②宮崎正弘の国際ニュース・早読み(Myannmar) [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メ | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 ネバダ州のラスベガスが何時の間にやら、支那に取り込まれていたのか。高速鉄道がどうたらの話が当然出てきた背景が、よく分かる。ニホンノマスコミは何処に遠慮しているのだろう。


宮崎正裕メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6332863/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)2月24日(水曜日)弐
           通算第4826号  
                  

 予備選、ネバタ州ラスベガスの博打客は中国人が激増し
  はたしてトランプの中国攻撃は効果を挙げるか
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 ネバタ州といえば砂漠に蜃気楼のごとき娯楽天国ラスベガス。
 スーパーチューズディを前にして大統領選の方向性を決めけねないると言われるネバタで、共和党予備レース、はたしてトランプは首位を維持できるか?

 というのもネバタ州は十年前まで経済最悪、失業率最高という貧困の地区として知られたが、いまや高度成長、とくに中国からの博徒襲来(元寇なみ)、ラスベガスの一流ホテルのギャンブル場にどっと押し寄せたのは昨年だけでも20万人、
 とくに中国人が集中するのはマレーシア華僑が40億ドルを投じた「リゾートワールドホテル」の博打場である。

またネバタ州の鉱山関係は対中輸出で潤った。ということは実業界は中国熱に侵され、なかなかの親中派でもある。
そのうえ中国はラスベガスからカリフォルニアを結ぶ高速鉄道の建設計画をぶち挙げ、ネバタ州、カリフォルニア州の政財界を揺さぶる。

そうはいうものの、共和党候補者らはクルーズもルビオもトランプの後を追って対中国批判のオクターブを挙げ、中国との貿易不均衡、なんらかの制裁関税が必要と訴えている。南シナ海における中国の軍のプレゼンスについても批判している。

 なかでもトランプは中国が「アメリカ人の雇用を奪った」、「為替操作国」であり、「制裁措置を加えるべきであり」、「偉大なアメリカを取り返せ」と主張している。
このため、中国はわざわざトランプ発言に反論し「我が国は為替を操作していない」と駁論を寄せているほどである。
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◆書評 ◎しょひょう ▼BOOKREVIEW ●書評 ▽
                  

 日本のメディアのスーチー礼讃はいつまで続けるのか
  ミャンマーの日本大使館は首都のネピドーへ率先して移管せよ

寺井融『本音でミャンマー』(カナリア・コミュニケーションズ)
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 のんびりとほのぼのとした文章には味があり、全体がアジア漫遊記のような体裁をとって、あちこち走馬燈のように旅の想い出が重なり、時空を越えて、哲学的な箴言がちりばめられ、また鋭い観察と提言が本書ではなされる。
 あるときに著者はベトナムへ、タイへ、カンボジアへと飛ぶ。そして何回も通い詰めるのは著者が愛して止まないミャンマーである。
 かつて日本の新聞と言えば、ミャンマーの軍政は悪、スーチーは善玉という勧善懲悪的二元論で、ミャンマーを上から目線で裁いてきた。朝日に限らず読売、産経も似たような記事が多かった。
 いわく「ミャンマーは軍事政権で、民主的ではない」と批判していた、けれどもと疑問を寺井氏は投げかける。
 「では、中国やベトナム、北朝鮮など、共産主義国家はどうなのか。共産中国に比べて、ミャンマー報道が厳しすぎるのではないか」

 がらりと変化が訪れたのは米国オバマ政権の「ピボット」である。制裁から友好へとスタンスを代えるや、経済支援強化、ミャンマー支援へと急激に流れが変わり、安倍首相もヤンゴン入りし、日本企業専用団地の起工式に自ら出席するほど、日本の経済界はミャンマー進出に加速度を付けた。
全日空は直行便を飛ばし出し、ヤンゴン市内は建設ブームに沸き、駅前の大規模開発に日本企業はチームを組む。
おっと。変わり身の早さで定評のある朝日は2013年10月12日付けで、一面トップは「テインセイン大統領単独会見」とやった。
そして国会議員選挙はスーチー陣営の圧勝となり、スーチーは「大統領を超える存在になる」と尊大な言辞をはいたため、さすがの日本のメディアも批判的となった。スーチーの政治力はまったく未知数、あのスタンスで過酷な国際情勢に船出できるとは到底考えられないが、西側はまだミャンマーの未来に期待する。
著者は本書の最後に提言している。
「大使館は首都のネピドーへ移管するべきではないのか」と。
移転しないのは制裁時代の名残であり、外交上からも首都に設置しない国は、ほかに特殊事情のイスラエルくらいなものだろう。

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  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム  樋泉克夫のコラム
                                        
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1372回】                      
  「支那人は自國を賛譽し誇稱して、外人を貶す」(安東5)
安東不二雄『支那漫遊實記』(博文館 明治二十五年)
 
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漢民族にとって母なる大河でもあり、人口が多く、農業が盛んな中国の中心を流れる黄河を、「海より上流二百五十里を越ゆれば、全く航行する能はず、目下に於ては、該河は全く世界に於て無用の長物とす」と酷評した。それというのも黄河の河道は泥に塞がれ、下流の大平原では河水が氾濫して大被害を及ぼすことは多いからだ。「是れ支那政府の浪費と其の人民不幸の永久滅せざる根源なり。故に該河は支那國患の名稱を得たるも、敢て其の當を失せざるなり」。

どうやら「支那政府の浪費」が黄河の河道改修工事を妨げ、洪水を防げない。かくして永遠に「人民不幸」をもたらし、それゆえに黄河は「無用の長物」となり果て、国家的不幸の根源ということになるはず。やはり問題の根源は「支那政府の浪費」にあるようだ。

そこで、「今や歐米の起業家、工學博士等は百難を排して内地に入り、?河の河道を測量して、築堤の設計を遂げ、清政府に勸告して、其の斷行を迫りつヽあり。果たして成らんか、數千年の大患、茲に忽ち排除し去て、斯の東亞の大富源に永く洪水の患害を絶たん、亦可ならす哉」と。

ここで「歐米の起業家、工學博士等」の目的を考えるが、それは「數千年の大患」を取り除き、「人民不幸の永久滅せざる根源」を根絶することにあるのではないだろう。やはり「東亞の大富源」を掠め取ろうという魂胆があるに違いない。

黄河に次いで安東の関心は、「外國起業家等の垂涎羨々措く能わざる所」の「其の無量の鑛脈」に及ぶ。

「深く内地に入り未開の山川を跋渉して精確の調査を遂げたる専門家及び宣教師等の報告に據るも。支那は到る處に石炭鑛を有し、鐵鑛を有し、又金銀の貴金屬を富める事明かなり」。ことに石炭などは「東洋市場は愚か、全世界の炭業を動かすに至る」可能性は大だが、「現今支那の鑛業は極めて幼稚にして未だ其の緒にすら就く能わざる」情況だ。そこで「支那に在る歐米の起業家等相競て政府に勸告し、併せて其の特許を得て一攫千金せんとせり」。

だから「日本の鑛業家も何ぞ奮て一葦帶水を渡り、斯の大陸の富源を開拓」すべきであり、「支那人は文明的學理の技術に暗きか故に、大學等にて專門の?育を受けたる、工學士理學士等續々來りて設計創業する所あらば、自他の便?少なからざる可し」。

清朝政権の実力者である李鴻章にしても張之洞にしても、日本からの「遊?者等に向ひ、此の事を相談したりと云ふ」。だが、それが実現しない。それというのも外務省がダメだからだ、と安東は糾弾する。

「我外交官中には敏腕治手を有する人に乏しく、這般の周旋盡力に關係せざるが故に、何事も等閑に附し去られつるあるこそ遺憾なれ。されば、未來の帝國民を育成するてふ?育家は、卓識先見、東洋将來るの大勢を看破し、熟慮し、日常?授の上に於て、他日外に向て働く所の偉人を作らん事を銘肝せずして佳ならんや。嗚呼、我が?育家は世人皆醉ひたり、我れ獨り醒めりの覺悟あれ」と。

安東の時代、すでに「我外交官中には敏腕治手を有する人に乏しく、這般の周旋盡力に關係せざるが故に、何事も等閑に附し去られつるあるこそ遺憾なれ」だったというのだから、まさに「遺憾なれ」。だが些か酷評に過ぎるとは思うが、安東の時代以来現在に至るまで終始一貫して、「我外交官中には敏腕治手を有する人に乏しく、這般の周旋盡力に關係せざるが故に、何事も等閑に附し去られつる」ではなかろうか。
「我外交官」の職務怠慢は昨日や今日の事ではなさそうだ・・・いやはや処置ナシだ。
《QED》
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 ミャンマーについては、コメントを控えます。


 外務省には皇太子妃の父親「小和田恒」がいたな。慰安婦問題に反論しなかった事が、今日まで尾を引いているのだが。反論文書を作成していたらしいが、その文書が外務省から引っ張り出して来たら、世紀の大発見かもしれないな。皇室も巻き込んだ大騒動勃発?当然浩宮徳仁親王の皇位継承も問題になるのだろう。


 婚姻後から現在までのの徳仁親王に対しては不的確と僕は思っています。妃殿下を守るならば、守りたいのならば、臣籍降下すべきとも思っています。