何故か良い感じの太公望と嬋玉。
いつの間に…。

と、現れる通天教主。
何故このタイミング?

バカ野郎…。
…邪魔だよ。空気読めや。

…嬋玉。
何故、お前は全て知っている?

典型的な悪玉。

絵にかいたような、悪の思考。
…ま、ある意味、中国人的な考え方だが。
それで次の燕山に向かうと、早速、道士が迎え撃ちに来る。
話の流れ上、九竜派の道士だな。
女が二人らしい。
ということは、胡喜媚&王貴人か?
あのアバズレコンビ。今回は逃がさない!

李靖の言う通り。我々も術の多い道士で陣容を固めるか…。
なので、出陣メンバーは…。
太公望、那託、楊哉、竜吉、楊任にした。
那託か、らいちゃんで迷ったが、相手の強さが分からないから、現状の強さで那託にした。
楊哉、竜吉、楊任は仲間の中で使用可能な術が多く、知力が高い順に選抜した。
無論、太公望の戮魂幡での気絶戦法がメイン。
基本戦法は敵の動きを封じ、那託、楊哉の高い攻撃力でタコ殴りにする。
楊任はサポート&遠距離からの攻撃。
竜吉は二竜剣で戮魂幡で逃した敵を"魅了"させる。
よし!
戦略はばっちりだ。
戦場に来ると、敵道士は胡喜媚らでは無かった。

誰?
自分で『毒蛾』って言うなよ。
攻撃方法が安易にわかってしまう。

だから、誰? 生意気そう。
さらに、他の敵兵士は全て九竜派の道士のようだ。
つまり、今回は"仙術合戦"のようだ。
地形は河を挟んだ地形。
まずは、戦いが始まると、符印で河中を隆起させて仲間を敵陣まで渡らせる。
那託、楊哉、太公望は順調に河を渡り、敵陣に攻撃。楊哉の三尖刀が高いダメージを与える。
やはり彼は主力の一人だ。
だが、竜吉と楊任が太公望らから遅れる。
竜吉に至っては常に浮いてるのに…。
敵道士は気功術をバリバリ使ってくる。軽気功で攻撃の回数を上げてくる。内気功でダメージを回復させやがる。
やっかいだな。
こちらは戮魂幡を使うが、あまり効かない。道士は宝貝技に耐性があるのか?
函芝仙は"毒蛾"の通り名通り、宝貝"風袋"でこちらを毒化させてくる。

苦しい。
弓や宝貝で遠距離攻撃がある楊任はまだしも、竜吉は近距離に弱すぎる。
相手を魅了する宝貝、二竜剣は接近しないと使えない。
防御力が少ない。己の力と宝貝が合っていないな。
う~ん。
竜吉の二竜剣…。
有効な武器だけに、ちょっと考え直さないとな…。
戦いは、那託、楊哉に頼り、力業で勝ったが…。

戦法、宝貝の装備を含め、再考の余地を感じた。
戮魂幡が上手く決まらないと、かなり苦しい。
また、地形に対する移動力のキャラ毎の差もなんとかしたいな。
戦闘後、物思いに耽る楊任。

いや、このあとしばらくはこんな日々が続くよ…。

彼は商の宰相まで登り詰めた男。
現代で言えば、総理大臣である。飛虎や聞仲よりも職位は上のはずだ。そんな彼が、眼ん玉をくり貫かれ、仙術を使う一道士に。
今、どんな気持ちか…。
世が世なら、ただの"無職の"太公望、"犯罪者"になった飛虎など口も聞けない立場である。
彼が一番妲己を恨んでいるだろうな。

楊任からすれば、紂王を倒し、商王朝を覆すこの戦役は複雑な気分では?
己の今までを全て否定する戦いだ。
ある意味、飛虎や聞仲以上にやりきれない想いがあるはず。
『戦いは、嫌です…』
その真意はわかるぞ。
…戦う彼に、哀しさが漂うのを感じる。