頂門の一針3963号  2016・3・19[(土) [頂門の一針] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



 「氏より育ち」なんて、言葉が有るがそうだとは思って来たが、平井氏との違いに気付けたのは、収穫か?出発点が違うと、最後の分析に大きな違いが出る事と知った事。


頂門の一針メルマより
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私の「身辺雑記」(324)
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     平井 修一

■3月16日(水)、朝6:45は室温12度、曇、少し寒い。ハーフ散歩。

昨夕はN母子、姪っ子のMもいてカミサンは狂躁状態だった。小生は耳栓をしてキッチンの隅に逼塞していたが、もうちょっと耐え難い。女は理解不能の存在だ。すこぶる可愛いけれど、死ぬほど厄介。

永遠のマドンナ、永遠のジレンマ・・・いかにせん。

小生の人生で一番面白かったのはプラザ合意後の1985 1991年のバブル時期だ。小生はその前に「旅行産業はインバウンドもアウトバウンドも閉塞状況だ、他の業界に移ろう、電力業界あたりがいいかもしれない」と転職を準備していた。

ところが1985年のプラザ合意で一気に円高が始まると、想像を絶せる海外旅行ブームになった。強い円をもって海外で大盤振る舞い、女どもはブランド品を買い漁るのである。今の爆買い支那人を笑えやしない。この海外旅行ブームに小生はたまたま乗った。

一般にバブルは1991年の湾岸戦争あたりで終わったと言われるが、実はこの間にマネーゲーム(当時は「財テク」と言った)に関わらなかった企業は財務体質が良かったので、1995年あたりまで結構面白おかしく過ごせたのだ。

1985 1995年のおよそ10年は、もう男の財布は開きっぱなし、女のあそこも全面解放区、ディスコの「ジュリアナ東京」もパンツ丸見えで1991 1994年まで踊りっぱなしだった。ユーミンも煽りまくっていた。

♪踊るライト まわるダンスフロア カリビアンナイト もっと私を見て 燃えつくすように 最後はもっともっと抱いて 息もできぬほど

このイケイケドンドンの狂騒がなければ小生の人生はちょっとというか、かなり色褪せていたかもしれない。

まあ、バブル景気、その後の急速なIT化を借金しながら必死で進めて2001 年9.11テロで破綻するまで、およそ15 20年間を稼ぎまくり、飲みまくり、抱きまくった。可愛い娘ばかりだった。

カミサンは「あんたは不細工が好きなのよ」と言っていたが・・・浮気して帰ると贖罪意識からカミサンも抱く。「かあちゃん、許してくれ」と命懸けで抱いていたっけ。ものすごいパワー。なんなんだろう、体に核燃料とか発熱体があったのだろう。

カミサンが嫉妬もせずに鷹揚だったのはすこぶる助かった。「ウッタクもー・・・でも男はそんなもの、せめて夜のうちには帰っておいで」という感じ。カミサンはテレサテンが大好きだ。

♪スキャンダルなら男の勲章 迷子にならずに 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないのなら

結婚前にカミサンに男性遍歴をきいた。ひと言「あなたと一緒」。カミサンの日記の最後は「今日、平井修一さんに会った」、その前は「○○君は分からない・・・」とあった。日記帳は一瞬で消えたが、まあ誰もがやる。

小生も数年前にヤバイ写真は全部処分した。チューしている写真なんぞ、人に見せられるものではない(娘も結婚前に大急ぎでアルバムを整理していたっけ)。ばれたら終わり、死んでも永遠に軽蔑される。骨壺を蹴飛ばされる。

ま、仕事を含めて大いに楽しんだし、9.11後は会社整理と手術療養、その後メシのためにちょっと不本意な仕事に就いたのは残念だが、それでも自分なりのマーケティング理論は有効だなという実験はできた。これは収穫だろう。

最短ルートで迫る=要領よくやる。小生はそれを「ショートカット理論」と呼んでいた。一般的に営業の成約率は1%(飛び込み営業、電話営業)、小生は5%。ただ、その裏側で小生はかなりリサーチに時間をかけているから、単純に評価はできないけれど。

一応プロだからゼニになるのなら何でもこなす。「捕鯨反対のメッカ英国で鯨食を拡大するにはどうしたらいいか」なんて話なら、多分、現地調査を含めて半年以内に絶対成功するロードマップを作れると思う。

友人で捕鯨文化に詳しい高橋順一・桜美林大学教授、産経欧州局長を務めた木村正人氏、黒岩涙香の孫で毎日欧州総局長を務めた黒岩徹氏、現役バリバリの川口マーン惠美氏、シーシェパードの元幹部、駐日米国大使“ドルフィン”ケネディー氏などの協力を得れば、しっかりした提言書はできる。まあ、出張費などを含めて5000万円。みんなで山分けだ(電通経由だと1000万円にしかならないだろうが)

大体、この程度の課題ならOKだ。編集者はもともとが一種の詐欺師だし・・・見出しで騙す、でも大当たりすることもある。

中共につける薬? 岡田民主党には匙を投げつけるしかないが・・・習近平は詐欺、詐話、恫喝でこの世を渡れるのかどうか、ということだが、「習近平、最後の皇帝“当確”に全人代で露呈した孤立の無残」なんて見 出しは編集者はすぐに思いつく。

「その線で書いてくれ」、ライターは一斉に走る、週刊誌はそういう世界だろう。

ダイヤモンドオンライン3/15対談「“中国夢”に見え隠れする習近平のジレンマ」で加藤嘉一氏がこう語っている。

<昨年、南シナ海で米中の緊張関係が表面化し始めた頃、人民解放軍のある軍人と話をする機会がありました。彼は「中国が南シナ海で強く出ざるを得ない国内的理由」として、「経済状況および経済環境の悪化と、国民の不安な心理」を挙げていました。

中国はいま、経済成長の鈍化や構造改革をめぐる不透明感など、さまざまな国内問題を抱えています。反腐敗闘争によって共産党の威信を回復しようと試み(ましたが)、昨年頃から国民が「反腐敗で私たちの生活は豊かになったのか?」という疑問を抱き始めているようです。

このような状況下で「中国の夢」と言い放ったからには、共産党として対外的に強い姿勢を見せざるをえないのでしょう。その典型の一つが南シナ海なのかもしれません。

国内情勢が不安定化するなかで、指導部がナショナリズムに依拠し、ときには煽り、外部に対して拡張的・膨張的な動きを見せていく。これは歴史上、多くの大国が歩んだ道です。

そして、中国が共産党一党支配による社会主義国家であることも、国際社会において、中国の思考回路や行動原理に対する不信感あるいは不透明感につながっている印象があります。

カギになるのはやはり「中国共産党の正統性」という問題ではないでしょうか。ある中国人が言っていました。

「独裁体制は非常に疲れるシステムだ。もうダメだと思っても指導者は辞任できない。政権に代わりがないので瀬戸際で踏ん張るしかない」

中国の正統性はどこまで維持できるのか>(以上)

一党独裁の正当性・・・畢竟「人民の命と財産を守る」ことに尽きるだろう。ところが「命」は危険にさらされたままで、空気と水と土は回復不能なほどに汚染された。

天津大爆発によって165人が死亡、8人が行方不明、798人が負傷した(この数字を発表した役人は収監された!)。その後も工場爆発や盛土の土砂崩れ、炭鉱事故など人災事故は続いている。

「財産」については、4億人は富裕層あたりになったものの、9億人は豊かさとは無縁だ。うち5億人は1日2ドルほどの貧困層、食うや食わずのレベ ルという。

強権でとりあえず国として14億人をまとめ上げてはいるが、もはや正当性を維持できるような状態ではないだろう。巨大な旅客船のあちこちで経年劣化、金属疲労から浸水が起きており、ほとんど手に負えないというイメージだ。

ここ20年ほどは経済成長でとりあえず矛盾を抑えてきたが、矛盾がなくなったわけではなく、問題を先送りしてきたのだ。昨年からエンジンが不調になり、思うように進まなくなってしまった。右へ行ったり左へ行ったり、すっかり蛇行を繰り返すようになった。

<近年、中国は失業率が上昇し、労働者による抗議事件が急増しています。統計によると、去年一年間でストライキや抗議事件などが2800件近くあり、2014年の2倍となります>(新唐人テレビ3/6)

「給料払え」というデモが各地で相次いでいる。また、中国人力資源社会保障部(日本の厚生労働省)は、退職年齢を引き上げる「退職延期」(58→62歳とか)の法案を来年正式に発表する予定で、これは急速な少子高齢化で中国社会保険(老後の年金基金)が枯渇しはじめたからだとの噂 が広がっている。

中共は2、3年以内に国有企業600万人をリストラするそうだが、今の法律だと日本並みに解雇が難しいので(小生も苦労した)労働者保護を縮小するようだ。満足な社会保障もなく人民は路頭に放り出されるのかもしれない。

<米シティ大学の夏明教授:

「過去数十年来、中国は急速な経済発展をアピールしてきたが、「退職延期」案は中国の乏しい国庫の現状を表している。一方、両会では、今年は軍隊の予算を引き上げるなどとされ、大砲とパンが限られた財源を奪い合っている」

「中国ではまだ半分以上の人口が農村部にいる。もし彼らが失業して、さらに社会福祉の援助も受けられなくなると、これは生計に関わる問題だ。中国人にとってさらに辛い日々がやってくるだろう」>(同)

大砲か、それともパンか。原資が減る中で難しい選択だ。まずは習近平が辞任し、とりあえずは権力闘争をお仕舞にして集団指導体制で浸水、沈没を止めるしかない。できなければ共産党に強烈なレッドカードが出るだろう。それは支那にとっても世界にとってもワーストだ。

■3月17日(木)、朝5:00は室温14度、快晴、暖かい。

ルビオ撤退。トランプ政権になったらノーサイド、国防長官はマケイン、国務長官はクルーズ、報道官はルビオ。超党派で補佐官はヒラリー。ケーシックやサンダースもうまく使ったらいい。

世界は虎退治ができるGreatな米国を求めている。ED野郎よりもWolf、 Hawkの方がいい。赤だろうが青だろうが、ならず者を叩き潰す覚悟のある 人材を登用すべきだ。

トランプ政権の外交の最大課題は「ポスト中共、支那の安定化」だろう。 軍部/軍閥を抑えるのは米国以外にはできない。日本と台湾は経済安定化、環境改善、PKOなど民生分野では貢献できるだろう。課題は山積している。

今日は彼岸の入り。10時から墓参りと散歩。すっかり春の陽気だ。街の掲示板の火災予防ポスターには可愛い女性の笑顔の隣に「無防備な 心に火災が かくれんぼ」とあった。笑顔はとても無防備に見え、男はオオカミだなんてまったく思っていない感じだ。

ミニスカで大丈夫か、赤ずきんちゃん。ジーンズとガードルでしっかり固めて気を付けた方がいい。オツムも強靭化してね。民共アカに騙されると狂人化しちゃうから。

香山リカが「在特会憎し」が高じたためだろう、発狂したそうな。映像を見るとかなり異常。気を付けた方がいい。石井孝明氏の論考「本質からずれる日本の社会運動 香山リカの奇行から考える」(アゴラ1/12)から。

<香山リカさんという精神科医がいる。左翼文化人であったが、奇行を繰り返しメディアから消えた。そしてネットでまたおかしな行為が暴かれた。

1/10日に右派団体が行ったデモにまとわりつき、夜叉のような顔で、中指を立て(欧米での下品な攻撃的仕草)抗議をし、デモに向けて「バカ野郎、豚野郎、ウァー」と叫び続けていた。また映像全編を見ると、周辺の人の騒ぎも異常で、街の迷惑だ>(以上)

憎悪と憎悪がぶつかり合っている。警戒しないとろくなことにはならないだろう。右巻きのデモに反発する気持ちは分からないではないが、隙あら ばデモ隊を襲撃しようとする左巻の劣化が著しい。昔は左のインテリモドキは右巻きなんて無視していたものだが、今はもうしがみついて一緒に地獄へ行きそうな感じだ。どうなっているのか。

argusakitaのブログ3/14「左翼の本当の敵は政府・政権ではなく大企業と富裕層だろうに」から。

<以前、「何故か日本にはまともな左翼政党が存在しない」と書いたが、昨日新宿を歩いていて例の馬鹿学生達のサブカルチャ化しているSEALDsに民主、共産、維新、社民の幹部が揃っている集会が目に入り、改めて『ダメだこいつら』という思いを強くした。

こんな野合で安保法制以外にも原発反対や増税反対、さらには『保育園落ちたの私だ』が集まっても屁のツッパリにもならない。

連中は左翼ではなく、ただ単に日本解体を狙う反体制分子であって、シングルイシューのような争点を声高に叫べば叫ぶほど支持が広がらないことをわかっていない。

何故こうもおバカが集まるのか。

本来であれば、日本にも筋金入りの社会主義者、あるいは日本的共産主義者と呼ばれる真っ当な知識人がいるはずなのだが、彼らが学生運動以降は私生活に回帰し、年齢とともに居心地の良い場所を公的機関や大企業に見つけ、役職・肩書とともに体制側あるいはそのサポートに回ってしまったことが原因だろう。(平井:その末席に小生もいます)

現在の安倍政権は、経済施策や税と社会保障に関しては非常に歪なものを感じるが、安全保障や憲法改正といった真っ当なものに取り組んでいる珍しい政権である。

右傾化と言われるが、日本ほど社会主義が成功している国は無いのではないかと筆者などは密かに考えている。つまりその社会主義的な部分はかつての左派達の所業だろう。

そういった現状をいわゆる左派政党は的確に捉えているのかが大いに疑問である。政権打倒の次にどういった日本の経済、安全保障、税と社会保障を用意するかが全く見えない。

本来、日本の左翼が『敵』とすべきは、政権ではなくその政権を動かしている、金を出している大企業や富裕層なのだが、左派の政党はそこにまともに向き合わない。

かつて、連合ができる前は産別、単産のユニオンが元気だった。筆者も社会人なりたての頃は、某産別の労組の中央執行部でパシリの見習いのようなことをやったこともあったが、あの頃は労組の幹部がいずれは経営側の役員になるというプロレス的な側面もあったものの、あくまでも労働者目線で賃金闘争、福利厚生改善といった戦いをしていたため、それなりの支 持が組合員からもあったはずだ。

(平井:小生も労組委員長をしてから編集長に抜擢されました)

ところが、連合が出来、幹部が自治労出身だのになってから変質してしまった。連合の構成員が自治労や大企業の労組組合員になった結果、ほとんどがいわゆる正規労働者になり、バブル以降非正規が増えてきたことによって、一種の既得権益の保護団体になってしまった。

資本家と戦う労働者階級の共産主義的な視点が消えてしまったのである。

その結果、自治労や日教組のような既得権を守る団体が民主党のような政党もどきの選挙互助会の支持母体となり、敵であるはずの大企業の御曹司である岡田が左派政党の代表でございみたいな悪いジョークの状態を呈している。

人事院勧告で鉄壁の防御体制を作り上げた自治労や日教組などは完全に既得権益保護団体であって、左派的な本来の労働組合とは全く異質の中身になっている。

左派の敵は資本家だったり大企業だったりするのだが、それを声高に叫ぶ唯一の政党共産党も『大企業は内部留保を吐き出せ』の一点張りで、吐き出したくなるような手法、インセンティブ、経済施策などが全く無いに等しい。

ましてや委員長が長々と無選挙で居座るという民主主義とは程遠い体制を恥とも思わず、『名前だけ一貫性のある日本共産党』では支持者など増えるわけがない。カルト集団のようなものだ。

これでは真っ当な左派を支持したいという潜在的な大衆がいたとしても、お話にならない>(以上)

組合専従=労働貴族。山本夏彦翁曰く「汝専従になるなかれ」。

左翼の劣化というか、共産主義を信じているのは今や世界中で習近平しかいないから、共産主義思想とか純粋左翼はすでに絶滅して「労働組合利権集団」「マイノリティ保護集団」に衣替えしたと言える。脱皮というか、カメレオン化、擬態なのか。

いずれにしても思想、哲学、知性、理性、理論と無縁な“ただの利権屋”に堕した。未来はない。発狂はしなくても痴呆症だ。

■3月18日(金)、朝4:00は室温16度、快晴、ハーフ散歩。桜は今日か明日には開花が始まりそうだ。支那語で春天到来(シュンティエンタオラ)。

池田信夫氏の書評「共産党はなぜ1億人も殺したのか:『共産主義黒書』」(アゴラ3/14)から。

<本書は1997年に出版されて世界的なベストセラーになった大著(全5部)の改訳版だ。その内容は、次の数字に端的に示されている。

?ソ連:2000万人
?中国:6500万人
?ベトナム:100万人
?北朝鮮:200万人
?カンボジア:200万人
?東欧:100万人

これは各国の共産党が殺した人数である。合計すると世界の共産党が殺した人数は、控えめに見積もっても1億人を超え、第2次大戦の死者を上回る。

戦争で敵国の兵士を殺すのはわかるが、共産党が自国の国民をこれだけ大量に虐殺したのは、なぜだろうか。それは共産主義が、キリスト教やイスラム教と似た一神教だったためだ。しかもそれは、神を否定する一神教だった。

本来の一神教では、全知全能の神は地上にはいないので、人々を駆り立てるのは教義であり、その正統性をめぐって宗教戦争が続いた。しかし神を否定する共産主義では、共産党の指導者が神になる。

最初は「書記長」という地味な肩書きで登場したスターリンは、政敵を粛清することによって地上の神になった。

しかも宗教戦争の場合は、互いに敵を「異端」と呼び、対等の立場で戦ったが、共産党は暴力装置を独占していたので、粛清される側は抵抗する武器をもっていなかった。それどころか、多くは自分が犯罪者とされていることも知らずに逮捕され、殺されたのだ。

このように国際共産主義運動のおかした犯罪は、ホロコーストで600万人を殺したナチスよりはるかに大規模だが、あまり糾弾されない。朝日新聞は3000万人を殺した文化大革命を賞賛し、200万人を殺したポルポトを「アジア的優しさ」と称えた。それは彼らにも共産主義への信仰が残っているからだ。

しかしさすがにこの凄惨な犯罪が明らかになったあとでは「共産主義」という言葉は使わず、「反原発」や「反安保」などのスローガンに形を変え、慰安婦問題などの「アジアへの戦争犯罪」を糾弾する。

共産主義も他の宗教と同じく、最初は理想として始まったが、理想が神として絶対化されると、それを疑う者を攻撃するするようになる。この「神」には何が入っても同じだ。キリストもレーニンも憲法第9条も絶対化したとき、他者への不寛容が生まれるのである>(以上)

「絶対化したとき、他者への不寛容が生まれる」、蓋し名言だ。NHK出身とはとても思えない。奇跡的にまっとうな人材が生まれたか。

小生はいつも自分を怪しんでいるから自分にも他者にも寛容である。どうせダメの人、ダメの人は何もなさず、「所詮この世はダメとムダ」という山本夏彦翁ゆずりの諦観がある。

でも、皆が右往左往しているのをファーブルのように観察するのは結構面 白い。もう少し眺めていたいものだ。
   (2016/3/18)
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 平井氏は僕より1歳下だ。彼の育ちは知らないが、底辺の僕よりはマシな暮らしで育ったのだろう。

 最も底辺よりちょっと上かな?電気義姉だったのだから。戦前の北海道では百人ほどしか当時の電気工事人の資格を持っていなかったと自嘲気味?自慢気味に話していたっけ。


 まぁ話を戻すと、プロレタリアートが何なのかを知らないのだ、平井氏は。だから彼は新左翼、何でか僕は党員候補。


 取り敢えず、自分の口を養う為に働くさぁ、必死に。周り見る余裕なぞ有りゃしない。社内を見わたしゃ、団塊世代ばかり。目の前の評価を何で得るかの競争だ。アイツは出来ると評価されなきゃ何の価値も無くなる。物事の本質を常に意識していた訳ではない。平井氏は甘い、大甘だ。それが今日の雑記でハッキリしたな。


 日本社会が劣化しつつある事を認識出来ないのは何故か?それは余命を知らなさそうな事だ。

 それが日本はどう有らねば、どうすれば、が無い事。直近でさえ何か言えばと突っ込みたいのだが。



 現在の日本の底流に何が流れているのかを、彼は知らないし、知ろうとも思っていないだろう。知った時は、どんな論考が出て来るのだろう!


 現在の日本が何によって動いているのかを知ろうとしませんか?知れば、身が打ち震える感動と怒りが湧いてきます。

 全てを支持してる訳じゃないが、晋三くんの言う「日本を取戻す」が何なのかを知りたくありませんか?