属の多年生の一種。茎は高さが10~30cmになり、断面が
四角形である。花期は6~8月頃で3~8cmの花穂に紫色
の唇形花を密集して咲かせる。
私とウツボグサの出会いは、私が薬草の本や月刊誌の付録
をハンドブックに山に採取に行って居た頃、八ヶ岳山麓の
原村で群落に出会ったのが初めでした。勿論、薬草なら何
でも採取に力を入れた訳じゃ有りません。幼児の時から、
幼児なりの労働力、父親の手伝いをさせられ、遊んで体力
を付ける年頃に筋肉も骨格も付けられず虚弱児に成り、体
力が無く胃弱に成長してしまったので、滋養強壮・健胃整
腸目的の薬草に絞ってでした。
日本ではハーブティとして用いられ、また止血作用と治
癒促進作用があるとされ、外傷薬として古くから利用さ
れてきた。強壮剤、うがい薬としても用いられる。
分布:北方領土を含む北海道から沖縄朝鮮半島、台湾、
中国、サハリン、シベリア。
