東大合格者数ランキング

⑤渋幕 64・現役51(昨年74⑥・現役59)

現役合格率:14.78%

理Ⅲ1名


もともとは渋谷教育学園渋谷が

幕張新都心なるもの

※似たようなものにさいたま新都心がある。

に分校を出したことから始まる。

渋渋の系列なので、男女共学である。

このことが後に重要になる。


【黒船襲来】
さて千葉県の話をしよう。
千葉県の著名な学校は全部共学である。
女子は国府台や和洋国府台がある。
男子校は一切ない。
この特殊事情を頭に入れねばならない。
つまり、千葉では男は県立、できる女も県立
女子でお勉強苦手な方は私立へ
というのが長らくメインストリームであった。
そんなわけで幕張メッセ含む新都心開発に
余ってる土地を学校に使わせると言うのは
そんなに変なプランではない。
TX柏東大前も似たようなもんだからだ。
しかし当時から渋幕の問題は変だった。

【奇問の宝庫】
私が渋幕が変なことを語る場合、
一題出せばすむと思っている。
「米からつくった加工食品と、
大豆から作った加工食品だけで
作れる料理を答えなさい」だ。
意味わかります?


ぽく


ぽく


ぽく


ぽく

チーン!
答 きなこもち(声の教育社)
そうすると発狂するやついるんだが、
もともと
きなこもちの源流の安倍川餅は砂糖はないよ?

実際、

きなこもち(安倍川餅)は上白糖をかけるのだが、

家康の時代にそんなものはない。

黒糖の精糖自体が吉宗なのでね。

もちろんこれは声の教育社の解答例なので

他にもふさわしいものはあるのだけれど。

大切なことはここは変な問題を普通に出してくる

ことだ。


【地勢学】
間違ってはいけないのは「地政学」などという学問かどうか怪しいものを語ってはいない。


一見、端っこの端に見えて、

都内交通網の視点で見ると、

通学・通勤は可能なのだ。

在住するって意味では最悪だけどな。

一度死んだウォーターフロント。

※ましてや某社に行く気にはならんがな


そんなわけで
都内や埼玉や横浜からギリ通える千葉の限界
あるのが特徴である。
ここが栄東浦和明の星と違う。
駅から遠いんだよね、この二校。

【結果を生むシステム】
東大合格実績を見てみよう。
最小の2018年でも武蔵の2倍である。
しかしもっとも大きな事件はその前
2017年に78人の東大合格者を叩き出す。
【共学トップクラス「渋幕」の真のすごさとは?】
 1983年に開校した渋谷教育学園幕張高校(以下、渋幕)は、
近年急速に進学実績を伸ばし、
2017年には過去最高の78人が東京大学に合格
海外の名門大学にも、毎年10人ほどが進学する。
共学校としては日本トップレベルに君臨する新興校の雄。
元日本代表サッカー選手の田中マルクス闘莉王氏や
日本テレビの人気アナウンサー水卜麻美氏などの
逸材を輩出するなど、人材育成の力にも定評がある。
渋幕出身の平野拓也・日本マイクロソフト社長は、
その強さの秘訣は、「生徒の価値観を認め、主体性を邪魔しない『自由さ』」にあるという。

この文を読んで
妙にある学校に似ているな、と思えるなら
あなたにはセンスがある。
どうでしょうか。私と魔界で働きませんか?
そう、麻布である。

自主性。

これがWEBにも現れる。

生徒自身がサイトを作って発信している。

多分このせいだろう。

かなりカオス。

イエローフェアリー同好会とは

いわゆる園芸部である。

またここの出身者に

異色のアナウンサー、水卜さんが入ったり

※妊娠臨月おめでとうございます!

OBKTさんがいたりだとか、うん。まあ。

色々な感じの学校だ。


【入試問題に見る傾向】
基本的には思考系を取る。
が、向いてる方向がよくわからないのも特徴で、

独自の切り口を持つ問題が出題される

渋谷教育学園渋谷中学校の理科は、他校ではあまり見られない、独自の切り口を持つ問題が多いことが特徴です。

身近な現象について取り上げる問題が多く、

最近では、「使い捨てカイロの成分から化学変化や体積について考えさせる問題」、

「ガラスコップにコーヒーを入れて電子レンジで加熱する問題」、

「タケコプターについて考える問題」などが出されました。


算数では、

時間配分について

渋谷教育学園渋谷中学校の算数は、

試験時間を上手に活用していく計画性も求められます。

計算と応用小問はすばやく、

応用問題はバランスのよい時間配分で進めることができれば、

ひと通り解答が導き出せるでしょう。

ウォーミングアップをする間もなく、

最初から力を出し切らなければなりません。

合格点を取るには、

前半で点数を稼ぐことが不可欠になります。

後半になると、

難度の高い応用問題が出されるので、

残り時間を気にしながら取り組んでいくことになります。


私自身は確かに解けるのだが、
何言ってんだ、おめぇ?と思わなくもない。
つまり、予想を当てにくい。
時事とかそんなもん完全無視である。
1998年に出したピーナツの作画を
2023年に出す意味がわからない

また全科目的に時間配分はタイトであるので、
本校を第一志望とする場合、
2/2アタックをおすすめする。

https://www.shibumaku.jp/wp-content/uploads/2022/08/2023_jr_youkou.pdf

男子はまだいいんだけどな。

女子の場合、

ここと豊島どっちがいい?

聞かれるとすごく悩む。

ファクターが多すぎるのだ。

とりあえず

・東京のどの辺か

・最寄駅何線のなにか?

・最後に子どもをどうしたいのか

・どんな高校生活送らせたいか

などを確認しないとわからない。

豊島は医学部に強く、渋幕は東大に強い。
こういうイメージを漠然と持っている。
理由はおそらく、 渋幕の方針。
生徒任せ。自分で塾や予備校行けと。
おそらくどちらも6年前は
1日に同じ学校を受けてそうな感じなのだが。
あとは通学時間。
池袋から伸びている東京北西部と、
東京東部では違うと思うんだよね
さらにいうと腐り具合によっては…。

【おすすめ度】
ほかの記事にこんなこと書いたか覚えてないのだが
多分デフォルトで
みんな1/24は受けに行くと思う。
でおそらく、
御三家受かる子でも落ちるのは覚悟してほしい。
ましてや
過去問やらずに受けにきました!
とか言ってる人は絶対受かるの無理だと思う。
私がよくわからんのはこういう保護者で
どうせ行かないし的なノリで
「みんな受けに行くから受けに行くか!」だと
落ちる。
某有名アメーバーの娘さんも
SAPIXトップだったのに落ちたらしいしな
かような状態であるので、
舐めるなら落ちる覚悟で。
受かりたいなら真剣に対策をされたい。
好きか嫌いかでいうと、
変な問題出すから対策しにくいのだが、
自分自身ではサクッと楽に解けるという、
変な傾向がある
なので本校の場合は
ちょっと特殊な対策が必要だと思うよ。
ま、それが私が提言した昼のアレなんだけどね。


©️お受験のお医者さん