久しぶりの寝台列車、せっかくなので乗車記を書き残しましょう。
東南アジアの鉄道旅は、ざっくりと時間を大きく使える魅力があると思います。
さて、ベトナム統一鉄道に自分が乗るのはこれで3、4回目、前回はコロナ前に乗った記憶です。
この統一鉄道は、主にハノイとホーチミンの約1,700キロを35時間ほどで結ぶと聞きます。
先日ダナン駅の窓口で買ったダナン駅→サイゴン駅(ホーチミンシティ)までの切符です。
切符のみ1枚で特急券や寝台券などはなく、6ベッド部屋の上段で734,000vnd(約4,100円)でした。
ちなみに往路の同区間は4ベッド部屋の上段で1,173,000vnd(約6 ,500円)でした。
1週間先?であれば切符はネット購入ができるようで、次回はネット購入を試しましょう。
料金体系は高い順に4ベッド部屋、6ベッド部屋、次に座席となり計3、4種類あるようです。
往路は始発なので車両内は片付いていて、ベッドは普通の人であれば過不足はありません。
エアコン設定17℃と思えるほどの寒さ、こんな脂肪の鎧を着た自分でも寒さ対策は必須です。
復路6ベッド部屋の3段ベッドの上からの眺め、高さのある下段でもギリ座れる高さ、上段は膝を立てるのがやっとでした。
途中乗車すればベッドはこんな感じで、この後に係の人が枕と掛布団を簡単に直しました。
車内販売があり飲み物や軽食に困ることはなく、カップ麺を食べる人をよく見かけました。
鉄道旅の楽しみの一つに食堂車があり、フォーなどベトナム定番メニューを楽しめます。
そう、トイレの問題ですよね、、、「気にする」人に自分は寝台列車をおすすめしません。
「気にはなる」人なら、各車両をまわってイケそうなトイレを探してください。
新旧車両が連結され、トイレに限らず車両で設備がかなり異なるので要確認ですね。
走行中は上下左右に揺れて続け、脱線したのか?と思うほど揺れることが時折ありました。
窓は開かないですし、乗り物酔いしやすい人は何か対策が必要です。
6ベッド部屋はコンセント、4ベッド部屋はUSBもあり、Wi-Fiはありませんが乗車中は概ね4Gか3Gの圏内でした。
『深夜特急』のインドでもあった乗客が網棚にも乗るようなことはなく、そこそこの快適性はあります。
色々とある統一鉄道ですが、今の日本では難しい大雑把な旅ができる価値がありました☆