1/18 一人乗りの舟 | OJAの独り言

OJAの独り言

思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

現在、天体観測 にはまっているOJAです。
と言っても昨日で一応見終わりました。

このドラマではしばしば話の最後に、
「私たちは、一人乗りの舟だ、
 誰も助けることもできない」
的な小雪さんのナレーションで締められる。

このドラマは大学時代の友人7人+1人が、
挫折
虚偽
離婚
死別
出産
挑戦
のなにかしらにぶち当たり、
ある者は一人で、
ある者は仲間の助けを借りて、
それぞれの困難にぶち当たっていく。




困難への対処の仕方については
見た人それぞれ感じ方が違うと思うので
言及は避けておいて、
私は大学生と言うモラトリアムな時間から
3年間という時間と困難の経験を経て、
本当の大人に脱皮することの大切さを
このドラマを通じて学んだ気がした。

今はほとんどの失敗がある程度許される学生。
生き急ぐ必要もなければ、
下を気にして毎日過ごす必要はない。


だけど、社会人は違う。
何をするにも第一に優先すべきは仕事。

昔の級友に会っていても仕事の電話が入れば
それに出ざるを得ない。
会社に生かされ、管理される。

例えば、結婚して新婚旅行行くにも
会社からまとまった休暇をもらわなければいけない。
元旦に書いた年末新婚旅行に行った友人も
結婚したのは夏であった。


会社という大きな箱に居場所を求めて
オールをこぎ続けなければいけない。
そのスピードは人や会社によって違うけれど、
休むことは許されない。

育児休暇のような特別な休暇はあっても、
何もないのに半年会社を休ませてくれと言っても、
休ませてくれる会社はない。



私はまだまだ未完成品。
大学を卒業してしまえば、
会社名が先行して名前を覚えられる。
OJAの〇〇社って覚えられたいって
野心も捨ててないけど、
それ実現されるとしても
20年、30年先の話。

しばらくは会社に生かされ、
自分の意志に反することでも
ノーと言えない日々が続くでしょう。



私も他者と変わりない小さな舟。

でも、誰も救えないとは思わない。

一人乗りの舟でも、
自分が乗らなければ
誰か一人は乗せられるからね。
そう信じていたい。



大学時代の友人関係は終わるわけではないけど、
学生としての自分は終わる。
学生気分を切り替えて社会人気質に
持っていくことが大切だと思う。

そのためには充実した仕事をすることが大事。

会社に生かされてもいいから、
自分なりにちゃんとやりがい見つけて目標持って
それに向かってがんばっていけば
自然と充実した社会人生活送れるんじゃないかな。


学生時代を思い浮かべて、
「あの頃良かった」
と思うのか、
「あの頃良かった」
と思うのか。

私の未来はどっちだ。



こんな理想論ばっかですが、
気持ちだけは切らさないように
がんばっていきたいと思います。




男の私が言うのもなんですが、
オダギリジョーかっこいい。

最後の電話で離婚を考えるサトブーに
「愛情なんてうまく伝えられる奴の方が
 少ないんだからさ」
と言う場面にこのドラマの中での
役柄のすべてが詰まっていましたね。

ライフカードとはまた一味違ったキャラがいいです。
というよりこういうキャラの方が多いですよね。

mixiはじめました。
結構面白いですね。

                  OJA