の続きです。

やっと使い方わかってきたよ

というわけで

ラテン語がわかれば西洋言語はだいたいわかる

と言いたいのでした。

日本人にはヨーロッパ言語がわけわからないのに、

なぜヨーロッパ人はペラペラなのかというとこれ

それからうんざりさせる「ギリシャ語」も

「古臭いシェークスピア」まだ出てきます。

受験に関係ないのにね。

ここに文部科学省ならびに東大は着目しました。

確かに今の子、モノしらねー!!

三四郎読んでないから三四郎池の由来を知らない。

「天災は忘れた頃にやってくる」が

三四郎に出てくる野々宮くんこと、

寺田寅彦の言葉としらない!

ここについに辿り着いたのです。

試験バカ(失礼)専門バカ(失礼)じゃ

世界に勝てないッ!

日本の未来をうぉううぉううぉううぉう

世界が羨やむ イエイイエイイエイイエイ

などと歌ってる場合ではないのだッッ!

と「大学改革」の中で

「ぶっちゃけ、教養学部とか、いらなくない?」

という意見を逆転させることになりました。


先日の東大の先生曰く、

「まさにこのとき国家100年の計が決まった」そうで、

司馬遼太郎的なセリフでかっこいい。

余談ではあるが。

というわけで

教養のバックボーンのある子をつくる

ことが大方針となるのでした。

つまり、

・印象派を知り、浮世絵を知り、ゴッホを知り、

ピカソを知ってる理学部生

が必要となります。

なんで?って?

絵画のX線分光解析誰がやると思うんですか?

ここに「学際領域」という、

従来の学部の縦割りではできない、

横断的な研究組織を

日本に爆誕させることになります。

それが駒場、

東京大学大学院総合文化研究科

となりました。

こうして文系、理系の垣根のない、

いや体育会系、アート系すらも超えた大学院が誕生しました。

東京大学を目指すあなた。

いつか東京大学を目指すきみたち。

そしてその夢を叶えるためにならと、

身を削る覚悟の保護者様。


これが今フロントラインで起きていることです。

「ですから、私たちは小石川に毎週1人ずつ

担当授業を持ったのですよ」

ああ、そうか、と。

学校見学に伺って見たものはそれだったんだと。

うわー小石川受けたーい

と私は思ったのですが、

夢が叶わないので、きみの夢を叶えます。


保護者さま、受験生の皆様。

いまは試験で頭いっぱいかもしれません。

でも、それを通り過ぎたら

「生きるチカラ」をつけてください。

それが大学含め、高校、中高一貫校が

本当に欲しいチカラなのです。


イイネの数や閲覧数で書く方向決めていますので、

「こういうのでいいんだよ、こういうので」

には暖かい拍手をお願いいたします。

常に暗中模索です。