無所属少年時代 #31 #貧乏RPG | 鈴木篠千のゲームと釣りと少年時代の話。

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レトロゲーム攻略、釣りと少年時代の思い出の話です。

毎日では無いですが、PM10~11:00に1~3本の記事をアップする予定。

ルール
①高額ソフトはやらない
②攻略本などは見ない。
③地元(浜松)で釣る。
④少年時代(無所属)の話。
(詳細はプロフィールで)

金持ちアピール?


40を越えて、「金が無い」などとボヤいているが、この貧しさは別に今、始まった事ではない。


子供の頃、我が家は貧乏だった。

ランクで言うと、“下の上(中?)”くらいか?

とにかくとても“金持ち”とは思えない性格だった。


この『無所属』の頃は小学3~4年生。1987~88年頃の話になる。

世の中は“バブル”と言われ始めた頃かな。

だが、小学生の俺はそれを実感できなかった。

小遣いは増えなかった。


家族で旅行などした事は一度しかない。

外食🍴🍝をした事もあったが、頻繁ではない。1ヶ月に1度、あるかないか程度だって。

小遣いは…、


小3~5…300円

小6…500円

中学生…1000円

高校生…3000円


と小さくアップしていった。ちなみに高校生になると釣り(道具)やらプロレス(観戦)で資金👛が必要になり、学校や親に内緒でバイトしたりしていた(高2~)


俺のこ小遣いは決して多い方ではないのではないか?



と思うのも、俺より高額を持っていた奴がいたからだ。


友人と遊んでいると、たまに“金のかかる遊び”お札に移行する時があった。

“オオカミ軍団🐺”(…のタツミチ派)の“壁テニス”(15)☀️🎾のような遊びだ。


こういう時に“無所属”は便利だ。

そういう展開になったら、そのグループを離れたら良いのからだ。


事実、俺はタツミチ(仮名)らがテニス用のラケット🎾を購入し出すと、オオカミ軍団を離脱した。


それでも、自身の貧しさを意識する事は少なかった気がする。


“金持ち💴”な奴はいたが、特に“金持ちアピール”をした事がなかった。


思い出してみる。


カツミ(仮名)

モッちゃん(仮名)

イツキ(仮名)


…などが、比較的裕福だった記憶がある。


だが、彼らはドラえもんの“スネ夫”のように金持ちアピールをしなかった。

俺の周囲の友人らも、家の財力は同じくらい。

皆、貧乏だった気がする。

他に「コイツ、金持ちだ!札束」と思える奴がいなかった。(と思う)


いたのかもしれないが、意識した事がなかった、というのが事実。


小学生の頃の貧富は、親の意識によると思う。

つまり、『どれだけ子供にお金(小遣い👛)を渡すか』は、その親の裁量だ。

ウチの親(母親)はシビアだった、と思う。

以前にも書いたが、よく遊んだミッチー(あだ名)の小遣いは、何と“自由”であり、「欲しい時にねだれば、くれる」と比較的子供に優しかった。たぶんそれも親の裁量であり、ミッチーも頻繁にはねだれなかったと思う。


月の小遣いが300円だった俺は、“財テク(無所属小年時代9,10)”などを使い、どうにかやりくりしていた(?)

せいぜい駄菓子を買う、買わないうずまきキャンディだったけど。


バカだったなぁ



“RPG”では、金持ち?


ゲーム📺️🎮️の事を書いているブログなので、その話も書いておくが、この時期に大ブームになっていたドラクエ3などで、俺は「とにかくお金(ゴールド?)を貯める」タイプだった。



モンスターをコツコツ倒し、主人公の成長させ、強力な武器⚔️、防具スーツを買い込み、次の街orダンジョンに向かう、という“固い”遊び方をしていた。(楽しいのか?)

決して無理をしない。

ある程度、準備が整わないと次のチャレンジをしないプレイをしていた。


弟から「兄ちゃん、もっと先、進めなよ(笑)😏😏😏」などと笑われても、俺はこの“手堅い”やり方に終止した。性格が出ていたな。




ドラクエをしていて、思っていた事がある。

「ゲームの世界は何て“儲かる世界”なのか…」と。


特にこういうRPGゲーム。


街や城の外に出て、モンスターを倒せばお金💴が得られる、のである。

何て夢のような世界なのか。(ゲームだよ…)


しかも、死んでも魂、教会で“生き返らせて”くれる、お金で…。(ゲームだからね…)


コツコツと稼げば、良いだけの世界。

努力と苦労が、必ず収益に直結するのだ。

すごくないか?

しかも、得たお金💴を武器、防具で“自らに投資する”。素晴らしい世界だ。

我々はひたすらモンスターを倒せばお金、金持ちになれる。

素晴らしい世界。(だからゲームだよ💢)


だから、“リアル”では財布に数百円コインたちも無くても、(…ゲームでは3000コインゴールドあるから、今日は鋼の剣を買おう音符などと思い、ニコニコ☺️して帰り道を歩いていた。(小5の頃かな?)


バカな奴だえーえーえー

現実の金じゃないのに…。

今から思うと、俺の子供時代(特にこの無所属時代)は、お金💴を意識しなくて済んでいた気がする。貧乏は自覚していたが、別に気にする事がなかった。…良い時代た。


ちなみにこの後、父が小3の頃、中国(東北部)に主張し、その後カナダ、スペインと転勤になり、我が家の財政は安定し出すのは、少し先の話だ。



貧乏は正しい!?


『お金を意識しない』というのは、良い反面、マイナス部分もあると思う。


俺は金銭管理が少し甘いところがある(自覚)真顔予防予防


これは大学~社会人にこけて独り暮らししていた時に感じた事だ。

決して無駄遣い(ギャンブルなど)はしないが、ついついお金💴を無計画に使う時があった。よく友人らと酒盛り🍶🍺して騒いだなぁ。


これは子供の頃に、“財テク”などと言いながら少額の貯蓄に満足したりして、金銭の扱いをしてこなかったからではないか?


「金をバンバン使い、一度大失敗したほうが良い」というわけではない。

細かい貯蓄は悪いことではない。


だが、ある程度の金額💴を取り扱い、「ここまで使うと生活がヤバい」という加減はしておくべきだったかも?

子供の頃は、生活は大丈夫だろうが、大金の使い道や細かいお金の振り分けをしておくのは、それなりに勉強になっていたかもしれない。


RPGゲーム(ドラクエ)の世界で、『モンスターを倒す』→お金💴→武器防具→またモンスター討伐、を繰り返して悦に入っていても、実生活に役立てない。

『お金はコツコツ貯めるのは正しい』とは分かるが、“お金の管理”にはならない、と思う。それはRPGでは無い。


お金の扱い方。

それはゲームではなく、実体験しかない。


貧乏というのは、そこに体感がある、と思う。

お金が無い』→だからどうする?という思考になる。


“コツコツ稼ぐ”しかないのだが、稼いだお金💴をどうするか、はゲームでは学べない。

現実世界に“鋼の剣”も“鉄の鎧”も無いんだよ。

生きる糧。

食べる物。

必要経費。

家賃🏠️

…それがあるだけ。それは自分で計算するしかない。

貯蓄も節約も、自分次第だ。


俺が「財テク」などと称して、小銭を貯めていたのは、悪くはなかったがもっと“使う”方を学んでも良かったかな?

だが“財テク”という節約も悪くはなかった、とも思う。


それは子供の頃、貧乏だからあり得たのかもしれない。

貧しいから学べる事は多い。

貧しいから、どうするか、は生活の“第一歩”だ。正しいと思う。(今、窮地だから?)


それと同時に、何を“捨て”、何を“得る”か?、を体感するべきで、失敗もしておけば良かった(少額コインたちで…)と、今になって思う。