藪から蛇?  宮崎正弘の国際ニュース・早読み <いまだに罪状が未公開の黄興国(天津市代理書 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 藪から蛇。河内の辺りでは籔は生駒の麓辺りまで行かないと無いな。北海道を出て来てからは蛇にお目かかったことも。さて何が出て来るのやら。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6426216/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)9月29日(木曜日)
       通算第5041号  <前日発行> 
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 いまだに罪状が未公開の黄興国(天津市代理書記)失脚
  芋づる式に地下の腐敗人脈が輻輳し、藪から蛇となる様相
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 黄興国の失脚から半月が経過したが、具体的な罪状の発表がない。「重大な規律違反」により拘束とされているだけである。

 情報筋によれば、この段階で戴相龍の名前が浮上してきたという。
 戴相龍といえば、前中央銀行総裁から天津市長に転じた大物。女婿の車峰の金銭スキャンダルによって事実上の政治生命を絶たれているが、中国を代表する国際バンカーの落日だったから世界的注目を集めた。

 実は戴相龍の天津市長在任期間中(2002年から2007年)、黄興国は天津市常任副市長のポスト(03年から07年)に就いていた。
つまり黄の上司が戴相龍だったのだ。

 そして車峰と黄興国は、この時期に密接なビジネス関係を築き挙げた。
車峰はフォー・シーズンズホテルに陣取って、多数のビジネス視察団を率いて杭州を訪問したが、このときの杭州市書記が王国平で、ここで車峰と黄興国と王国平の特殊な三角関係が産まれたという。

 まずは戴相龍夫人の何用珍が海通証券董事長だったおりに平安保険の株式を大量に取得し、上場時に巨額の利ざやを稼いだ。同時期にドル建て資産の売却でも人民元上昇と重なった巨額を儲けていた。

 この戴相龍の女婿・車峰の落馬は国家安全部長だった馬健の落馬が切っ掛けとなり、車は暫時、香港へ逃れていた。

 黄興国には二人の実弟がいる。黄興常と黄興栄である。
二人は兄の立場を利用し台州、寧波、天津などで不動産売買に従事した。こうした事実は取り調べの進展具体によって、まだまだ多くの党幹部が連座失脚に繋がると予想されている。

藪から大蛇がでてくるかも知れない。

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう BOOKREVIEW 
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 いまの皇室典範論争はまったくの不毛  
   山崎闇齋から開始された畸門学が現代日本に蘇る

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坪内隆彦『GHQが恐れた畸門学』(展転社)
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 いま、こういう正統な著作が世に問われるということが時代の変化。世論の激変を象徴していると言える。
 想えばGHQが発禁図書として日本精神を鼓舞し、皇室伝統を尊ぶあらゆる思想書を日本人の目に触れさせないようにした。およそ七千余もの名著が日本の書庫から、書店から消えた。
 完全に消滅してしまったと想われていた正気の書物は、時を経て、ちゃんと復活するものなのだ。
 とりわけ忘却の彼方にあったのは水戸学の源流とも言える「畸門学」派の人々。錚々たる学者、知識人、維新行動家の列伝ともなって、本書は思想書でありながら、一般啓蒙書でもある。本書を丹念に読めば、いま論じられている皇室典範議論など不毛の論争、基本を抑えない浅学なひとたちが侃々諤々したところで、結論もまた不毛であろう。そもそも国会議員風情が皇室典範を云々するとは歴史の錯誤である。

 さて本書で坪内氏は、明治維新を導いた国体思想の系列を現代風の追求しつつ、国体の本義に迫る。
 中心に置かれるのは次の五冊である。
 浅見炯齋『靖献遺言』 
 栗山潜鋒『保建大記』
 山県大弐『柳子新論』
 蒲生君平『山稜記』
 頼 山陽『日本外史』
 一般的に維新回転の思想的原点として扱われてきた藤田東湖、会沢正志斉らは、畸門学の中継を担った学者としての位置づけがなされ、源流は山崎闇齋、その系統から輩出した山鹿素行、そして国学としての本居宣長、平田篤胤、賀茂真淵らと流れるわけだから、ちょっと出だしの毛色が違う。
山崎闇齋藤の畸門学の源流は北畠親房にまで遡及する。
 
 七生報国、君は君たらずとも臣は臣足らざるべからずという忠君思想は北畠親房がはじめて体系化した。北畠は茨城に引きこもって著作に専念した。神皇正統記である。
数百年の歳月を経て、水戸学へ流れ込んだ。
 浅見炯齋が顕した『靖献遺言』は貞亭四年(1687)に書かれ、後に『勤王の志士の聖典』と呼ばれる書物、義烈英雄らの列伝を中国の英傑にもとめて?川政府を暗喩し、その影響を受けたひとりが梅田雲濱だった。
 雲濱は小浜藩士だったが、国防強化を説いて藩主の怒りに触れ、版籍を剥奪された巣浪人。柳川星厳、頼三樹三郎らと交わり天下国家のために奔走し始める。やがて安政の大獄で捕縛され、獄死した。
西郷隆盛は雲濱の獄死に際して、
「いまに生きながらえていたら、我々は執鞭の徒に過ぎない」と慨嘆した。
 
 栗山潜鋒という学者は水戸光圀『大日本史』の編纂に関わった。今日まであまり名前が知られなかった。
栗山潜鋒の著作『保建大記』とは後西天皇の御子、尚人親王のご学友となった栗山が、後白河天皇のせんそから崩御までの38年間に皇室の衰微と武家の萌葱をもたらした戦国動乱の原因を遡及した考察したものだった。
長らく埋もれていたが、竹内式部が見いだし、浅見の『靖献遺言』とともに講義テキストに使って、志士の間に知られるようになったという。
 ともかく維新前夜、草もうの志士らは、何を読んで何処に刺戟を受けて、国体明示のために立ち上がったかの。いのちをかけるほどの価値が、なぜそこにあるのかを思想書を基軸に多くの志士の逸話をあつめて体系化した労作である。

 (註 浅見炯齋の「炯」は糸偏)
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)第6回のアジアの民主化を促進する東京集会のお知らせです
10月15日開催、皆様方のご参加をよろしくお願いします。
 http://freeasia2011.org/japan/archives/4845
   (三浦生)



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(読者の声2)10月15日に立川で高山正之氏の講演会を開催します。
         記
演題:「アジアの解放、本当は日本軍のお蔭だった!」
講師:高山正之氏(ジャーナリスト、元産経新聞記者)
日時:平成28年10月15日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:アイム・ホール(立川市女性総合センター1F)
   立川市曙町2 36 2 ?042-528-6801
参加費:1000円



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(読者の声3)初のテレビ討論会で、多くのマスコミはトランプが負けたと分析していますが、ワシントンタイムズは逆で、トランプが勝ったと想った人が72%、ヒラリーが16%でした。
 この点、如何でしょうか。
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)日本では産経新聞もトランプ嫌いで、ヒラリーを心情的に支援しているようですね。
 トランプ陣営の中にも「討論は負けた。けれども大統領選挙では勝つ」という意見が散見されました。いずれにしても、まだ40日以上先の話です。



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(読者の声4)貴誌5040号「中国人、韓国・朝鮮人は絶対に謝らない」という特亜三国人の精神構造が日本人といかに違うのかがよくわかる動画です。
 蓮舫氏の母親は日本人といわれていますが、焼魚の頭を右向きにするところを見ても日
本国籍の中国人が正解なのでしょうね。
 確かにそうですね。しかし、何でも取り合えずすぐに謝る日本人の精神構造が世界的には”特異”と思います。何十年も前に勤務していた東京の会社(日系)の社長の(笑)話ですが、香港の駐在事務所に電話する際に大声でいつも「I am sorry,plz XXXX(謝罪します、XXXをお願いします)」とやっていました。
"iam sorry"!)じゃなくて"excuse me"!)か何も言わないでいいですよ、社員はだれも社長に教えることはしませんでしたので、ずっとやっていました。
 わたしはレンポーは基本的に日本国民を舐めているという印象を受けます。その場限りの言い逃れを積み重ねていますが、国民は「二重国籍」はいいとしても「嘘つき」をそのままにしているじゃないですか。
米大統領に移民がなれるわけがありません。被選挙権は移民には与えられません。日本の場合は移民国家ではないので、その辺りを歴史的に経験していないために、そもそもそういう規制法がなかった。甘すぎると考えます。
現状を考慮すれば、おじいさん、おばあさんの代まですべて生来の日本人ではない限り、被選挙権は与えない方が良いでしょう。私の妻は外国人ですが、そう思いますね。国民はこのままレンポーを政治家として認めるようですが、私は違和感で一杯です。スパイ銀座でスパイ天国の日本はこのまま変わらないのでしょうか?なにも変わっていません。
 
また、バブル後、歴代総理は謝り続けました。宮沢元総理なんて英語は達者なのに、ブルブライトで完全に洗脳されていて、意味もなく謝罪するだけではなく、国民の税金をばらまきました。
ポマード橋本だって消費税は上げるわ、シナのハニートラップにまんまとひっかかるわで、秘書とかは一体何をしていたんでしょうかねえ。日本がシナへ大量ばらまきをしたのはハニートラップの効果らしいですね。
日本がおカネをばらまいたって誰も感謝しません。するわけないじゃないですか。バンコクのMRT(地下鉄)やハノイの国際ターミナルには、日本のODAで建設したというプレートが付いていますが、立ち止まって見る人はいません。
北京や西安などのシナの空港ではそれさえもないので、外務省や財務省はまったくの無駄使いをしたことになります。
原則として、寄付のたぐいというのは国の名前ではなく、個人名でやらないと効果は薄いですね。ベトナムでは、名誉外交官の杉良太郎氏が「名士」です。
ミャンマーの旧日本兵慰霊碑でも杉遼太郎氏の寄付した碑が目立っています。なお、海外の大使館に財務省主計局とかの人間が駐在していたりするのですが、ベトナムへ着任したら文句たらたらばかり。高層マンションに住んで、ベトナムをけなしまくって、ベトナム庶民とはまったく話もせずバカにするだけ。
ベトナムの官僚もバカにする話をしています。一年で帰国を待ちわびているだけ。きっと米国の官僚に一喝されれば、まったく頭が上がらないのが、彼らなのだと想像します。ベトナム人は杉氏の名前を知っていても、日本のベトナム駐在官僚なんて相手にもしていません。
ロシアとの独自外交?本 当にできるのか?
ヒラリーなら無理でしょうが、トランプなら可能性はありますね。国後は湾に向かって伸びているので最低線だと思います。
ウクライナ紛争で可能性は薄いですが。そもそも軍事力がもっと強くないと返還なんてありえません。
GDPの3%位は防衛費に回してほしいです。経済波及効果も高いですし。
 日本のことは日本国民が決めるもの。レンポーへの甘さを見る限り、現状維持、既得権益維持への「ベクトル」ばかりが透けてみえます。
ミサイルが一発、東京へ打ち込まれれば日本は瞬時に化学反応を起こして変わる? いや、もうその時は手遅れでしょう。
  (R生、ハノイ)

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 維新の志士たちが何を持って行動の指針にしたのか?サワリすら知らないもんな。まず左翼が編集した教科書は分からないように階級闘争史観をさり気無くばら撒いていたからなぁ。


 国学も梅岩も去って流されちゃったもんな。教科書と教師のコラボで見事に日本精神が源流が何処から来たのかを隠蔽し尽くしてたから。余程興味が沸かなきゃ宮崎氏みたいな書評もチンプンカンプン。



 ハノイのR生氏は日本の底流で何かが起こりつつあることは知りようも無いな。宮崎氏もサッと流した事しか書いてなかったしなぁ。宮崎氏経由で教えてあげても、フィルターが掛かりそうだもんな。



 除鮮除鮮ですね。