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父は母に。母は父に。

父は子に。子は父に。


さて地層の話をしようとした。

そしたら岩石について語らないといけなくなった。

初手から飛ばそう(なんか久しぶり)

一般に地層は水のあるところにしか成立しない。

なぜ?

ぽく





ぽく





ぽく







ぽく





ちーん!

答 地層には泥土がまんべんなく

降り注ぐ必要があるから。

流水のはたらきはすでに学習ずみだ…ね…?

※やべえ。やってない。あとでやろ

このうち沈殿作用が強くでるため

水面に満遍なく散らばるのだ。

では、流水のはたらき以外でできる地層は?

ぽく



ぽく



ぽく



ぽく



ぽく

ちーん!

答 火山灰による凝灰岩層

これらによって作られる岩石を堆積岩という。
※小学生は「たい積岩」や「たいせき岩」でよい

  堆積(たいせき)岩


川には三作用がある。

1 浸食作用…上流で岩石や土砂を削り地形を変える

2 運搬作用…土砂を下流に運ぶ

3 沈殿作用…水中で積もらせる働き

この順番はどうなるかというと、

同時代であれば

大きさに対して重いものから沈む。

理由はわかるね?浮力のせいだ。

※ここで「重いから沈む」とすると、

浮力で苦しむ子どもになる。

例えば土星は水に浮かぶ。でかい割に軽いから。

このとき、鑑別は以下のようになる。


まずは左の3つだ。

  水による堆積岩

流水による、川による、だと

正しくないと判断した。

正確に言えばこうだ。

海面が温暖化で上がったり地震で沈んだりすると

それによって陸地からの距離がかわるため、

大きさの割に重いものから陸地側につもる。

それゆえに

近い順に 

れき 2mm以上 



砂 0.06〜2mm 


泥 0.06mm以下


となる。

見るとすごく違うのわかるでしょ?


流水による地層を構成する石は丸い。

なぜなら川で流されるうちに削られるためだ。

そう。社会に揉まれて人は丸くなる(何の話だ)


海の中にも川が流れていて離岸流という。



遊泳禁止地域で泳ぐと

突如浮力を失い(真水だから密度が低い)

沖に流される。

こういうDQNは停めても無駄なんだよな

俺も遊泳禁止の場所で遊んでるDQNに向かって
危ないぞ、沖に流されたらどうするんだ!って注意したら
DQN「おきに流されるって、後鳥羽上皇かよwww」
DQN女「マジ受けるんだけど、超承久の変〜」
とか言って聞き入れなかったわ
死んで当然だと思った。

これは名文。まじ

人もをし 人もうらめし あぢきなく

  世を思ふゆゑに 物思ふ身は

重い石ほど投げても飛ばないでしょ?
と私は説明する。
泥なら飛ぶのかと言われるとこまる。
砂は飛ぶ。砂かけ婆いるし。


  流水によらない堆積岩

さて。普通堆積岩は水中で作られる。

海やで。

わりと湖は忘れがちだが

ブナの葉などが見つかると示相化石として特定される。

が、海でも陸でも積もるのが火山灰である。

火山灰が降り積もる火山灰で押し固められると

凝灰岩となる。

典型的な凝灰岩は数mm以下の細かい火山灰が固まったもので、

白色・灰色から暗緑色・暗青色・赤色までさまざまな色がある。

塊状で割れ方に方向性はない。

凝灰岩は層状構造(層理)を持たないことも多いが、

大規模な噴煙から降下した場合や

水中でゆっくり堆積した場合は層状をなすこともある。

火山噴出物が凝結してできた岩石。

凝灰石は流水によって運ばれないので

形は角があって角ばった形になっている。


ここで鑑別する。流水堆積岩は削れて丸くなる。

あとでやるが火成岩と違うのは溶け込んでない。

岩石を割ると中に黄緑の層が見える。

これはいいサンプルだ。

有名なのはこれら。

加工しやすく、耐火性が強いので

ブロックではない門扉には多く使われる。

ザラザラしてる。

自然岩の風味があるよね。




  関東ローム層

俗に「関東ローム」「赤土」など。

水はけがよく、水もちが悪い。

※子どもはこの言葉の間違いが多いので

セットで教える方がいい。

水はけ…はける=解散する、はけで飛ばす

水もち…水が長「もち」する

逆にするとえらいことになる。


ボーリングによっては

関東ロームの上に

旧利根川の泥土が積もってた

水田は軟弱地盤となる。

ちなみにグンマーは上流なので岩盤は硬い。

企業のデータセンターで

グンマーにあることも多い地震に強いからだ。

TUNAMI ナンデソカ?ワタシワカラナイ

※ま、火山はあるんだけどな?

一応、単なる火山灰ではなく、

火山灰が風で飛ばされた風塵説もある。

まだ文部科学省では認定してない。

そしてこのような特徴を持つ関東ローム層は、

火山近傍の裸地から風によって舞い上げられた

火山性の細粒子が堆積した「風塵(レス)」であるとした。


顕微鏡で見ると火山灰なのは明らかなので。


このように東側に偏るのは

ジェット気流=偏西風のためで、

冬季の強い季節風のためでもある。



  化石について

こんなこともあろうかと(半分本当

化石についてはすでにまとめてある。

化石は火山岩では見つからない。

なぜなら熱で融けてしまうから。

特に多いのが古生代のフズリナ

中世代のアンモナイトでほぼ石灰岩層にある




また、新生代の湖ではブナの葉が残る。

ついでに少しやっておこう。

化石の中には色がついているものがある。


サメの歯だとこんな感じだ。

これは埋もれた地点の鉱物が水に溶けて染み込むことによって変色したものだ。

例えばマンガンが染み込むと、

黒いティラノサウルス化石が生まれる。

この個体にはあだ名があり、

デスザウラー「ブラックビューティ」という。


スミソニアンの完全体ティラノサウルスは

REXという個体だ。


2に続く。

2で終わるかな。


©️お受験のお医者さん