配管の種類。 | oka-d-artのブログ

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愛知県岡崎市で溶接・切断・曲げ・ネジ切り・塗装・加工などに興味のある方お気軽にブログに遊びに来てください。

こんばんわ。朝方までは雨でしたが8時頃から急速にお天気が回復し、晴れだった岡崎地方。天気予報もたまには当たるんですね。(笑)

 

今日もネットでの販売の方の納品と製作品をチョコチョコ作って働きましたよ。納品時の写真は撮り忘れたので変わりに「今日の一品」ならぬ二品。

 

鉄板焼きグラタン。これは別の鍋の蓋を流用しましたが、黒皮鉄板にもフタを作ったら売れますかね?。

 

 

四角いホットケーキ。(笑) この黒皮鉄板で焼くと中までしっかりと焼けます。ただし、火加減とあまり熱しすぎないように水に濡れた布巾とかにたまに置いて、冷やしながら焼かないと表面が焦げるだけになっちゃうんですけどね。ようは手間暇かけよということでしょうか。御馳走様でした。

 

 

さて今日は配管の種類なんて題にしたのですが、配管を語り出すとこれまた終わりがありません。なので、1回で終わらせようとせずに何回かに分けてやりましょうか。(たぶん忘れて二度とやらない気がします。)

 

配管の材質は大きく分けて、鉄とステンレス・塩ビ・アルミ・銅と色々な用途別にあることは理解できますが、鉄と言っても溶接する時に使用するのは一般的に「黒」と言われる黒皮の付いた鉄管で、溶接しない時は「白」と言われる表面を亜鉛メッキされた白管を使用します。

 

ただし、黒管でもネジ加工は出来るし白管でも溶接は出来ます。ここが一番ややこしいとこかもしれませんが、当社でも一般的には黒管は溶接に使用し、白管はネジ加工する時に使用します。白管の溶接はちょっと特殊な溶接ワイヤーや溶接棒を使用しないと出来ないのですが、今度機会があったら御紹介します。

 

さらに黒管と言っても使用圧力や流体によって各種配管の仕様が変わってきます。(ややこしいですよね。) 配管の圧力が高くなれば肉厚を厚くしなければ破裂して大災害になることぐらい簡単に想像できます。一般的に低圧(10kg/cm2以下)の配管ではSGP管(鉄板を丸めて1か所で溶接して配管を作ってる)ですが、それ以上だと引き抜き管(溶接はせずに引き抜いて製作)を使用します。

 

鉄管だけでこんなにややこしいんだから、読んでる方もたぶん大変でしょうね。だから今日はここまで。(笑) 最後に業界の人達が話している配管サイズを↓に書いて終わります。

 

すべて配管はインチ表記になります。

1/8” (いちぶ) ― 6A (ロクエー)

1/4” (にぶ)   ―  8A (ハチエー)

3/8” (さんぶ)  ―  10A (ジューエー)

1/2” (よんぶ)  ― 15A (ジューゴエー)

3/4” (ろくぶ)  ― 20A (ニジューエー)

1” (いちインチ・略してインチ) ― 25A (ニジューゴーエー)

1 1/4” (いんちにぶ・いんちこう) ― 32A (サンジューニーエー)

1 1/2” (いんちはん) ― 40A (ヨンジューエー)

2” (にインチ) ― 50A (ゴジューエー)

2 1/2” (にインチはん) ― 65A (ロクジューゴーエー)

3” (さんインチ) ― 80A (ハチジューエー)

3 1/2” (さんインチはん) ― 90A (キュージューエー) 頼まないと在庫がない。

4” (よんインチ) ― 100A (ヒャクエー)

5” (ごインチ)  ― 125A (ヒャクニジュウゴーエー)

6” (ろくインチ) ― 150A (ヒャクゴジューエー)

 

以下永遠と続いていきます。(笑) ↑のこれまるっと記憶するしかありません。掛け算の九九と同じです。その内3/4”(ろくぶ)だと外径がΦ28とか、1”(いちいんち)だとΦ34とか憶えちゃいます。一種の職業病なんですかね。

 

僕らにしてみたら、ポケモンの怪物の名前を憶える方が大変なので何でも興味があれば(やる気があれば)進歩が早いという証拠ですね。でも、文字ばかりだと疲れます。御苦労さまでした。

 

 

では、また明日。