僕がツィッターでフォローしている台湾人女性二人は若い。盲蛇に怖じずとの諺通りで先が見えない？見えていない？見たくない？という印象が強い。冷静さが必要だと僕は感じているのですが。
頂門の一針メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6316769/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成２８年（２０１６）１月２０日（水曜日）
通算第４７８３号
天変地異を前にネズミ、モグラ、蟻はいかに行動するか
「上に政策あれば、下に対策あり」が中国人の生存本能だ
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経済が失速し、不動産価格が暴落し、失業者が町に溢れ、社債デフォルト、株式大暴落の中国。人民元は崩落の危機を迎えている。
なのに自動車が売れるのは「？」。
ソ連崩壊の頃の情景を思い出しませんか？
タクシーはルーブルで支払えず、マルボロだった。つまり米国製のタバコ「マルボロ」が通貨がわりだった。
ルーブルの価値は１ルーブル＝２４０円、８０円、５０円、一円、そして最後に０・１２円となった。じつに２０００分の１に減価したのである。
ワイマール共和国末期、リヤカーにマルクを積んでいってもパン一個しか買えなかった。
まさか、明日の中国が、こんな姿になるとは考えにくいが、酷似した環境に陥る可能性はある。
「上に政策あれば、下に対策あり」が中国人の生存本能である。あたかも天変地異を前に、異変を本能的に予知できるネズミ、モグラ、蟻はいかに行動するかを考えてみると良いだろう。
なにを中国の庶民は始めたか。換物投機である。
ローレックスが異様な高値で、中古品さえ爆発的に売れている。金の宝飾品、金塊。そして高級自動車だ。
人民元が高い間に、海外不動産、そして海外企業。「爆買い」の矛先は粉ミルクや電気炊飯器から、シフトしている。
ということは中国経済、つぎのシナリオは人民元が崖崩れのように減価する事態ではないだろうか。
外貨預金、ドルの持ち出しが制限され、海外旅行に持ち出せる外貨は極端に制限され始めた。闇ドルの価値が急上昇しているという。
庶民は本能的に次の危機を予知し、行動を開始した。「換物投機」がいまの中国を席巻している。
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 13４3回】
「街路湫隘ニシテ塵穢 集到ル處皆然ラサルハナシ」（黒田8）
?田清隆『漫游見聞録』（明治十八年）
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以上までを『漫游見聞録』の総論とするなら、以下は各論となる。これが豊富な統計数字・図表・地図・地形図などを用い、微細に論じている。2、3の例を挙げてみると、
たとえば関税の項。「内國ノ關税」たる「常關」と「外國ノ關税」たる「洋關」の2種類があり、それらの歴史的経緯と各地税関の徴税統計を詳細に示す。西洋人徴税官が管轄する洋關はともかくも、常關については大地主や豪商などの大金持ちは役人を賄賂で籠絡し、あるいは買収し、脱税に努める。かくして「關税侵蝕ノ弊ハ十餘年來日ニ増シ月ニ倍?ス數ヲ以テ計ルヘカラサルニ至ル」。「前任兩廣總督劉坤一ノ如キハ海ヲ署理スル纔カニ數月ノミ已ニ銀十餘萬兩」を着服し、福建海関の下級官吏ですら「數年ナラスシテ家資巨鷄ヲ累」ねるほどであり、「是レ清國常税ニ於ケル通弊ナリ」。
兵制の項。「清國ノ兵ニ八旗緑営郷勇三者ノ別アリ」とした後、編成・指揮命令系統・軍費・徴兵方法・演習・戦術・衛生兵・軍律・軍装まで極めて詳細に示す。海軍については先ず「海軍艦數表」を掲げ、最大排水量の定遠を筆頭に、当時の清国海軍が保有していたであろう全72隻を、「艦ノ種類」「艦名」「排水 噸數」「實馬力」「砲數」「定員」「進水年度」「記事」の各項に分けて詳細に記した後、清仏戦争における戦闘の経緯を廣東・福州・澎湖島・淡水・鷄籠・鎭海など主な戦場別に、地形を示しながら攻守双方の立場から記している。この項に目を通せば、長所・短所の両面 といっても長所があろうはずもなさそうだが から清国の陸海軍の実力の程を知ることが出来るはずだ。
租界の項。租界以前の歴史から始まり、地政学的位置づけ・居留民国別人口・財政規模・取扱物資の種類と原産地（国）・外国商社（名称・本国・経営陣概要・取り扱合い商品）までを詳しく示した後、各租界と日本との関係に及び、時に日本官民に対する提言も行っている。天津租界の場合、天津は外交上の要衝であり、「近來稍繁榮ノ兆アル」だけではなく鉄道敷設計画が進んでおり、将来性を大いに期待できる。だが目下のところは「日本商人ナシ」。このままでは零細商人は勿論のこと、豪商といえども天津進出は躊躇うだろう。だが、この際、業者の規模や取り扱い物資の如何を問わず、「政府ハ相當ノ保護ヲ與へ」、「苟クモ清人ノ需用ニ供スヘキモノアラハ之ヲ陳列シ之ヲ見本トシテ以テ他年大ニ輸入ノ源ヲ開クヘシ」。日本の業者が1人も居留しないままでは、「徒ラニ輸入を外人ノ手ニ委シ而シテ日清貿易ノ繁榮ヲ望ムハ抑モ亦難カラスヤ」と。つまり将来性のある日清貿易を外人の手に握らせないためにも、政府は民間業者を積極支援すべきだ、ということになる。
次いで『漫游見聞録』の中心ともいえる上海からはじまり芝罘、天津、北京、張家口、漢口、鎭江、蕪湖、九江、宜昌、福州、淡水、鷄籠、廣東、香港、澳門、西貢、新嘉坡までの主要港の概況が続く。
すでに上海の項でその内容を示しておいたが、廣東の項でも「住船及船數種類」「廣州府ヨリ各地ヘノ水路表」「人情風俗」「廣東港輸出入品價額總計表」「輸出品目」「輸入外國品目」「十萬兩以上輸出品目」「十萬兩以上輸入外國品目」「海産物銷費ノ略況」、また香港の項では「日本海産品香港輸入調」「清國海産品香港輸入調」「外國海産品香港輸入調」「商情一般概略」「石炭香港へ輸入ノ景況」「香港輸入三池石炭噸數」「香港各種石炭輸入比較表」「香港地方ニ於テ石炭ヲ要スル諸會社?諸塲所」「香港雜貨賣買ノ景況概略」「香港新設綱製造所ノ景況概略」「香港綱製造所ノ勘定報告」と、詳細極まる情報が満載され、各港に関する記述と統計表を読み解くだけでも、当時の貿易情況、ということは経済力 それはとりもなおさず清国の総合国力を推測し、戦争遂行能力を判断する重要な指標となるはずだ が“丸裸状態”で捉えられている。これをインテリジェンスというに違いない。
《QED》
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読者の声 どくしゃのこえ ＥＲＡＤＥＲＳ‘ ＯＰＩＮＩＯＮＳ 読者之声
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（読者の声１）本年度より、アジア自由民主連帯協議会では、民主社会主義の学習会を定期的に開催することになりました。
私たちはアジアの民主化と民族自決権確立を訴えてまいりましたが民主主義への正しい理解なくして独裁体制を倒したとしても、そのあとは単なる無秩序と社会の混乱を招くだけであり、最悪の場合は内戦すら生じてしまいます。
また、民主主義が正しく機能するためには、野方図なグローバリズムや資本主義の暴走を押さえ、国民間の格差の是正や、一定程度の富の再分配、労働者の権利の確保などが必要不可欠です。
このような見地に立ち、私たち協議会は、現在再評価されるべき政治思想として民主社会主義の学習会を開催することにいたしました。
第一回の講師に、かつて民主社会主義研究会議(民社研)の機関誌月刊『改革者』の編集にたずさわった後、民社党に転職して党機関誌月刊『かくしん』の編集、さらに機関紙『週刊民社』の編集にかかわりつつ、民主社会主義を敬神尊皇と密接に結び付ける先駆的な活動をしてこられた中村信一郎先生(国体政治研究会代表幹事)をお招きいたしました。
是非とも、皆様方のご参加をよろしくお願いします。
記
日時 ２月１４日 午後２時開場 ２時半開会
場所 ＴＫＰスター会議室 四谷 第一会議室
（東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 302号室）
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml
アジア自由民主連帯協議会 第一回民主社会主義学習会
講師 中村信一郎先生(国体政治研究会代表幹事)
参加費 1000円（会員500円）
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（読者の声２）関西方面の読者のみなさんへ。
現行憲法はGHQが日本を弱体化無力化するため強制した占領憲法であります。本来なら昭和２７年の主権回復時に独自の憲法を制定すべきだったのです。しかし無策のまま自国を守るにも大論争をしなければならない欠陥憲法で今日まで来てしまいました。憲法改正が難事業の所以であります。
是非ご友人知人にも声を掛けて頂き、奮ってご参加きます様よろしくお願い致します。
事前申し込み下さい。当日参加もＯＫです。
記
日時 １月３０日（土） １４：００ １７:００
場所 たかつガーデン（大阪府教育会館）２F 「ガーベラ」会議室
TEL：06(6768)3911 〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番1号
地下鉄千日前線（又は谷町線）谷 町9丁目下車（北東へ）5分
内容 1400 1530 講演 ：大阪国際大学名誉教授 奥村 文男 先生
テーマ：「戦後憲法学の虚妄」530 1600 質疑応答
1610 1700 懇親会
会費 ４５００円程度（懇親会費を含む。講演のみは1,500 円）ただし、学生は無料
主催 弘志会 幹事 福井成範 TEL090-3090-5452
fukuima@tree.odn.ne.jp
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（読者の声３）台湾総統選挙は終わりましたが、台湾民視新聞台のネットニュースを見ていると台湾がいまだに蒋介石の「中華民国」に縛られていることがよくわかります。
総統選挙が1月なのに就任式は5月20日。なぜこれほど間隔が開くのか疑問でしたが、1947年中華民国憲法施行後、1948年(民国37年)4月20日初代総統に蒋介石を選出、就任が5月20日だったことを踏襲しているのだという。
調べてみると総統の辞任・死亡といった例外を別として5月20日に固定されています。
今回は立法院も民進党の圧勝だったので憲政の空白期間を短縮するため馬英九の退任を3月に早めようといった議論も出ているようです。
南部の政治家は今回の圧勝に浮かれたのか、台南・高雄に総督府を、台中に立法院をなどとはしゃいでいます。
ニュースで繰り返し放映されたのが韓国のガールズグループに所属する台湾人タレントが中華民国の旗を振っていたとして中国のネットで非難殺到、謝罪に追い込まれたという事件。これが台湾の若者の台湾人意識に火をつけ民進党圧勝につながったとの見方もあります。
ミサイルで脅してもネットで非難しても台湾人意識は高まるばかり。大陸との経済関係が深い桃園・新竹ですら民進党の勝利です。
中国という泥船から逃げ出したい、そんな悲鳴が聞こえそうな選挙結果でもありました。
(ＰＢ生、千葉)
（宮崎正弘のコメント）周子諭という１６才の歌手が、韓国のグループに属しており、それが中国公演をやっている。彼女が中華民国の小旗を振ったりしたので、中国側が問題視し、グループ公演をキャンセルさせるという圧力。これが大ニュースとなって、小生が投票三日前に台北入りしたのですが、テレビでぎゃあぎゃあ騒いでいました。
これで反国民党の流れができて、民進党が５％、票を上乗せしたと分析する人が多い。しかし直前予測では蔡英文５１％、朱立倫が２５％、宋楚諭が１５％と（国民党の内部資料）でていましたが、結果は蔡英文５６％、朱立倫は３１％、宋楚諭が１３％となって、じつは両方、得票率を上げているのです。
したがって、周子諭事件が、どういう影響を与えたかは、断定しかねます。
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今日の地道中国を読むと、黒田清隆が単なる粗暴な薩摩っぽではない無かったようだ。蝦夷の払下げで失脚したとはいえ、一年以上かけて丹念に清国を調査した事に感心するしかない。幕末から明治の先人達の頭の中はどうなっているのだろうとつくづく驚嘆する。僕なぞ集中力について欠けるから、知識の吸収やら分析の仕方は殆ど無いに等しいのに。素読というのは、黙読よりも集中力を養うのだろうか？ 関西の塚本幼稚園では漢籍の素読を採り入れているらしいが、その後の漢字の覚えが良いとの事だから、そんな教育も有りなのだな。湯川秀樹博士も漢学者の家で五歳くらいから素読を始めさせられたとのことだが、声に出すのは、あながち間違いでは無いのだろう。
「賄賂」が文化である事が、ここでも出て来る。何とも早。
習近平の「虎もハエも」はやはり第二の文化大革命だな。共産党に規律や清貧などという日本人の価値観なんか解りようないのが知れるとは。
叩き出そう！支那人たちを！