護憲派」という珍種は占領軍が事後の工作のために日本に残した「残置諜者」
     中味は「捕虜収容所の服務規程」のようなものではないか

  ♪
小山常実『日本国憲法、新皇室典範、無効論』(自由社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 快著である。胸のつかえがすっきりと降りる。
 タイミングは絶好、話題性も時宜にかない、しかも中味も議論の根源を問うものとなっている。
 「日本国憲法」なるシロモノはGHQの占領管理基本法であり、独立したときには当然廃棄しなければならなかった。それをしなかった吉田茂は最低の政治家である。
 日本国憲法とは日本の属国化であり、日本の滅亡を狙った米国の陰謀がちりばめられている。
 軍事占領の被対象国の基本法を押しつけ「国家としてあり方」を無理強いしたことは国際法的にも無効である。日本国憲法がまだ有効という事態は敗戦時の不平等条約がまだ生きているということである。
 そのうえ、これを遵守しようという手合いがまだ相当いる事実は、それだけGHQの洗脳政策が功を奏しているということだろう。
 護憲派という世界の珍種は占領軍が事後の工作のために日本に残した「残置諜者」であり、憲法の中味たるや「捕虜収容所の服務規程」のようなものではないかと著者は言う。
 護憲を叫ぶ憲法学者なる人々は「残置諜者の手下」であり、世界の常識に照らしても無効は明らか、皇室典範も然りである。
 耳新しく、しかし分かりやすい表現。「残置諜者」と「その手下」。中味が「捕虜収容所服務規程」か。
 なるほど100%納得がいく快著の出現となった。

◇○◇□○ ◇□○◎○□   
※   ※   ※   ※   ※※
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
※   ※   ※   ※   ※※
  ♪
(読者の声1)トルコのエルドアン大統領が、昨年訪日した際のトルコ側の映像がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=P8kOXoY58gc
 気になったのは夫人、白のコートに金色(黄色?)のスカーフ姿。宗教的に保守的なエルドアンらしい。
 続いてはエルドアン中国訪問時の映像。
https://www.youtube.com/watch?v=UeM5pvm4Sk0
 なにかと赤絨毯にこだわる中国だけにエルドアン首相が習近平と握手する場面からすべて赤絨毯。夫人は全身が白ずくめ、もちろん頭も白。スカーフというより1970年代の宇宙ルックを思わせます。
 居並ぶ中国高官のなかで王毅外相だけがグレーのスーツ。トルコ側ではスカーフ姿の女性も目立ちます。
 中国の衛兵は足を真っすぐ伸ばしたグースステップ。全員の身長を揃えています。3:40あたりからの少年少女の赤旗を振っての歓迎の様子はまるで北朝鮮。ネットでは中国が大朝鮮とかメガ朝鮮と揶揄されるのも納得です。
 続いてはトルコがロシアのプーチン大統領を招いた際の映像。
https://www.youtube.com/watch?v=0R-L7HMBOHE
 宿敵ともいえるロシアをも最上級のもてなしをするトルコ。高速道路に騎馬警官(騎兵?)を整列させ、プーチンの乗るベンツのリムジンを護衛する様子など、さすが遊牧民の末裔だけあります。
礼砲とともに演奏される両国国歌、ロシアはソ連をそのまま受け継いでいます。
 8:30からのプーチン・エルドアン両者が着席してからの撮影タイム、まるで大相撲千秋楽の横綱対決のような緊張感。
さすがにブダペストまで支配しウイーンまで攻め上ったトルコ、習近平とは格が違います。
 中国・韓国両国は安倍首相との会談のときだけ、国旗を掲示しないという非礼を重ねています。
本来ならこれだけで敵国認定ものですが、中韓両国はその異常さを中華思想ゆえか当たり前だと思っている。ほんとナントカにつける薬はありませんね。
    (PB生、千葉)

      ○◎○◎○○◎○◎○○◎○◎○  
************************************


 「残地諜者」って言葉そのものが懐かしい。何時眼にしたんだっけ?


 戦後の日本は「残地諜者」の共産主義社会主義者(民主社会主義も入るかな)どもとその下請のキムチ民族が跳梁跋扈してるもんな。



 除鮮除鮮ですね!