大分県竹田市といえば市町村合併で竹田市、直入町、久住町、荻町が4年前に合併して生まれた市である。滝廉太郎の荒城の月で有名な岡城址や久住高原、先にも述べた天下の名湯、長湯温泉をかかえる観光都市となった。


その竹田市の市長選が12日に行われ、新しい市長が誕生した。彼は長湯温泉の老舗旅館の息子として長年地域振興の先陣として頑張ってきた人物である。長湯温泉療養館 御前湯の復元、日本一の炭酸泉宣言を行い、また観光カリスマにも指名され、大分県議会議員としても活躍してきた。


大分県でも一番過疎化がすすむ竹田市だが、自然の豊かさでは九州でも一、二を争う貴重な財産をもっている。55歳という油の乗り切った年齢。観光都市 竹田市として、またそこに住む人に活気を生む彼独自の町づくりを期待したい。