宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

Hideoutのブログ

ブログの説明を入力します。

 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 他国を支配下に置きたい願望と、経済破綻のジレンマに悩むシナってところでしょうか? 逃げる外貨をどうしようもない。ドッチにいきゃー良いんだ。単なる馬鹿だ。そう思いませんか?

 今日の「知道中国」は、シナの根本は宗族社会が基礎にあったことを示唆していると、僕には思われます。

 海外に出た華僑が里帰りして、祖族を祭る?為にシナへと帰るとか。そんな有様の源泉がここには書かれているのだろうと思うのだが。

 阿片の害がシナの何処でも蔓延していた様は想像以上。そんな様が台湾島にもあったのは、1905年頃のロンドン・タイムズに日本の統治の中の記事に出て来ていたのを僕は読んだ。

 統治十年程でエンガイ?さえも駆逐した日本の統治って何なのだろう? 



宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6367920/
************************************
                  
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)5月18日(水曜日)
          通算第4905号  <前日発行>
                                    

 中国の海外M&A(企業合併、買収),新記録更新中
  ことし5月10日までに1110億ドル(昨年一年間のトータルを凌駕)
************************************

 スイスに拠点を置くUBS(ユニオン・バンク・オブ・スイスランド)の統計によれば、中国の海外企業買収は、年初から5月10日までの四ヶ月と十日間あまりで、2015年一年間のトータルを上回った。

昨年に中国企業が海外での企業買収は1080億ドルだった。ことしは既に1110億ドル、このペースで行くと2200億ドルを超えることになる。

 地球的規模でみても、中国の買収金額は世界の26・4%を占める(UBS,サムソン・ランベール専務)。

 しかし西側では中国のM&A攻勢に警戒感が高まっており、とくにギリシアのピレウス港などは、地中海から南ヨーロッパの国家安全保障をどうするのか、という防衛議論に直結する。

米国ではハイテク企業の防衛技術関連とつながる企業への買収は、当局が慎重に検査観察し、許可しない態勢ができている。

 スイスも農業大手のシンジェンタが、430億ドルという天文学的巨額で、中国国有化学公司に買収されることが決まって以来、安全保障論議が高まった。

 最近は農業技術課ヘルスケアの企業へも中国が買収の標的としており、一方、中国のオフショアの外国為替を監視する中国当局は、外国為替の海外移転に目を光らせるという矛盾した行動を取り始めてもいる。

         ◇△□◇○○○○ 宮 ○○○○○○○ 
                                    
(休刊のお知らせ)米大統領選挙取材のため小誌は22日から30日まで休刊します。 
                                    
 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
                                    
  ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 1413回】       
  「支那種族ノ勢力ハ将來實ニ恐ルヘキ者アルヲ信スルナリ」(高橋8)
        高橋謙『支那時事』(嵩山房 明治二十七年)

   △
 高橋の旅は、上海から南下し福建と福建の西に位置する江西に跨る山がちな地域を抜け、福建・江西・広東の三省が交わる辺りの梅県を経て広東省の省都・広州に至る。道すがらの見聞を詳細に綴っているが、そのうちの面白そうな記述を拾っておきたい。


 住民が「頗ル富裕ナルカ如」き街でのこと。

「此地ニテ數多ノ乞丐來テ憐ヲ乞フアリ顔色蒼然幽鬼ノ如シ自カラ言フ誤リテ鴉片ニ耽リ煙毒ニ感染シ終ニ度生ニ堪ヘサルニ至レリト」。

かくて「嗚呼鴉片ノ害モ甚シト云ヘシ」と。

 その「鴉片ノ害」については、「余各地遊?中熟ラ其有樣ヲ察スルニ今ヤ既ニ上下官民ノ別ナク其流行ニ感染シ戸々鴉片床ヲ備ヘサルナク來客等アレバ之ニ喫煙ヲ勸ムル?猶ホ酒茶ニ異ナラズ」。「今全國ノ喫煙者ヲ概算セハ凡ソ全人口ノ十分ノ一ニ居ルヘシ實ニ其勢ノ底止スル所ヲ知サルナリ」と。

「凡ソ全人口ノ十分ノ一」が信頼できる数字だったなら、乳児や幼少年もふくめ10人に1人がアヘン吸引者ということになる。

おそらく当時の人口は4億から5億の中間辺りだったろうから、4000万人から5000万人の間。乳幼児は吸わないだろうと常識的(多分、常識は通用しないだろうが・・・)に考えるなら、大人の吸飲者

薬を売る所を「藥舗」、「鴉片烟ヲ賣ル所」を「烟館」と呼ぶが、「支那ニテハ如何ナル山村僻邑ト雖モ必ス有ラサルナキ者ハ藥舗ト烟館ニシテ鴉片ノ流行ハ日ヲ逐テ盛ニ赴クノミ」。これでは国力が衰退するのも当たり前だ。

ここで「竊ニ聞ク我國長崎地方ノ如キ既ニ往々鴉片ヲ喫スル者アリト」と高橋は関心を日本に向け、「若シ之ヲシテ信ナラシメハ實ニ由々シキ大事ナリト云ヘシ當路者豈ニ之ヲ忽ニ付スヘケンヤ」とした。はたして、当時の長崎にアヘン吸引の習慣が蔓延りだしていたのだろうか。

 教育に関し高橋の記すところでは、旅行中、随分と熱心に教育事情を視察したようだ。「能ク都鄙ニ普及シ男子ニシテ文字ヲ解セサル者甚タ少キカ如シ」というから、それなりに教育効果は上がっていたということだろうが、なにせ「其方法ニ至テハ最モ不規則不完全ニシテ更ニ改良スル?ヲ知ラサル者ニ似タリ」と。旧制墨守で進歩なし、ということか。

これまで幕末からの多くの日本人の見聞記を読んで来たが、当時の中国における教育が「能ク都鄙ニ普及シ男子ニシテ文字ヲ解セサル者甚タ少キカ如シ」などという指摘にお目にかかったことがない。あるいは高橋が歩いた地域が他に較べ豊かで教育熱心だったとも思えないが。

 道中では運河に出くわす。そこで高橋は疑問を持つ。「万里長城及ヒ大運河等古來他國ニ比類ナキ大土功ヲ 々起セシニニモ拘ハラス橋梁ニ至リテハ宏大ナル建築ヲ見ル?甚ダ稀」ということだ。どうやら「支那ノ河流ハ大抵舟楫ノ便ヲ通セサル者ナク橋梁ヲ設クレハ舟楫往来ノ妨害トナル?少カラサル」という理由かららしい。

 福建・広東は、殊に宗親と呼ぶ同姓一門の結束が固く、当然のように始祖以来の先祖を祀る祠堂が多い。そこで高橋は「沿途祠堂ヲ目撃スル?甚タ多ク」と記した後、同族一門の関係に言及する。

 「祠堂ハ則チ家廟ニシテ一門ノ祖先ヲ合祀セル所ナリ其ノ家門ハ固ヨリ大小盛衰ノ別」はあるが、「盛大ナル者ニ至テハ數万戸ノ大族アリト云フ」。たとえば「福建ノ林氏ノ如キ山東ノ孔氏ノ如キ」がそれだ。同姓・同族一門は「相集テ祠堂ヲ建立シ其家譜ヲ輯メ以テ祖先ノ木位ト共ニ祠堂ニ安置シ族中ノ耆徳ヲ推シテ族長トナシ一門ノ取締ヲナサシメテ歳時相集リテ家祭ヲナシ以テ一門ノ親交ヲ聯ス」。祠堂が中国のヒミツを秘めている。
《QED》
   ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
                                    
  ************************************
  宮崎正弘の最新刊『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』
                                    
  ▼
大好評発売!(今朝の日経一面広告、昨日の産経二面広告をご参照ください)
    ♪♪
宮崎正弘の新刊『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社、1404円)
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
   
  「トランプ現象」は一時的な熱狂なのか、それともアメリカの地下水脈がかかえる地殻変動の予兆か。予期せぬ「トランプ政権」誕生で、アメリカは孤立主義へ向かって突っ走るのだろうか?
http://www.amazon.co.jp/dp/4759314938/
       ○○○○○○○○○▽○○○□▽◇  
                                    
  読者の声 どくしゃのこえ Readers‘ Opinions 読者之声
                                    
   ♪
(読者の声1)オバマ大統領の広島訪問が話題になっていますが、やたら「謝罪」にこだわるマスコミは半島系に汚染されています。
そんな雑音はともかく、アメリカ人の本音を記した本があります。
「私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した」チャールズ・W. スウィーニー(著) 原書房 2000年

 著者はアメリカ陸軍の登録機すべてを操縦したという操縦のエキスパート、1995年にスミソニアン博物館で企画された原爆展があまりに被害者寄りだとする退役軍人の声を反映した内容ですが、戦時中のアメリカ陸軍の雰囲気や戦略爆撃機B-29の開発にまつわる話、原爆の開発が時間との戦いだった様子が描かれます。

 騎兵隊上がりが上層部を占める陸軍で航空部隊は傍流、飛行士の昇進は非常に遅いところなど米軍も保守的だった。著者は米軍機のテスト・パイロットになるのですが、試験機には英国仕様の機体もあったという。

法律上、新品の機体は輸出できないため、試験飛行をした機体を中古としてカナダに売却、カナダから英国に輸出という体裁をとる迂回輸出です。

 B-29の開発ではティベッツ中佐(エノラ・ゲイの機長ティベッツ大佐)があらゆる干渉を撥ねつける様子が描かれます。テスト・パイロットが足りなくなると民間の女性飛行士を連れてくる。B-29の操縦性に不満をもつ飛行士たちには女性飛行士だけでB-29を飛ばせることを見せつけ黙らせる。

戦時下とはいえB-29を操縦できる女性飛行士がいたというアメリカの底力は侮れません。アメリカらしいと思ったのがネバダ州とユタ州にまたがる街の話、州の境界線上にあるレストランの半分は禁酒なのにもう半分では賭博もOK。
こんな多様性もアメリカの強みなのでしょう。

原爆投下が現実目標となるや、ネバダ州の基地で模擬爆弾を積むための改装、爆弾の信管のテストが繰り返されます。信管が早く反応し過ぎるとB-29の機体もろとも吹き飛ばされてしまうという命がけの試験です。

 欧州戦線でのアイゼンハワーとルメイの確執、1944年末にドイツ敗北間近と米軍主力を太平洋方面に移動させたところ、バルジの戦いでドイツの反攻にあい、新兵ばかりの米軍は大打撃をくらったのはアイゼンハワーの判断ミスだとする。

太平洋戦線では航空軍は本来なら地域総司令官のマッカーサーの指揮下に入るはずなのに、なぜか総司令部はワシントンに置かれたという。

マッカーサーに指揮させるわけにはいかないという陸軍上層部の判断ですが、マッカーサーは陸軍部内でよほど嫌われていたのでしょう。


テニアンから日本本土空爆へ向うB-29、最大離陸重量を超過する爆弾を積み離陸に失敗、墜落する機体も多かったという。

原爆投下は三機一組、原爆投下機+データ収集観測機+写真・映像撮影機です。原爆実験は地上に固定されたもので、空中投下による原爆は広島がぶっつけ本番。広島での原爆投下が成功したエノラ・ゲイ、テニアンに帰還したらお祭り騒ぎ。搭乗員が後に精神に異常を来したとか、後悔の言葉を綴ったというのはエノラ・ゲイ搭乗員や搭乗員でもない人間のホラ話を新聞が裏も取らず書き散らかした嘘だという。

二度目の原爆投下は小倉が第一目標、ところが前日の八幡爆撃による火災の煙で視界不良、長崎へ予定を変更。二度目のミッションでは撮影機に割り込んだ機長が当初の予定を守らず会合地点で落ち合えず、空中待機のため燃料を消費しすぎて原爆投下後は沖縄へと向かうが危うく燃料切れで墜落もあり得たというほどギリギリの状況だった。


全体を通して読むとアメリカも戦争に勝利するため必死だった。

さらに膨大な予算をつぎ込んだマンハッタン計画が成功した以上、科学者・軍人・政治家の頭に実戦で試してみたいという思いが強かったことがわかります。日本軍の官僚主義とアメリカ軍の実力主義の比較として読んでも面白い。

大恐慌以降のデモや失業問題で分裂するアメリカの社会を真珠湾攻撃を機に反日でまとめ上げたルーズベルト、ある意味では偉大な大統領だったといえるのでしょう。
  (PB生、千葉)



   ♪
(読者の声2)下記の通り、平成の大演説会Vol.18を開催いたします。ぜひともご来場ください。
         記
平成の大演説会「韓国にカツ!」
  韓国での裁判闘争に勝利した加藤達也前ソウル支局長が登壇!
  傍若無人の韓国に喝を入れ、韓国に勝とう!
      記
講 演 者  : 加藤達也(産経新聞前ソウル支局長)
特別ゲスト : 皿木喜久(産経新聞客員論説委員)
【とき】  6月10日(金)午後7時開会(開場6時30分)
【場所】文京シビックセンター・小ホール
     (メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅より徒歩1分
      都営地下鉄大江戸線・三田線「春日」駅より徒歩1分)
     東京都文京区春日1-16-21
【協力費】1000円
【主催】「平成の大演説会」実行委員会(代表:阿羅健一)
    東京都世田谷区北烏山4-20-10 展転社内
    TEL03-5314-9470 FAX03-5314-9480
     「平成の大演説会」実行委員会
    MLホームページ: http://www.freeml.com/minakiclub-zennkoku



   ♪
(読者の声3)インドの東部第1の都市コルカタ(カルカッタ)の国際空港はチャンドラ・ボース国際空港である。

インド国民軍を率いてインド独立の切っ掛けをつくったチャンドラ・ボースの名を冠している。日本ではインド独立の立役者としてマハトマガンジーのみが教えられてきたがインドではチャンドラ・ボースも認められている。

 また近年インドの経済成長率は中国を超えているがアジアの要石になるか。
 今回の講演者は「日印友好協会」の岡本幸治大阪国際大名誉教授です。是非ご友人知人にも声を掛けて頂き、奮ってご参加きます様よろしくお願い致します。 事前申し込みください。当日参加もOKです。                                  
           記
1.日時:平成28年5月28日(土) 14:00 17:00
2.内容:1400 1530 講演 :大阪国際大学名誉教授 岡本幸治 先生
テーマ:「21世紀のアジア三国志」ー日中印の関わりと日本の対応ー
    1530 1600  質疑応答  1610 1700  懇親会
3.場所:たかつガーデン(大阪府教育会館)3F 「カトレアB」会議室 
      TEL:06(6768)3911     〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番1号
         (地下鉄千日前線(又は谷町線)谷 町9丁目下車(北東へ)5分
4.会費:4,500円程度(懇親会費を含む。講演のみは1,500 円)ただし、学生は無料
5.主催:弘志会 幹事 福井成範  TEL090-3090-5452
     fukuima@tree.odn.ne.jp
        ○○ ○○ ○◎ △◎□◎◇○
************************************

 マッカーサーの父は植民地フィリピンの総統だったと、つい最近知った。


 彼の心の奥底には、父の偉業?を受け継ぎ、功名心に溢れていたのかもしれないな。フィリピンに赴任した事には躍り上がるほどの歓びを感じたのだろうと推測するのは、間違いでは無いだろう。蔑視した 禍の黄色人種何するものぞの気概が阿呆な「日本国憲法」に凝縮しているのは間違いない。フィリピンを追い出された日本に恨みを抱いたのは、一神教の白色人種の当然の復讐だろう。WGIPに神道指令は彼の復讐心の現れだろう。


 白色人種+一神教(キリスト教)は日本にとっては、鬼門かも知れない。