1/22 世界との差 | OJAの独り言

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思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

こないだ読んだ少年サッカーの記事で世界との差を痛感した内容がありました。




ある試合で使ってもらえず悔しい思いをしてる子供に対し、

日本のコーチは
「悔しかったら練習しろ」
と言うのに対しサッカー先進国のコーチは
「悔しかったら上手くなれ」

似ているようで大きな違い。
詰め込み式の弊害。
この差は半端なく大きいと思います。


日本のサッカーレベルの底上げをしようと思ったらまず指導者の意識改革をせなあきませんね。



僕も最近老若男女問わずいろんな人にサッカーを教える機会が増えたんですが、
小学校に教えるのと社会人に教えるのとは
やり方変えるように工夫をしています。

小学生に対してはとにかくボールを蹴ることを楽しんでもらえるように一緒に自分も楽しんでやっていますが、
社会人に教える際には時間も限られているのでとにかく効率重視で自分が最も重要だと感じた気付きを伝えるようにしています。

ただ一回一回の練習が空いてしまい前回と何も変わらないことも多く結局同じことの繰り返しになっているのが現状。
最初はポイントだけ教えて基礎練習をひたすらやるんですがテレビで見たカッコいい技がやりたいと駄々を捏ねられることもしばしば。
今の基礎練習を昇華することでカッコいい技が出来るようになると思って説いてもなかなか理解してもらえず、
前回と同じ練習をしたら出来ない割りに文句を言われたりとたまに嫌な思いをしたりします。



ちょっと愚痴っぽくなっちゃいましたが上手くなるためには最低限必要な技術を持ってないと上手くなるための工夫もできないというのが僕の感想。

例えば、ロングシュートを決めたいと思ってもボールをミートする技術がないとそれは無理な話。
僕の実感としては強いボールを蹴るには筋力よりも確実にボールにミートする技術が必要であり、
ミートするには立ち足と蹴り足が適度な距離かつ膝下の振りのスピードを理解してないとできませんが、
立ち足と蹴り足を適度な距離に保つにはボールをその距離に置く(止めるではなく)技術が必要になる。
ボールを置きたい所に置くにはボールの特性を理解してボールに対するアプローチをどうするかを把握する。

リフティングなんかもやり方次第で試合に使える技術をつけるのに役立つと思っています。
リフティングは中学一年生の時に1000回越えてから回数へのこだわりはなくなったけど、
リフティングも回数よりもトラップを意識することで試合に活かされる技術が上がる度合いが一気に上がります。





自分への振り返りも含めて細かい内容になっちゃいましたが教える方も難しいと感じる今日この頃。

去年の夏にサッカー教えた小学一年生がこないだの正月にサッカー上手くなってて嬉しかったなぁ。
今やってるサッカーを引退したら小学生のコーチをどっかでやろうかな。
地元では引っ張りだこで何人かの友人の子どものサッカー教えてって言われてるけど、
そっちも出来る限りのその気持ちに応えようと思っています。





自分が優秀な指導者になれるかはわからないけどサッカーが楽しいという気持ちをここまで切らさずに続けられた大人として伝えられることはあるはず。

まとまりのない分にまたもなってしまったけど良い指導者になれるように自分のサッカーの記録をこれからも残してこうと思います。








                               OJA