【矢板明夫の目】中国権力闘争の非情 親族、側近も皆連座 - 産経ニュース | Hideoutのブログ

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 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 Chinaの日常風景が記事になっていました。過去の王朝交代の度に繰り返されたのですね。


産経ニュース
http://www.sankei.com/smp/premium/news/150818/prm1508180007-s.html
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【矢板明夫の目】中国権力闘争の非情 親族、側近も皆連座
 昨夏に失脚した中国共産党の元最高指導部メンバー、周永康氏(72)の秘書を務めたことがある河北省党委書記の周本順氏(62)が7月末に汚職の容疑で党の規律部門に拘束された。北京で開かれた幹部会議の会場からいきなり連行されたという。これで周永康氏に仕えた歴代秘書7人全員が失脚したことになった。「覆巣之下、安得完卵」(巣が落ちれば壊れない卵なんてありえない)という中国の古典に由来する熟語を思い出させる。

 日本人もよく知る三国時代の故事から来ている言葉だ。孔融(153~208年)という名士が、魏の時の権力者、曹操を怒らせてしまい、家族全員が殺されることになった。兵士が孔融の家に行くと、9歳と8歳の2人の息子が遊んでいて怖がっている様子がない。周りに仕えている者たちは、まだ状況を理解できないだろうと涙を流したが、それを見て2人が口にした言葉といわれる。家の主である父親が捕まった今、家族全員がその災難から逃れられないことを完全に悟っていたのである。

習氏に忠誠誓い続けるも…

 周本順氏はある意味で、「巣が落ちて壊れた卵」の一つといえる。周永康氏が失脚した昨年、その親族、元部下ら300人以上が捕まり、要職にあった歴代の秘書が次々と逮捕された。しかし、河北省党委書記という河北省トップの重要ポストにいた周本順氏だけがなぜか無事だった。「周永康氏を裏切って、悪事をすべて現指導部に報告したから許された」という噂も一時出回った。

 周本順氏はその後、さまざまな場面で習近平政権へ忠誠を誓い続けた。習近平国家主席(62)が最もよく口にするスローガン「中国の夢」をテーマに、河北省秦皇島市内で高さ21メートルの純銅製の碑と記念公園「円夢園」(夢の叶(かな)う公園)を設立したほか、習氏の談話精神を研究する学術機関を河北省で全国で初めて発足させた。部下への講話も習路線への服従ぶりを強調するものばかりだった。

 しかし、そうした努力も空しく、周永康氏失脚のちょうど1年後、周本順氏も連行された。世の中の厳しさへの理解について、周本順氏は、孔融の2人の幼い子供に及ばなかったようだ。

令兄弟の悲劇

 「敵の息がかかった人物を温存させるわけにいかない」とは、中国における権力闘争の鉄則だ。周氏の例だけではなく、昨年末に失脚した胡錦濤(こきんとう)前国家主席(72)の最側近で、大物政治家だった令計画氏(58)=写真=のケースもほとんど同じだ。

 山西省出身の計画氏の父親、令狐野氏(1909~2015年)は、共産党の古参幹部で、日中戦争や国共内戦時代に医師として共産党の本拠地で病院の院長などを務めた。5人の子供をもうけ、共産党の文献によく出てくる言葉を使い、それぞれ「路線」「政策」「方針」「計画」「完成」という名前をつけた。うち3番目の「方針」は女子で、あとは男子だった。1970年代末に長男の路線氏が事故で死去したが、他の4人は計画氏を筆頭にそれぞれ各方面で出世を重ねた。次男の政策氏(63)は山西省政治協商会議副主席に就き、方針氏の夫は山西省運城市の副市長となった。

米は引き渡しに応じるか

 しかし、計画氏の拘束に伴い、国内にいた妻や兄弟など親族はほとんど捕まった。新華社記者出身の一番下の弟、完成氏だけが米国に逃れ、現在は米カリフォルニア州で妻と暮らしている。保身のために中国から現指導部の機密情報を多く持ち出したとされる。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、中国政府は完成氏の身柄の引き渡しを求めているが、米政府は今のところ応じていないという。

 9月に米国を訪問する予定の習近平国家主席が、米国との交渉で、完成氏を中国に連れて帰れるかどうかは今回の米中外交の大きな見どころだといわれている。

 共産党関係者によれば、計画氏の父親、狐野氏は今年3月に死去した。子供たちが次々と拘束されたショックが原因だといわれた。それを聞いた拘束中の計画氏は精神的に不安定な状態に陥り、「自分のせいでみんなに迷惑をかけた」などと泣いて家族の名前を次々と叫び、取り調べがなかなか進まない状況だという。(中国総局 矢板明夫)
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 ですから、何々の末裔とか、子孫なんて名乗る人物は余程のラッキーでも無い限り、現代には過去の有名人の子孫は支那では存在していないのですね。

 最近眼にしないけど、孔子の子孫を名乗る人物が、サーチナに観られましたが、子孫詐称でしょうね。何時の時代かで、根絶やしされてるでしょうね。支那は嘘捏造は当たり前なんですね。大法螺もかなぁ?

 令完成が秘密を持ち出していたら…。何やら楽しい事になりそうな予感がするのは僕だけでしょうか?