ここ数年、自分は営業の現場で働いていて特に感じることがあります。
それは自分が主に知るベトナムやタイで「日本企業は売り負けている」を毎日のように感じています。
さて、繁栄→衰退→減少(→絶滅)の循環は経済、国家にも言えるはずで、日本経済は衰退ど真ん中と自分は思っていました。
さらに「平成の失われた30年」の後は「(今までのマイナスを取り返す)好況しかない」と以前は考えていました。
思い出すのはアメリカ五大湖周辺のラストベルト(さびた地帯)、1980年代に製造業と鉱業の基幹産業が衰退した地帯で、それが日本にも本格的に訪れようとしています。
日本企業が"売り負けている"は、こんな自分でも想定の範囲内ですが、"買い負けている"実情もあることが恐ろしいです。
売れないにプラスして買いたいのに買えない往復びんたの状況で、それは衰退から減少に入っている証の一つなのでしょう。
自分は楽観的で嫌なことがあっても三晩寝れば忘れますが、そんな自分でも物事を悲観的に捉える時代のようです☆