5日午後3時55分頃、
群馬県みなかみ町小日向の利根川で
ラフティングボートが転覆し、
埼玉県伊奈町小室、
大学1年生本田啓祐さん(19)が川に流された。
群馬県警沼田署などによると、
6日午前6時頃、
現場から約300メートル下流で
本田さんを発見したが、
搬送先の病院で死亡が確認された。
川の事故、水難は絶えない。
清き空気と水の国の民である私からしたら
こう聴きたい。
バカヤロウ。
死ぬぞこのヤロウ。である。
※実際にコイツは一回死にます。
前に書いた気がするのだが、
もう一度書いておこう。
ある溺死者の話。
ある溺死者に聞いてみよう。
ーーなぜあなたは危険な川で泳いだのですか?
「そこに川があるから。」
本当にこのレベルだから困る。
川の危険性を再度述べておこう。
1 侵食作用 けずるはたらき
水には削るはたらきがある。
これを侵食作用という。
※本当は浸食作用と書いていた
常用漢字じゃないから変えたというバカな理由がある。
函数→関数、輿論→世論などなど
ここまで変えておいて
日本語を守ろうなどちゃんちゃらおかしい。
川の破壊力の強さは以下による。
握力×スピード×体重=破壊力ッ!
ちがった。
流量=流速×流積(断面積)
Q =ν ✖️A
今にして思えばS社の理科の研修は
ここから始まったんだったなぁ。
性格悪い質問だ。流速と答えたら
「そのレベルのことを教えないでくださいね」と
否定された。
おお、流石は首都圏最強塾だぜ、と思った。
あとになって
この方のレベルがとても高いだけで、
他は松谷と兒島などのカスだらけだと思い知る。
侵食作用は
上流から下流まですべての地点で起こるのだが、
特に流速と流量に影響をうけるため
上流の雨で増水すると「すべてを削り取る」
ガオンッッ!
するとこうなる。
新潟県十日町市 清津峡
絵に描いたようなV字なので
V字谷(ぶいじたに または ぶいじこく)と呼ぶ
これは特に急斜面の多い上流で見られる。
ちなみに中学生が習う、
U字谷は氷河によるものなので形がちがう。
まちがい
せいかい!
ほらV字と違うでしょ?
固体の氷なのでお椀型になるのです。
2 運搬作用 はこぶはたらき
基本的には運搬作用はいつでもどこでも起きる。
いいかい?いつでもどこでも、だぜ?
一見するとただの道。
だけどなーんかおかしくね?と
思わない感覚はヤバい。
これが伏流水、水無川の正体だ。
ここにテントを張るような舐めたことすると
自然は容赦をしない。
絶対にテントを立ててはいけない(戒め
わずかな雨でも上流では一つの急流に集まって
即座に水かさはあっという間に増す。
さらに我が家みたいに1985年の8月12日に
神流川でキャンプするとえらいことになる。
これは水害ではないがな。
愛で空が!落ちてくる!
ちなみに海であっても、
河口付近では真水が流れる河口流があり
突然浮力を失って沈み始める。
海水の場合、
浮力=密度×体積=1.2g/cm3 ×体積だが、
真水なら
浮力=密度×体積=1.0g/m3 ×体積
水は凍ると膨らむので4℃が1番密度が高い。
つまり、重い。
この河口流が「何かに足を引っ張られた」という
心霊現象の正体だ。
遊泳禁止なら泳いではならないのはこのためだ。
それゆえ川で泳ぐと浮かないから沈む。
酒を飲んで涼しそう?
それは狂犬病かハリガネムシか孔明のワナだ。
3 堆積作用 つもらせるはたらき
こうした流れの遅い流水では
緩やかに浮力を受けながら固体は沈殿していく。
するとこうなる。
こうして自重により水分が押し出されて
固まったものが堆積岩である。
まとめ
したがって
生きるチカラとは自然を治める治水と
いかに有効利用するかの利水のことだ。
「水とひとつになれ。早く行け」
「あとはお前次第だ。
お前が俺の教えたことを昇華できるかどうか」
©️お受験のお医者さん