先日、遠くは宮崎県の日向から新患さんが来院されました。
時間にして片道約3時間。
大変な距離です。
30代女性。
主訴は、頚部左側から肩・背中にかけての痛み。
地元の整形外科の診断は 『 ストレートネック 』。
そして、 「 頚椎後弯が神経を刺激しているのが痛みの原因。特に治療法はないので、痛くなったら来るように。 」 と言われたとのこと。
ご持参いただいていたレントゲンを拝見すると、確かにC4-5がやや後弯気味ではある。
にしても。
後弯が神経を刺激…?
治療法がない…?
これでは患者さんが不安になるだけですね。
さぁ、このような時こそ、我々の出番!
のはずが…。
地元の整体院・カイロ院に行ってみたら、問診・検査もそこそこ、体や症状についての説明も無く、ただ全身を緩めてボキボキされたのだそうです。
( ※ ボキボキ音を伴うアジャストは、正しく行えば痛くありませんし、さまざまな効果も期待できます。ボキボキが悪いわけではなく、正しく行える人が少ないので注意してください。)
( ※ ボキボキ音を伴うアジャストは、正しく行えば痛くありませんし、さまざまな効果も期待できます。ボキボキが悪いわけではなく、正しく行える人が少ないので注意してください。)
『 良いのか悪いのかもわからない 』 それが正直な感想だったようです。
あっ!そうそう。
これは別の方のお話ですが、ある整体院に行ったところ、脚の長さをチェックしただけで 「 骨盤がズレてます 」 と言われ、力ずくで 『 腰 』 をねじられたとのこと。
悲鳴を上げるほど痛かったそうです。
骨盤ではなく腰…しかも力ずく。
酷いですよね。
脚長差というのは、筋肉の緊張度合いによっても変化します。
うつ伏せで、顔を右に向けるか左に向けるかによって変化する場合もあります。
脚の長さを見ただけで骨盤がズレてるなんてことを言う施術(治療)院には…。
気を付けてください。
いつもどおり、問診・検査にしっかりと時間をとり、状態をお知らせして施術。
途中からはご主人も交えて、施術による変化を確認していただきました。
遠くから来てくださっているため、そう度々ご来院いただくわけにもいきませんので、出来るだけ多くの知識を持って帰っていただけるよう、体の理想的な構造や運動性について、あるいは予防に関するご説明などをさせていただいたのですが、こちらのご主人、救急隊員だそうで、非常に深い理解を示してくださいました。
きっと奥様の症状緩和に一役買って下さるでしょう。
私たちには、施術前後の説明責任があると思います。
ご利用をお考えのみなさん、特に初診時は、ぜひ施術を受ける前にいろんな質問をしてみてください。
ちゃんと取り組んでいる施術家の先生なら、きっと納得のいく説明をしてくださるでしょう。
頚部痛・背部痛・肩こり・ストレートネックなどでお困りの方は、大分中央カイロプラクティックセンターまでご相談ください。