左利き | おじゃま荘

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昨日左利きの女性と一緒に仕事をしていまして、彼女が文章を書く様子をなんとなく見ておりました。初めて見た時からそうだったけど、その姿に非常に違和感を覚えました。つまり右利きのそれとは全く様子が違うのですね。

 

今まで意識した事は無かったけど、私のような右利きが、横書きで文字を書く場合、右に手を引きながら書くのですね。対して左利きの人は左手で押すようにして書きます。筆圧や書き方に違いが出るため、左利きの人がボールペンを使うと早く壊れるようです。

また左利きだと、書いた文字の上に手のひらが乗るような形になり、エンピツの場合、手が真っ黒になるそうです。それを嫌って手を浮かしたり、右上がりに角度をつけるなど、書き方にも特徴が出るのですね。

 

ともかく横書きで文章を書く事においては、左利きは不便だと言えます。しかし彼女曰く、左利きだと不便な事は他にもいろいろあるようです。例えば

 

1.     ハサミが使いにくい

2.     ドアノブが回しにくい

3.     マウスが使いづらい

4.     改札

5.     お店の食事の配膳位置

 

他にもたくさんあるようです。考えてみれば世の中の多くのものは右利き用に配置、若しくは考えられており、左利きには使いにくい構造になっているようです。そんなこんなで昨日から「左利きだったらどうなんだろう」と言う事を考えながら生活しています。

なおオッサンが鏡の国に迷い込んでも、不便さに文句を言うだけで、メルヘンにはなりません。

 

昨今ユニバーサルデザインと言う考え方が広がり、回すタイプのドアノブや蛇口は見かけなくなりました。こういう小さな事が改善されていくことが、先進国の証なんでしょうね。