知道中国 宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 日本人は漢字を正式に採用したのかしなかったのかは、知らないけれど、記録魔であった事だけは、確かですね。

 知道中国では、高杉晋作の上海紀行以来、何人もが渡航し、かの地が日本人の最も嫌う「ケガレ(穢れ)」の地である事が記されている事に、驚くばかりです。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6343796/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月19日(土曜日)
           通算第4852号 
                                    

 趙宏偉(法政大学教授)が中国で失踪、拘束されたか?
   趙教授は天安門民主化運動からの転向組
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 日本のマスコミにでも活躍し、中国論を展開してきた趙宏偉(法政大学教授)が春期休暇を利用して中国に帰国、予定日になったも日本に戻らないため家族から大学に連絡があったことが判明した。

 法政大学によると趙教授は2月27日から3月1日までの予定で帰国を申請していたが、帰国予定日から二週間過ぎても戻らず、失踪の疑いが濃くなった。
 一昨年には東洋学園大学の某教授が失踪し、半年間「当局に拘束」された事件があったが、同教授は帰国後も、何があったかを一切語らずにいる。

 趙宏偉は吉林大学出身で「中国政治史」を専攻し、著作に『中国の重層集権体制と経済発展』、(東京大学出版会)、『膨張する中国 呑み込まれる日本』(講談社)などの本がある。
 天安門事件のときは民主化運動支援組だったが、いつのまにか転向し、中国は共産党でなければ納まらないと主張するようになった。

 じつは筆者もかなり以前だが雑誌の企画で、趙教授と対談したことがあり、転向の経緯を質したが、曖昧な回答だった。
    ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎ま◇さ◇△ひ△□ろ○◎ 
                                    
  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
                                    
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1383回】            
  「佛具散亂蛛網充滿寺僧洋烟に沈醉して佛道影なし」(原田1)
   原田藤一郎『亜細亜大陸旅行日誌?清韓露三國評論』(嵩山堂 明治二十七年)

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開巻第一頁の上半分に記された「氷山記」には、かつて氷の販売に携わった後、各地の劇場を借りての「商業演説」において商業振興を訴え、さらに氷で閉ざされた北海道での「奔走」を機に「清國木材調査」を依頼され、清・韓・露の3国を踏破・調査した。精神的にも氷雪なかを歩いてきたような人生に因んで氷山を号する、とある。


 「氷山記」が書かれた頁の下半分には、氷山と思しき遠景を背にした恰幅のよさそうな和服姿の男の姿。目鼻立ちのハッキリした顔には豊かな髭が蓄えられている。これが著者だろう。
次いで置かれた「亞細亞大陸旅行日誌序」で自らの数奇な半生を熱く語ってはいるが、原田の事績に関する客観的な評価は目下のところ判然としない。調べて見ると、国会図書館の蔵書書目に『父氷山原田藤一郎』(原田街編 1940年)があった。
書名からして編者の原田街は原田藤一郎の息子と思われるが、この本を読んでいないので、やはり原田の実像は判明しないまま。日清戦争を想定しての“敵情調査”とも考えられるが、いずれにせよ日清戦争にも数多くの「無名鬼」が貴い命を捧げたことであろうし、あるいは原田も、そのうちの1人だったかもしれない。

 明治25(1892)年1月11日、「札幌倶樂府諸氏に送られ小樽港を解纜」した原田の旅は、「函舘東京大坂馬關搏多長崎を經て上海に」。その後は「江蘇山東河南直隷を遊?し」、天津、北京から山海関を抜け「渤海の沿岸を周り營口(即ち牛莊)に出て北行潘陽城に入り東行興京を經て通化縣に遊び鴨緑江の沿岸を西行九連城に出」た後、朝鮮へ。平安・黄海・京畿・京城・仁川・元山を周り、明治26年1月20日にロシア領に抜け、ウラジオストック・沿海州沿岸から樺太へ渡り、コルサコーフから北海道の宗谷へ向かう。
だが台風のよって押し流され樺太東海岸に漂着し、「辛く一命を保持して札幌に歸着」したのが明治26年9月14日。「此間の日數一年八ヶ月歩走の里程一万四千六百八十清里水路二千三百六十哩旅費總計三百圓と」とのことだ。

最初の地である上海は「東洋に於ける人間の博覧會塲」だった。繁華な国際都市と言う事だろうが、先ず「清國下等人種夥多なる一事」に驚かされる。
乗客の荷物を運んで料金を手にしようと先を争って船中に雪崩れ込む。「船員は叱責鞭韃些の苛立青する處なし」。かくて「噫清人は人間にあらざる乎」と。

次に驚かされたのが「其不潔と臭氣なり(不潔の事は内地旅行の有様に悉しく之を述べんと思へば茲に略す)」。第3は同じ居留地ではあるが「外國人が一隅に避在する」ような我が国の横浜や神戸などと違い、寧ろ外国人のための街であること。第4は「上海の窃盗なり當港に居住する清人は窃盗を以て恥辱とせず出入りの間些少の隙あらば假令同居人の物品と雖も之を窃取するを以て常とす」。
だから上海では「盗みしものより寧ろ盗まれしものヽ不注意を責む」ことになり、さほどに「人情は浮薄」である。第5は、「外人等が清人を遇するは全く對人間の禮節なく恰も牛馬と同視するの觀なきにあら」ざる非人間的取り扱い。「外人は無遠慮にも靴を以て彼等を蹴り或は鞭韃する等是れ當港の常事」とか。そこで原田は、「噫清人は何が故に斯くは柔弱なるか予は當時之れを解する事能はざりしなり」と綴る。

 第6に「日本人の居留者」を挙げた。800人から1000人を数えるとのことだが「商店とては少數に過ぎす郵船會社三井物産樂善堂其他二三の旅店と二三の商店を除けば更に見る可き商店なし」。そこで原田は正業に就いている日本人居留民を最大限で200人と計算したうえで「他の六百名乃至八百名は抑も何等の人物なるか」と訝ってはいるが、やはり安東が指摘していた「大半は賤業の淫婦にあらざれバ、無識の無頼漢」ということだろう。
《QED》
          ◎◎▽◎◎◇○◎  
                                        
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)先週、サンフランシスコのフーバー研究所を訪問し、その後500キロ近く走り、シエラネバダ山脈の裏側にあるマンザナー日本人強制収容所跡地に行ってきました。
日系人の強制収容の間違いを公式に認めたレーガン大統領夫人ナンシーさんが亡くなったので半旗が掲げられていました。
日本のある西の方角に聳え、行くてを阻む雪山を見ながら吹雪の砂漠で日本人がいかなる気持ちでいたのか。
彼らの無念さをひしひしと感じさせる空気がありました。
   (SW生、カナダ)


(宮崎正弘のコメント)小生、1984年に『ふたつの山河』(ダイナミックセラーズ)の編纂のため、ロスに2週間滞在し、マンザナー経験者の何人かにもインタビューしたことを思い出しました。
 宮武東洋写真館が残っていました。息子さんの代でしたが、想い出話を伺いました。
 藤島泰輔氏の『忠誠登録』が嚆矢となって、その後、山崎豊子さんの『ふたつの祖国』が生まれ、日系人の収容所の悲話が日本でもよく知られるようになったのですね。
 ところで、日系人強制収容の賠償を最初に認めたのはニクソン政権です。レーガンは、その法案を実行したおりの大統領でした。



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(読者の声2)小さな愛国運動!「御國のために戦った兵隊さん ありがたう♪ 兵隊さんのおかげです♪」靖國の國家護持がままないどころか、兵隊さんの国営墓地 軍人墓地は忘れ去られなんとしてゐます。
 安倍総理は昨年9月11日のラジオ番組で、硫黄島の英霊のご帰還への強い意志を語りました。参議院の衛藤晟一先生は軍人墓地の国家護持を平成21年の予算委員会で引き出しました。実に民族派国会議員で有ります。今は内閣補佐官として政府の一員です。
 さて、都心も都心 青山墓地に軍人墓地はあります。
 日清戦争開戦前 明治20年 129年前 畝傍艦といふ軍艦はシンガポール海上に沈没しました。墓所が建設されました。
 常陸丸は記念碑が靖國 大村益次郎銅像の傍らに祭られてますが、墓地は青山に在ります。
 明治37年 近衛聯隊の乗船する輸送船常陸丸は勇躍征途に赴き、渡満途上、日本海上にて露西亜海軍に包囲されました。降伏を潔しとせず、軍旗を奉焼して連隊長以下一千余名ほぼ全員が散華された痛ましい事跡です。
 畝傍艦墓地と常陸丸墓地は櫻並木を挟んで相対してあります。常陸丸墓所、畝傍艦墓所ともに香華が供えられています。少し坂を登ったところには、軍神広瀬中佐のお墓もあります。ご先祖様のお墓参りはご先祖様との絆です。
軍人墓地のお参りは國との紐帯を求めるに他なりません。
秋の彼岸 小さな愛国運動に ぜひご参加ください。
  記
時 彼岸 3月21日 午後2時
所 青山墓地 西2地区墓地下側 畝傍艦墓所 ウネビカンボショ(ネットで引けばヒットします)。供養の花 線香は 主催者が用意いたします
(「たしたちは忘れない 軍人墓地を参拝する会」比留間誠司)
Higeoyazi2614@gmail.com



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(読者の声3) 3月16日の読者の声で、認可保育所に関する投稿がありました。
事実に反し、宮崎正弘さんのメルマガの影響力を考えると世間に誤解を与えかねず、放置できませんので、以下の投稿をします。 千葉のSTさんの認可保育所についての投稿に、「保育士や所長のような従業員の待遇も通常の地方公務員並みという待遇」とありますが、そうであるならば、民間保育所で保育士不足にはならない筈です。
 保育士が不足しているのは、民間企業に比較して給与が余りに低いため、保育短大を卒業しても民間企業に就職するからです。安倍政権も現在、必死に保育士の処遇改善に努力しています。
公立保育所の保育士は公務員なので全く処遇が違います。
保育所運営費単価は県別・地域別・定員・児童の年齢別によって違いますが、「児童一人当たり30万円以上の公的資金」とはどこの裕福な自治体のことですか。
私の経営する保育園(大分県)の場合、運営費単価はゼロ歳児一人当り約18万円、4歳以上児一人当り約5万円で、定員80人で一人当り平均単価は約9万円です。
「認可保育所の利権に巣くった悪党ども」とは誰のことを指しているのか分かりませんが、全国の保育士や保育所長が聞いたら激怒しますよ。
なお、認可保育所には職員配置や保育面積など、厳しい基準が設けられています。
(SH生、大分)



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(読者の声4)国連女子差別撤廃委員会(CEDAW)への抗議文
「歴史の真実を伝える3者連合」(近現代史研究会、史実を世界に発信する会、なでしこアクション)
 国連女子差別撤廃委委員会は3月7日、慰安婦問題を含む日本に対する最終見解を発表しました。この見解は「強制性」「性奴隷」という表現はないものの、外務省の杉山審議官や、日本のNGOの委員会での発言、又委員会への8点にのぼる意見書の主張を全く無視した、相変わらず軍によって慰安婦が動員され性サービスを行わさせられてた、という従来の見解を踏襲したものでした。
 従って慰安婦問題が、軍により遂行された深刻な人権侵害であるとか、教科書に載せさせないようにしたのはけしからんとか、指導者や政治家が元慰安婦を傷つける発言をしないようにとか、被害者の立場に立った補償、教科書記述を要求するなど、全く不当な内容の最終見解です。
「歴史の真実を伝える3者連合」は、これに強く抗議する意見書を11日、国連事件県委員会、女子差別撤廃委員会宛に提出しました。下記の通りです。
 英文:URL http://www.sdh-fact.com/essay-article/648/
PDF http://www.sdh-fact.com/CL/Follow-up.pdf
日本文:PDF http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Follow-up1.pdf

このことは、英文版のNewsletter No.111で下記の通り、4000の海外向けリストに発信しました。
   (「史実を世界に発信する会」茂木弘道)



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(読者の声5)一般財団法人尾崎行雄記念財団の創立60周年記念・咢堂塾特別講演会の広報に御協力させて頂きます。
講師の小川和久先生は日本で最も著名な軍事アナリストで、尾崎財団と私の事務所の共催企画でも昨年7月に御講話を賜り、平和安全保障法制や危機管理に関して、非常に優れたお話をして頂きました。多くの方々の御参加を、お願い申し上げます。
尾崎財団創立60周年記念・咢堂塾特別講演会
            記
■主催: 一般財団法人尾崎行雄記念財団
■日時: 2016年4月2日(土)午後2時 4時(受付1時30分 )
■場所: 憲政記念館 会議室
■講師: 小川和久氏(静岡県立大特任教授・軍事アナリスト)
■演題: 「世界の平和をフィクションで語るなかれ」
■会費: 1,000円(当日受付にてお支払下さい。)
■お申込みは、メールにてお名前とお電話番号をお知らせ下さい。
info@ozakiyukio.jp

■講師略歴は、以下の尾崎財団サイトをご参照下さい。
http://www.ozakiyukio.jp/information/2016.html#0304
    (KY生)



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(読者の声6)去る3月10日に開催されました「アジア自由民主連帯協議会 チベット蜂起記念日集会とシンポジウム」の報告です。
http://freeasia2011.org/japan/archives/4545
   (三浦生)



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(読者の声7) WSJの記事の孫引きですが、「IEAの統計では日量187万バレル石油の過剰生産があるとのことだが、その内80万バレルはどこへいったのか分からない。IEAの統計が間違っている可能性がある」とのことです。
 以前、ロシアとサウジとカタールとベネズエラの増産をしないという合意は、季節要因を考慮すると実質的には減産の合意であると書かせていただきました。その後、多少の揺れはありましたが、WTIがバレルあたり26ドルから40ドル超と54%くらい上昇しています。
 かなり急な上昇ですが、上記の記事が正しいとすると納得がいきます。さらに高くなるとシェールオイルの増産があるので、今後の上昇はゆるやかになると思いますが着実に上がっていくと私は推測しています。
 その根拠は、銅の相場と鉄鉱石の相場が今年の1月に底を打ち、3月になってから急上昇していることです。
これは、二つのことを意味します。
1.鉱物資源輸出国の経済が良くなる。したがって、これらの国の個人消費や対外投資が増える。
2.鉱物資源の需給が改善している。つまり世界的な景気改善が端緒についている。

この状況で、追加金融緩和と大型補正予算と消費税増税延期をおこなえば、日本経済は年率5%くらい成長し、消費税増税なしにプライマリバランスを達成するということもあながち夢ではありません。
  (ST生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)原油代金の回復基調は同時に円高回帰、付随して株安となって日本経済にとっては向かい風。しかしスティグリッツ教授(ノーベル経済学賞)まで来日させ、消費税増税延期論をぶたせたり、近未来の方向がみえてきました。

      ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎
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 今現在、日韓か半島の南北戦争再開なんて事が、「余命」ブログでは、語られています。士業(弁護士、行政書士、司法書士等)が朝鮮族の侵略でおかしな方向に向かった事も語られています。

 最近は、司法の場での偏向も顕著ではと思います。一裁判官が、一国の方向性を誤らせるような判決には、何らかの力が働いると考えざるを得ません。日本の国力を削減する?したい勢力は、中韓二カ国ですね。


 余命では、日韓開戦と言う「ハードランディング」も考慮に入れた話題も。朝鮮族を日本から、駆逐するには、最高のシナリオと語られています。そうなる事を僕は望んでいますが、、、。例えその犠牲に成ろうとも。