干されがちワーママは、どこまでいっても運が悪い

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 フルタイム総合職サラリーマン(親のヘルプなしで二人の子持ち)、どこにいっても干されがちであることは、今までも何度か記事にしてきました。

 

 専業主婦ボスママ友には「片手間で子育てしている」と干されダウン

 

 上司には「旦那いるんだからもう稼がなくていいだろ」と怒られダウン

 

 数ある干されエピソードのなかでも、あともう少し続いたらメンタルあぶないところだったドクロ、というパワハラ体験を、今回はお伝えしたいと思います!!

 

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 10年ほど前のこと。

 

 異動先の私の上司(めちゃ偉い人)が実は「病的なパワハラ気質の人」でした。過去も、歴代の部下を病気にさせたり退職に追い込んだりしてきた、筋金入りの、言ってみれば「パワハラのプロ」。

 

 10年前といえば、パワハラという言葉は一応存在するものの、パワハラ体質だろうが何だろうが昇格する人はしていくし、内部通報制度もあることはあるけど、通報するのは相当の覚悟が必要、そんな中途半端な状態でした(あくまでうちの場合)。

 

 そのパワハラ上司、結果的には半年ほどで諸般の事情により退職したのですが、その後もその上司とつながってる一部の社員によるイジメは何か月も続き、私はとうとうオフィスのフロアで、私は大勢の社員前で土下座までするまでに…。

 

 当時不眠状態となってしまい通い始めたメンタルクリニックの先生が言ったよね。

 

 「あんまり女の人で、土下座って、ボクも聞いたことないですねニヤニヤ (先生、ちょっと半笑いやめて悲しい) 

 

 昇格前提の異動だった、はずなのに。

 

 そもそ私がその部署に異動したのは、半年後の昇格を前提としたものでした。

 

 当時の上司からは「異動先の部署には空きポジションがある。異動先で、昇格推薦を人事部に対してしてもらって、昇格したらキミがそこに収まるはず」との説明を受けました。

 

 私は同期より昇格が遅れてましたし(うちの会社は産休育休取得した場合は、その分昇格が遅れるのがデフォルト)、次女はまだ園児だったのでお迎えに支障のない近場の職場を探してもらったし、私はよい異動先を見つけてもらったことに深く感謝し、「期待に応えて絶対昇格しよう!」と決意して異動したのでした。

 

 異動早々、チームに干されているおじさん社員を発見

 

 異動してすぐ、私のチームに「なんか変な扱いをされている中年男性」に気づきます。

 

 どう変かというと、役職者なのに机が下座に位置し(机は当時は役職順に配置。フリーアドレスなんて全然な時代)、部下がいない、雑用ばかりやらされている、あとで知るプロのパワハラ上司A氏からずっとからかわれたり、嫌味を言われています。

 

 このA氏、このおじさん社員以外の社員とは談笑したり、お菓子を配ったりニコニコしているので、余計に異様。

 

 …皆、この状態見て見ぬふりをしているし、なんかおかしい滝汗

 

 私も異動したばかりで、誰にこのことを聞けばいいのかわからず、仕方なく周囲に誰もいないときにこっそり本人に話しかけてみました。

 

 「なんかひどい扱いされてますけど、大丈夫ですか?なにかあったんですか」

 

 「いや、A氏のターゲットだった〇〇さんが異動してしまったから、その代わりです」

 

 「え。なんですかそれ」

 

 「〇〇さんは、A氏から毎日毎日罵詈雑言を受け続けていて、それが人事部かどこかに伝わったのか、先日異動しちゃったんですよ。次のいけにえが僕です。」

 

 異動した〇〇さんというのは、私が収まる予定といわれていたポジションにいた人ではないですか!そんな話知らなかったし、いけにえって言葉も日常会話で初めて聞いた…。

 

 「だから、僕へのいじめは、〇〇さんのころよりもずっとタチが悪くなりました。巻き込まれるから、他の人の前では、僕に話しかけないほうがいいですよ」

 

 

 おじさん社員、避難訓練で、2階から避難梯子で降りろと言われる

 

 その時の私の仕事は総務関係だったのですが、あるときA氏から「避難訓練を実施せよ」と指示がありました。そのときはまだ東日本大震災から数年ということもあり、「わかりました」といって実施しました。

 

 皆で外に避難が終わり、オフィスに戻ろうと話をしたとき、突如A氏が、2階の窓を指さしてこのおじさん社員に言いました。

 

 「お前、2階に上ってそこの窓から、そこの避難梯子で降りてこい」

 

 そのときのオフィスは、2階建ての建物だったのですが、とはいえ、壁は捕まるところも何もない平らな壁。窓枠にコの字の金具をひっかけて細い避難梯子をつたって、ヘルメットのみのいい歳したおじさんに降りろと言うのです。

 

「落下防止のマットもないし、ちょっと危なくないですか?」

 

 思わず言ってしまったこの一言から、私の地獄は始まったのでしたガーンガーンガーン

 

 …土下座まではまだまだ続く。

 

 ☆いおり☆

 

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