自民党はダメ、野党もダメで国民はどうしたらいいんでしょうか? Part3 | ojinnohanseiのブログ

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Part 2で 「選挙に金が掛かる」とする国会議員の皆さんの言い分が詭弁であることが、国会議員の皆さん自身の手になる 「選挙運動に関する収支報告書」から明らかとなりました。

 

そこでPart 3では、国会議員の収入について堂々と見直し作業を始めたいのですが・・・ 

皆さんも感じておられることでしょう・・・ 国政選挙って、本当にこんな少ない費用で済んでいるの? 「2当1落」っていう言葉も聞くけど・・・ もっとかかっているんじゃないの? って・・・

 

私もそう思っていました・・・ (ボケとツッコミ、一人でやってま~す)

元参議院議員の江田五月さんによれば、「選挙運動に関する収支報告書」に記入されている金額は 「法定選挙費用」の限度額を超えない数字が記入されているに過ぎない、つじつま合わせとのことです。

つまり超えた分は選挙費用としてではなく政治活動費用として、適当に名目を付けて政治団体の 「政治資金収支報告書」の支出の部に記載されるのだそうです。

 

また選挙は、選挙期間中だけが選挙ではありません。 それよりもずっと以前から熱い戦いが始まっているのですが、こちらの選挙活動は(表向きは政治活動) 後援会などの政治団体が受け持っています。

 

候補予定者の知名度を上げるためのポスターやビラの作成とその貼り付け、決起集会やイベントの会場費や案内状の作成とその郵送費、それに必要な人件費、はたまた慶弔・接待・勧誘・招待・紹介・勉強会・支援者バス旅行などなど、もう勘弁してください。

 

これら直接的な出費もさることながら、これらの裏に隠れて飛び出す現ナマ攻撃、

「2当1落」などと政治の世界で使われる隠語、2億なら当選で1億なら落選という恐ろしい金額、 最近一躍スターダムにのし上がったあの 「河井安里議員(もう元になった?)夫婦の1億5000万円の買収資金の話にも代表されるように、市会・県会議員、市長に知事、その他の有力者の買収や票の取りまとめ依頼に、多額のお金が政治団体から支出されています。

 

ここまでくれば、4・5千万円~7・8千万円の収入では厳しい国会議員もいるでしょうね。

 

「だから選挙には金が掛かるんです」とする国会議員の言い分は笑止千万です。

 

法定選挙費用を超えるお金を使って 「選挙運動に関する収支報告書」に虚偽の記載をし、選挙運動期間の始まる遥か以前から政治活動と称して選挙活動に多額のお金を使って 「政治団体の収支報告書」に虚偽の記載をし、果てには票集めのために多額の裏金を使って公職選挙法に違反する買収劇までやってのけるとは言語同断です。

 

「選挙には金が掛かる」とは、自分が勝手に違法行為を犯してまで金(税金など)を使っておいてよく言えたものです。

 

国会議員はみんな、このような違法な行為が行われていることは知っていて黙認しています。

誰もこの状況を正そうとはしない。

「金が掛かる」とは言っても、それ以上の美味しい物が手に入るからでしょう。

 

「そうじゃない」、と言うまともな国会議員の方がおられたら、私たち国民と共に国会議員の在り方を正していこうじゃないですか。