こんにちは!
5年経っても、フランス語が全く上達しない私。
悔いを残さないために、なぜなのか?どうすれば良いのか?、内省してみた。
以前ブログでも書いたのだが、
一番の原因は、会話の関係性(英語なのかフランス語なのか)ではないかと考え、
フランス語での会話の関係性が保たれるように工夫してみた。
どのいう風に?
先週末、いつものようにゴルフを一人予約した。
ゴルフ友達は少ない。
一人予約なので、相手は初対面が多く、「フランス語が出来るか?」と聞かれると、
「ちょっと出来る。」と答えていたのだが、これでは相手が気を遣って英語での会話になるので、
先週は敢えて、
「ちょっとしか出来ませんが、フランス語を勉強し話すように努力しています。」
と付け加えてみた。
この言葉を付け加えたためか、先週末のJさん(フランス人初対面)とラウンドは、
「下の名前は」「仕事は何しているの」「最近、景気はどう」「日本のどこから」と、
ずっとフランス語でラウンドに変化!
おー効果絶大
有難い
しかも、いつもの英語でのラウンドよりも会話が多く、ゴルフのリズムも良くなる。
ちなみにJさん、
「俺は化学、建築、運輸、原発と働いて、今は金属加工の仕事をしている。」
「このグリーンフォークは、うちの会社の宣伝で作ったものだ。」
「あげるよ」と言っていって、グリーンフォークをプレゼントしてくれた。
早起きは3文の得ならぬ、フランス語は3文の得か?
私は、はじめのうち
「えらい転職組だなー。現場のおっちゃんで英語話せないのかなー」
と思っていたが、
ラウンド中の仕草や会話の内容など聞いていると
「Jさんは経営者ではないか?」
「Jさんは英語話せるのに、私のために敢えてフランス語で話してくれている」
と考えを改めた。
ラウンド中も
Jさん:「俺空手と柔道をやっていたことがあって、日本語がちょっと知っている」
と、ちょこちょこ話のネタを小出しする。
私が「どれくらいやっていたの?」と聞くと、
Jさん:「30年」 (全然ちょっとじゃない)
Jさんのネタの小出しで会話も進み、ゴルフのメリハリもでき、
思いのほか楽しいひと時になった。
ちなみにJさん、たまたま私の2台隣に車を停車していたのだが、
車はポルシェ「カイエン」。
帰宅し、会社名を入れてホームページを調べて見ると、
大きい会社の社長だった。
Jさん、英語も喋れるのに、敢えて私のフランス語に付き合ってくれてありがとう。
君は、本当にいい人だよ。
また次回も遊んでね
Jさんと私
コースにいたハクチョウ