今さら気づいた 老夫婦の思いやり | 40代不妊治療 あきらめないもん

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不妊治療を始めて感じる、いろんな気持ち、毎日の鬱憤、治療のこと 普段口に出さない気持ちをいろいろかきたいと思います。

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こんばんは〜。


今日ふとしたきっかけで

子どもがいない老夫婦のことを思い出した。


仲の良い素敵なご夫妻で

多分今はもう80代半ばくらいのお年のはず


以前お仕事でお世話になっていた夫妻だけど

最後にお会いしたのは7、8年前。

元気かな。。。


昔、お会いしてお茶をいただいているときに

こちらから聞いたわけでもないのに

いつも自ら

「うちは子どもがいないもんで」

「俺にタネがなかったから仕方ねーだ」

とご主人の方が言っていたな。


その時は、

まだ私も独身だったし、

「へー」とか

「なんで自らそんなこと言うんだろ」とか

「種がないとか暴露しなくたって」

なんて思ったり、

「ふーーーん、そうなんだ」

程度に聞いていたけれど、

今はこう思う。


そんなご年齢のご夫妻だから、

子どもがいない夫婦は今より珍しいし

子どもがいないことで

きっとたくさんの苦労や辛い思いを

されてきたのかもしれないな


ご主人が自らそう言ってたのは、

きっと奥さんを守るためにそうしてきた

事なのかなって。


昔は、きっと子どもがいない女性は

すごく肩身が狭かったり、

ひどいことを言われたりした時代だったに

違いない。


すごく辛い思いをしながら

過ごしてきたのかもしれないな。


実際のところ、

本当に男性不妊であったかはわからないけど、

真実だったとしても

別に言わなくても良いわけで、

それを自らしきりにいうのは、

やっぱり奥さんのためだったんじゃないかな


奥さんへの愛情もあってだよね

きっと