脱工業化社会 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 ここ数年、自分は営業の現場で働いていて特に感じることがあります。

 

 それは自分が主に知るベトナムやタイで「日本企業は売り負けている」を毎日のように感じています。

 

 

 さて、繁栄→衰退→減少(→絶滅)の循環は経済、国家にも言えるはずで、日本経済は衰退ど真ん中と自分は思っていました。

 

 さらに「平成の失われた30年」の後は「(今までのマイナスを取り返す)好況しかない」と以前は考えていました。

 

 思い出すのはアメリカ五大湖周辺のラストベルト(さびた地帯)、1980年代に製造業と鉱業の基幹産業が衰退した地帯で、それが日本にも本格的に訪れようとしています。

 

 

 日本企業が"売り負けている"は、こんな自分でも想定の範囲内ですが、"買い負けている"実情もあることが恐ろしいです。

 

 売れないにプラスして買いたいのに買えない往復びんたの状況で、それは衰退から減少に入っている証の一つなのでしょう。

 


 

 自分は楽観的で嫌なことがあっても三晩寝れば忘れますが、そんな自分でも物事を悲観的に捉える時代のようです☆