結婚(ドラクエ5) #思い出ゲーム | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

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レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)

フローラか、ビアンカか?(結婚)


お気付きかと思うが、数ヶ月前から2020年正月に“封印”したPS2を復活させて、


ドラゴンクエスト5(リメイクPS2版)をプレイしている。
このブログのルールの一つは『有名ソフトはしない』である。
なので、このブログに載せていない。
数ヶ月前に中古ソフト屋を探している時に、このソフトを580円で見つけた。格安?、と思い、即購入し、久しぶりにPS2を起動させてしまった💦

というのも、昔から気になっていた事があった。


俺はこの前作『ドラクエ4』(FC)を“ハマったソフト”の1位🥇にしている。


だが、続編でSFCで出された“5”にはハマらなかった、というか、遊んでもいない。

何故か?

それはまず、この頃(高校生)、俺はゲームはもう“ファイプロ”(ファイヤープロレスリング)しかしていなかった。


中学生の頃からハマりだしたプロレスにどっぷりと浸かりきっいて、既存の人気ソフトに興味がなかった。
(プロレスゲーム以外も多少やったが、印象無し)

さらに言えば、


当時(90年代後半)は、“スト2”に代表される対戦格闘ゲームブーム。
RPG自体に心が移らなかった。

特に、事前の噂で『今回のドラクエ5はモンスターを“仲間”にするらしい』と聞いて、どうにも“しっくり”いかなかった。

『モンスターを仲間』…。

最近ではよくあるし、当時もGBの『サガ』シリーズなどで知っていたが、あのドラクエで“モンスター”を仲間にする、というシステムに奇妙な気持ちを持った。

(…ドラクエなら、モンスターを剣や魔法でズバズバ倒しまくらないと)

そんな気持ちだった。
今から考えてみると、どうでも良い話なのだが当時は(ま、ファイプロがあれば良いか)と、“5”は無視していた。

俺の周りでは、学校をサボって初日に購入したヤツがいた。

で、そんな彼らが言っていたのが、


途中の“結婚”イベント。
フローラか、ビアンカか?」である。

当時の俺は、『何でゲームの結婚で迷う?』と思っていた。
それでエンディングが変わる?
どちらかだと、クリア不利になる?

どうもそうではないらしかった。
それを俺は(…何で?)とずっと気になりながら、もう20年が過ぎた。

それで、一度遊んで見たかったのだ。


…ようやく、その“悩み”が分かったびっくりびっくりびっくり

あざといフローラ


物語の序盤。
主人公はかなりビアンカと親密になる。
主人公親子でビアンカの宿に泊まったり、冒険(お化け👻退治、夢の中冒険)したりする。

対してフローラは、港ですれ違ったのみ。

当然、俺の心はビアンカ。幼なじみと言えるし、親密度が違う。

いくら金持ち💴だろうが、フローラには親しみが無さすぎだろ?

だが、このビアンカ…。


フローラとの結婚に際し、2つのリング指輪💍を得なければならないのだが、それにビアンカは積極的に協力してくれる。

それでいて、主人公に想いバレンタインを寄せている素振りも魅せる。

“俺”は君(ビアンカ)、一択なのに…。

 そんなビアンカの協力で2つの💍指輪を得ると、


フローラの街は、彼女との結婚を予想。

いやいや👋、俺はビアンカと“結ばれたい”んだ。

リングをフローラの父親に渡すと…、


ビアンカの前でフローラとの結婚を決める。
何てデリカシーの無い親父だ?
ま、俺はビアンカに決めているのだが…。

すると、フローラが…、




このフローラってお嬢さん、随分と思い切った事をするな。


おいおいガーン
断る前にフローラが、“自分とビアンカ”の選択を迫ってきた。
これが、高校生の頃、皆が悩んでいた“選択”か?
みんな、この二択で悩んでいたのか?
今、分かった。


…でも、“大人”になった今の俺から考えてみると、このフローラって女、かなり狡猾ではないか?

『主人公はフローラと結婚出来る資格あり』
『“幼なじみ”ビアンカは、主人公が好き』
『主人公はビアンカの“想い♥️”を知っている』

…この状況からして、主人公がビアンカを選択しても彼女は“傷付かない”
そして、フローラ自身が選ばれても、『それでも自分が選ばれた』と言い切れてしまう。

凄い女だ、フローラ。
天然?
計算?
“あざとさ”?
40を越えた俺にはフローラの“凄み”が分かる。大人になったなぁ。

…そして、



何で街中が、主人公(俺)の“悩み”を知っている?
恥ずかしくない?

俺は一晩、考えた。