よくわかってない人が散見される、

土特の使い方。


そもそもSAPIXの土特ってなによ?

から説明します。


  土特はらせん式復習の演習

平常授業とリンクさせてあることもあるけど

基本的には

ややズレがあることが多いです。

コース名は志望校別ですが、

厳密にいうなら偏差値別と考えるのが相当。


科目によって違うのですが、

一般的には家庭学習がありません。

「今日の直し」だけです。


  ​テキスト構成

したがって全コース同じテキストをやりますが

全コース、やる問題が違います。

ここは担当が教材研究した上で、

後者によってレベル設定をします。

基本的にちょい上にしないと力つかないので、

校舎ごとコース名から入試問題と照らし合わせて

指定します。

ここがクッソ下手なやつがいると、

校舎別実績で本命落ちが出ます。


ひどい人になると、

土曜は浦和レッズを見に行くので、

非常勤講師に代講出しまくり、

結果、開成ゼロを数年連続させたってやつもいます

これが重川という室長です。


重川校舎の人は諦めてください。

こいつがいると合格できません。

問題は一冊のテキストということです。


  どこをやるかは生徒しか知らない

というわけで

理科科では板書して表紙に記載させます。

他の科目も原則そうだと思いますが、

たまーにやった問題がやる問題という

変な人がいるので困ります。


まあもっと困るのが

家でどこやらせたらいいですか?です。


  土特の位置付け

これは新学年保護者会で

アホが話してないから起こることです。


SAPIXにおいては

SS>平常>土特の順に優先度が高く、

前期は平常>土特となります。

なので、

土特は授業内で完結せよ

というのが至上命題のため、

家庭学習は「今日の直し」

他の問題に手をつける必要は

ありません


しかし、毎年、

残りもやらないと

受からないでしょ!

という人がいます。


なので、

やってないのはやるな。

と言わないといけません。

ここの情報のアップデートが

できてない保護者がいます。

いやもうすでに4年からそうなんだけどね?


  SAPIXテキストを全部やる意味

ありません。

ありません。

ありません。

例えば以前までは4年理科テキスト

入試問題にチャレンジというのがありました

いまはないです。

これは作成担当の兒島と

当時の教科長松谷がアホなので

受け取ったご家庭の人の心がわからない

ことが原因です。

※ちなみに松谷に対する偉い人の印象も

彼は人の心がわからないからね

となっています。


この結果、

αになるには組分けに出るのよ、

この入試問題にチャレンジを解きなさい

というご家庭が頻出、

見事、ゴミ扱いで削除されました。

ちなみに4年テキストは全体がゴミなので、

新四年生は気をつけてください。


※いらないもの

・表紙イラストのクイズ

(裏面写真がイラストのどこにあるかな?)

・昆虫とその口を繋ぐ 系

(中学受験で出ません。知能テストか)

・バカみたいにでかいマスの記述

(何書いていいかわかるわけない

・右ページの方眼罫のマス目

(ノート取るクセつけるからいらない)


のようになっています。

このことが土特ではさらに顕著です。


  理科科を例にとると

理科科を例にとると、

難易度はE>>D>C>B>Aとなります。

あれ?Fどこいった?


きみのような勘のいいガキは

嫌いだよ。


答えはFは思考記述問題だから、

学校によってやるかやらないか

変わります。

今どうか知らないし、知る必要ありませんが、

思考記述力養成プリントというのを

土特の授業前やSSで配ることがあります。


これは私がねじ込んだもので、

下手するとFを授業でやらないから、

渋渋・渋幕・麻布・武蔵に強くするため

記述力と思考力を初見で鍛えるプリントです。


改訂されてるか、なくなってるか、

校舎でやらないかは知りません。

テキストにはない、プリント教材です。

なぜ別にしたかというと、

生徒たちが着座するまえに、

時間潰しで考えさせるためです。

※逆説的にテキストに入れると配るまでできない

お持ち帰りもできるので、

上記の学校群を考えてる方は

やってみてください。


  したがって

SAPIXのテキストは原則的に

やれと言われたものをやれ。

それがこのコースのちょい上というのを

きちんと

保護者がわかってください

ここで子どもを信じない親多数。

「先生がやらなくていいと言った」

「そんなわけないでしょ!全部やりなさい

結果的に課題が多いとかいって、

嫌がる子どもに転塾迫るの

やめてもらっていいですか?



増やしてるの

あなたでしょ?


  コースによるレベル設定

みんながみんな上手いと思ってませんが、

基本的にエキスパートであれば

ちゃんと意識しています。

お子さんを志望校に入れてやりたい、

そのためのロードマップはこうで、

そのためには

今の段階でここまで解けてほしい

という絵地図にあわせて、

栄養満点定食メニューです。

何も足さない、何も引かない。

余計なものなど、ないよね!

うー、すべてがきみとぼくとの愛のかまえさ

になってるので、

きっちりきちんと指定問題の

習熟率上げてください。


退塾傾向で多いのは、

家庭学習消化とやり直しの時間を

なぜだか量的優勢で置き換える人です。

こんなの家庭学習のノート見たらわかります

答え写してればわかるんです。

カタカナが雑ならわかるです。

これを4年の段階からきちんと教えるから、

私は開成桜蔭全員合格できたのです。


まー、担当は二つにわかれ、

まったく見ない氷先生か、

見て見ぬふりの水先生になります。



水蒸気の私は

「雑すぎます。ちゃんとやらないと

次回から見ませんよ」と書いて、

モンペのクレームくらいました。

なのでSAPIXはが多い。

優秀な人は水。

クソだめなのはどうせわかんないからと

氷になります。

こうすると平均偏差値の逆転が起きます。

私の担当のABCが

非常勤のDEFより上とかザラ

さらに

酷語だけ2コース下の理科と同じ

という校舎もありました。


これは担当の木戸が無能で、

生徒見るより事務員とイチャイチャする方に

全力傾けてたから。


  まとめ

というわけで、

・土特の家庭学習などない。

授業でやった問題を解けるようにしよう。

・平常の家庭学習は指示したものを

完璧にやろう。

余計なものをやるとマンスリーで消化不良になる

そもそもSAPIXテキストに簡単な問題などない

・テキスト全部やるのは愚の骨頂。


ということを念頭に、

1年間を安寧にお過ごしください。

私は必要悪です。

うちの指導はできる子にはいらないのです。

治療なので、完治寛解させたら

どうぞご卒業ください。

そうなるように尽力してます。

じゃないと座席が空かない。

困っ子たちが救えない。