Yさんからのご相談。
突然、ネットコミュニケーションズという会社から自宅訪問
されたんです。
直接、出くわすことはなかったんですが
ポストに【ご連絡のお願い】 と書かれた紙が入っていました。
”至急下記までご連絡を頂きます様よろしくお願い申し上げます。”
とあって
株式会社 ティー・アンド・エス の社名と所在地が記載されていました。
それで、自分でネットコミュニケーションズって何だろう?と思って調べたんです。
※の横に、公安委員会届出の元、営業しております。とあるので
ネットで調べたら、どうも探偵業?の仕事などをしている会社なんですよね。
※ 探偵って、身辺調査とかする会社かなと思っていたら、金融会社の委託を受けて調査したりもするようです。
株式会社 ティー・アンド・エス からは、時々催告書みたいなものがきていましたが、破って放置していたんです。 でも、こんな風に直接来られたりすると、早くどうにかしなといけないと思って相談にきました」 と 話されました。
「時効援用の内容証明を依頼したい」とご希望でしたが
相手債権者が「ティー・アンド・エス」だとわかっているだけなので
通常の催告書通知番号も確認できなため、文書作成を考案していたところ、
Yさんから「またティー・アンド・エスから書類が届きました
との連絡。
「今度は最後通告書となっています。」とのことで書類をいただきました。
ティー・アンド・エスの債権は転々と譲渡された債権も多く
原債権者(最初に借りた会社)は日本プラム・アエル・日新信販・ベルーナ・オリエント信販・タイヘイ・ユニマット・クレジットゴールド・宝商事・CFJ等 色んな会社ですが
その後、 ブロマイズ・エイシン産業・クリバース・センチュリー といった会社に譲渡され
最終譲受人の株式会社 ティー・アンド・エスから
支払いの催告がきている訳です。
他の方もケースも実際の訪問で訪問に関するご連絡の文書
がポストに入っていたり、「しきゅうれんらくこう」
との電報を受け取った方もあるようです。
Yさんの場合、「最後通告書」(文書がなくてもどうにかできますが)
から、時効援用通知を作成し、希望により代理人として対応しました。
一定期間経過後、時効援用の成功確認をしましたが
「債権は放棄し、時効処理済です。」
との回答を得ました。
Yさんの借金は、これで0になった訳です。
今回の例のように
債権者が調査・訪問を委託した会社が突然訪ねてくることがあります。
時効援用をすれば
支払い義務がなくなるケースが多い(要件を満たしている場合)ので
もし、出くわしてしまったとしても相手方から
「会社へ電話してください」と言われたら
無視する 知りませんと言う 時効でしょう。内容証明送ります。 等の対応をして
債務の承認(借りていたことを認める・払う意思を伝える・今は払えないけど等答える)をしないよう、気を付けてください。
専門家へも相談されることをお勧めします。
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